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東北観光するなら夏!東北の美しい13の穴場絶景スポット

  • 2020.7.13
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あなたはきっと知らないはず。東北にこんな絶景が待っているなんて。日本人として一度は見てみたい夏の絶景が東北にはたくさん揃っています。知らないなんてもったいない。さあこの夏は日本の絶景を見つけに東北旅行へ行こう。

奥入瀬渓流 / 青森県

深い自然林に覆われ、緑が目に鮮やかなこの景色。青森県にある「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」は草木の緑や透き通る水がとても美しい自然豊かな場所です。東北地方の絶景といえば、必ず名前が上がるスポットですね。

東京近辺では見れないこの大自然。自然が織りなす緑や花の美しい景色を目に焼き付けて、耳ではせせらぎの音や野鳥の鳴き声を聞いて、心身ともにリフレッシュしてくださいね。ハイキングにも最高の場所ですよ。

奥入瀬渓流

宇曽利山湖 / 青森県

透き通った青い水がとっても美しい絶景。ここは離島のビーチかと思いきや、青森県の山々に囲まれた湖なんです。名前は「宇曽利山湖(うそりやまこ)」と言い、宇曽利湖(うそりこ)とも呼ばれます。

恐山(おそれざん)のカルデラ湖で、水質は強酸性。青緑色の透き通った水には天然のウグイしか生息していません。また、湖畔の砂浜は非常に白く、極楽浜とも呼ばれています。秘境のような湖にぜひ一度足を踏み入れてみては?

宇曽利山湖

山の楽校のひまわり畑 / 青森県

圧巻のひまわり畑は青森県にもあります。青森県八戸市にある「山の楽校」では夏の間、楽校の裏手にあるひまわり畑では、例年8月下旬頃に200万本以上のひまわりが咲き誇る絶景を見ることができます。

例年見頃:8月下旬

「山の楽校」は廃校になった増田小中学校の校舎・敷地を利用した体験交流施設で蕎麦打ちなどの体験もすることができます。また、こちらではひまわりだけでなく、白くかわいらしく咲く蕎麦の花も見ることができるので、白と黄色の花の絶景を一緒に楽しんでみてくださいね。

山の楽校

鶴の舞橋 / 青森県

岩木山の美しい山影が津軽富士見湖の湖面に映り、日本一長い三連太鼓橋「鶴の舞橋」が架かるフォトジェニックな景色。こちらは青森県の北津軽郡で見られる景色で、木でつくられた橋の味を感じる一度は行って見たい場所です。

遠くの山並みをバックにした橋の姿は見事の一言。日中だけでなく、日出直後や夕焼け時の空の色が変わるタイミングも非常に美しく、写真好きにはたまらない瞬間が待っています。橋の両端にある公園も、のどかなおすすめスポットです。

鶴の舞橋

猊鼻渓 / 岩手県

平泉から車でおよそ30分、日本百景にも登録されている名所が岩手県一関市にある「猊鼻渓(げいびけい)」です。100mもの高さの岩壁が川を挟む光景は迫力満点の絶景です。雄大な自然に囲まれ、癒しの時間を過ごすことができます。

おすすめは舟下り。自然の力で生み出された岩の絶景と夏らしい緑の美しい川をゆったりと舟で下ることができます。ペットと一緒に舟下りを楽しむことも可能。川もとても綺麗で、美しい景観を堪能する時間を過ごしてみてくださいね。

猊鼻渓

ひまわりの丘 / 宮城県

夏らしさあふれる黄色の絶景。夏に欠かせない「ひまわり」の絶景が見られるのは宮城県大崎市にある「ひまわりの丘」です。こちらの丘では春には菜の花で、夏にはひまわりで丘一面が黄色一色に染まります。

ひまわりまつり:2023年7月29日(日)~8月17日(木)

6ヘクタールもの広大な土地に約42万本ものひまわりが花を咲かせます。7月下旬から8月上旬にはひまわりが見頃を迎え、丘は鮮やかな黄色に染まります。夏の青空にぴったりなひまわりの絶景を見て心も晴れやかになってくださいね。

ひまわりの丘(宮城県大崎市)

鳳鳴四十八滝 / 宮城県

東北地方の中心部、宮城県仙台市にも夏の穴場的絶景が待っています。それが「鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはちたき)」です。滝の美しい水音がまるで「鳳凰」の鳴き声のようだと名付けられたそうです。大小さまざまな滝が連なる、”涼”を感じられるスポットです。

