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暑い夏がやってくる! 赤ちゃんにアイスを食べさせても大丈夫!?

  • 2020.7.20

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、赤ちゃんにアイスを食べさせてもいいのかお悩みのママからのご相談です。

Q.何歳からアイスを食べて平気なのでしょうか?

来月で生後10カ月になる男の子のママです。夏になると暑くて汗をよくかくようになると思うのですが、水分補給以外にアイスもあげても大丈夫なのでしょうか? 一般的には何歳からアイスを食べて平気なのでしょうか?

久野多恵管理栄養士からの回答

離乳食期に大人向けの商品であるアイスを与える事はおすすめしません。乳脂肪分も多いですし、糖分も多く、消化機能が未発達な赤ちゃんにとって負担になります。また冷たいものに慣れていない赤ちゃんは、胃腸への刺激でおなかが緩くなってしまい、消化機能が低下し、離乳食の進みや哺乳量にも影響が出てしまうということも考えられます。アイスに限らず、市販の糖分や脂肪分お多い菓子類は、3歳くらいまでは控えていただいたほうがよろしいかと思います。必ず何歳からにしなくてはいけないという指標はありませんので、ご家庭の判断によるところが大きいと思いますが、消化機能が発達する3歳ごろを基準として良いように思います。水分補給は、果物そのものでもできますし、冷たいものに慣れているのであれば、果物を凍らせてけずったものを少量与える程度であれば問題ないです。


※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより

離乳食期の赤ちゃんは食べないほうがいい?

糖分が多い

アイスクリームには、多くの糖分が含まれています。厚生労働省では、1歳~1歳6カ月(離乳食完了期)の赤ちゃんの1日の砂糖の摂取基準を4gまでとしています。アイスには糖分が何gあると思いますか? アイスクリームにもよりますが、市販のアイスクリーム100g中に約19gほどの糖分があるとか! かなりオーバーですよね。

添加物が心配

市販のアイスクリームには、添加物が含まれていることがあります。幼児さん用にアイスを選ぶときも、裏面表示を確認すると安心ですね。

脂肪が多い

特に乳製品を使っているアイスクリームは、脂肪分が多いです。

生卵を使っているものもある

原材料に生卵を使っているものもあります。生卵は、3歳までおすすめできない食材ですので幼児期も注意しましょうね。

※赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があります。月齢や進め方は目安です。赤ちゃんのようすをみながら離乳食をすすめてください。

※食物アレルギーのない赤ちゃんを対象にしています。アレルギーのリスクが疑われる場合や診断されている場合は、医師の指導にしたがってください。

※アレルギー表示は目安です。実際の食材および加工食品とは異なる場合がございます。パッケージ裏などに記載の原材料やアレルギー表示、成分表等をご確認ください。


※参考: ニュース(食・レシピ)「アイスクリームはいつからOK? 離乳食インストラクターが答えます!」【著者:保育士 中田馨 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長】

ベビーカレンダー編集部

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