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「え、白髪を発見…(涙)」アラサー女子の白髪の原因と予防を教えます!

  • 2020.7.15
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女性をトータルサポートする美人女医・南真実子先生が、体のお悩みにレスキューする連載企画。

第5回は、アラサー世代が気になる“白髪”がテーマです。鏡を見たら、白髪を発見!なんて経験のあるレディは意外と多いのでは? 30代になると徐々に増えてくる白髪について、南先生に伺いました。

「最近白髪が気になるようになりました。白髪ができる原因を教えてください」(30歳女性)

「黒髪の黒色の色素を作り出しているのはメラノサイトをいう色素細胞です。メラノサイトは毛包のバルジ領域というところにある色素幹細胞から分化します。メラノサイトは、メラニン色素を、髪の成長に大切な役割を持つ毛母細胞に送り込んで髪を黒くします。メラノサイトがメラニン色素を作れなくなると、白髪が生えてくるようになります。メラニンの生成が低下するのにはいくつか原因があります」

ストレス

「マリー・アントワネットが処刑されるショックで一夜にして髪が真っ白になったという逸話があるように、ストレスは白髪の原因になるといわれています。実際一夜にして白髪になることはありませんが、過度なストレスにより頭皮への血流障害が起こると、メラノサイトの活性が低下し髪が白くなる可能性があります。また、ストレスにより交感神経系が活性化されると、色素幹細胞にダメージを与えるという報告もされています」

栄養不足

「メラニンはチロシンから作り出されます。チロシンを合成するフェニルアラニンは必須アミノ酸で、食事から摂取しないと不足してしまいます。チロシンやフェニルアラニンはチーズや豆類に多く含まれます。若々しい黒髪を保つには、日頃から気をつけて摂取すると良いでしょう。ですが、摂りすぎには注意して下さい。また、貧血により頭皮への酸素供給が低下すると白髪の原因になる可能性もあります。女性の場合、月経量が多いと貧血に陥りやすいため、日頃から鉄分やビタミンB12を含む食品を積極的に摂るようにしましょう。若年で白髪になった方は、カルシウム、ビタミンD3や鉄欠乏性貧血の指標になるフェリチンが低かったという報告があります。また、銅不足が若年の白髪を誘発する可能性があるという報告もあります。
このように髪の色には様々な栄養素が関係しているとされています

生活習慣

喫煙は、若年者の白髪を優位に増やすという報告があります。メカニズムは完全には解明されていませんが、喫煙によって活性酸素が発生することでメラノサイトが損傷される可能性があるとされています」

紫外線

紫外線は、肌においてはシミの原因になりますが、頭皮においては色素幹細胞を損傷する原因の一つです。若々しい黒髪を保つには、頭皮にも紫外線ケアが必要です」

遺伝

「完全には解明されていませんが、白髪になりやすいかや、白髪が生え始める時期などには遺伝的な要因があるとされています。IRF4遺伝子は、メラニンの産生と貯蔵を調整し、白髪の原因となる遺伝子として知られています」

「白髪を予防するには普段からどのような心がけをすれば良いでしょうか?」
minami
出典: 美人百花.com

ストレスのため過ぎはよくありません。十分な睡眠をとり、適度な運動をするようにしましょう。ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動は頭皮の血流を良くする可能性があります。無理のない範囲で行いましょう。食生活にも気を付けましょう。メラニン色素を作り出すのに必要なチロシン、フェニルアラニンを含む食事を摂るようにしましょう。ナッツやチーズなどが良いですが、摂りすぎには注意して下さい。他にもビタミンB12やビタミンD3や銅など髪の色には様々な栄養素が関係しているとされています。偏った食事はせず、バランスの良い食事をこころがけましょう。喫煙は禁物です。抜け毛の原因にもなるので、禁煙が好ましいでしょう。紫外線ケアも大切です。曇りの日でも紫外線は放出されています。日傘や帽子などで紫外線から頭皮を守りましょう」

今後も、さまざまな体のお悩みにお答えいただきます。次の配信もチェックしてくださいね!

教えていただいたのは

出典: 美人百花.com

大阪美容クリニック理事長 南 真実子(みなみ まみこ)先生

祖父や父が産婦人科医であったことから、自身も大阪医科大学医学部卒業後、初期研修を経て大阪医科大学産婦人科教室に入局。主に、腹腔鏡手術、不妊治療、周産期治療などに従事し、産婦人科専門医を取得。検診業務にも従事し、マンモグラフィー読影認定医を取得。女性がいつまでも健康で美しく輝いていられるよう、更なる高みを目指して、美容医療、アンチエイジング医療を行う。大手美容クリニックで活躍後、2017年大阪美容クリニックを開院。婦人科・美容皮膚科を通じて、女性をトータルにサポートできるよう診療を行っている。

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