メインの「鳳鳴大滝」は、高さ約25m、幅約10mの迫力ある滝。水の流れ落ちる様子や周りの岩々の折なる景観は、まさに造形美です。夏は、周りの緑が爽やかでより美しい光景が広がります。紅葉の季節もおすすめです。

鳳鳴四十八滝

伊豆沼・内沼 / 宮城県

7月から8月に見ごろを迎え、ピンクの花を咲かせる蓮の花。こちらのまるで極楽の一角かのような一面に広がる蓮の花を見ることができるのが宮城県栗原市の「伊豆沼・内沼」です。一面に広がる蓮の花はとてもフォトジェニック。

伊豆沼・内沼はすまつり:2023年7月22日(土)~8月27日(日)

毎年7月の下旬から8月の下旬まで「伊豆沼・内沼はすまつり」が開催され、沼一面に広がる淡いピンクの蓮の花を見ることができます。美しさもスケールも日本一といわれ、遊覧船に乗って間近でハスを見ることができるので見ごたえ抜群です。上品に咲く蓮の花は一見の価値ありです。

伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター

大曲の花火 / 秋田県

夏の風物詩「花火」。東北でも見るなら全国的に有名な日本随一の規模、技術を誇る花火大会「大曲(おおまがり)の花火」がおすすめです。秋田県で開催され、明治43年から始まったというこちらの大会は莫大な打ち上げ数を誇り、毎年多くの人が訪れる大規模な花火大会です。

開催日:2023年8月26日(土)

2023年は8月26日(土)に開催されます。全国から花火師が集い、渾身の一発を打ち上げます。ひとつひとつに職人の技術と思いの込められた渾身の花火を、ぜひ秋田県で楽しんでみてくださいね。

大曲の花火

獅子ヶ鼻湿原 / 秋田県

自然豊かな緑の絶景を見ることができる秋田県にかほ市にある「獅子ヶ鼻(ししがはな)湿原」。鳥海山麓北側に位置し、ブナの原生林に囲まれて多量の水も湧き出ているという神秘的でとても癒される場所です。

原生林の中には「あがりこ大王」と称された、樹齢300年・幹回り約8メートルという巨木も存在し、自然の力を感じることができます。また、世界的に稀少なコケ「鳥海マリモ」なども見つかっていて、トレッキングなど森の中を歩いて全身で自然を満喫したいおすすめスポットです。

獅子ヶ鼻湿原

立石寺 / 山形県

続いてご紹介するのは、趣ある自然と歴史の融合。山形県にある「立石寺(りっしゃくじ)」。ここでは雰囲気最高の山寺を見ることができます。切り立った崖の上にぽつりと建ったお寺の景色はとても見事ですよ。

特に夏は山の緑も濃くなり、絶景!松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と呼んだともされるこちらの場所。夏の旅にはぴったりの素敵な場所です。わざわざ行って見てみるべき景色が待っていますよ。

宝珠山 立石寺

川西ダリヤ園 / 山形県

続いてご紹介するのは日本最大規模の観光ダリヤ園、山形県にある「川西ダリヤ園」です。約4ヘクタールの園内では650種10万本ものダリアの花が咲き、美しい花の絶景が広がります。大輪のダリアが咲き誇る様子はとても華やかですね。

開園期間:2023年8月1日(火)〜11月2日(木)

開園期間は2023年8月1日から11月2日と夏から秋にかけての期間限定となっています。期間中は園内でも様々なイベントも開催されるので、花だけでなく楽しく盛り上がってみてくださいね。カラフルなダリアの花でフォトジェニックな一枚を写真に収めてみてくださいね。

川西ダリヤ園

霧幻峡 / 福島県

川霧が川面に立ち込め、ぽつりと舟が浮かぶ趣ある景色。福島県の山間にある「霧幻峡(むげんきょう)」です。濃い緑の木々と水面に反射して映る水鏡。その上をゆっくりと舟が進んでいく光景は何とも情緒があり心も落ち着きます。

川霧が特に発生しやすいのは6月から9月上旬にかけての夏の季節です。早朝と夕方は特に濃い霧が広がるケースが多いらしいですよ。昔ながらの手漕ぎの和舟に乗る「霧幻峡の渡し」は幻想的な景色とタイムスリップしたかのような昔ながらの風景を感じられます。渡しの乗船は予約制です。

霧幻峡

夏の東北に絶景が待っている

今回は、夏の東北の穴場的な絶景を紹介しました。ひまわりや緑の絶景など隠れた夏の絶景が東北では多く見られます。自然豊かな東北ならではの景色を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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