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6割が家庭内で発生!? 幼い子どもの事故を防ぐリビング収納法5つ

  • 2015.4.29
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【ママからのご相談】

30代主婦です。1歳の息子がいます。最近、歩くことができるようになったのですが、先日リビングにあるゴミ箱につまずいて転んでしまい、テーブルに額をぶつけてしまいました。 幸い大きなケガはしなかったのですが、小さな子どもも安心してすごせる収納について教えてください。

●A. 「触りたい」という欲求を満たしつつ、隠す収納で対応しましょう。

ご相談ありがとうございます。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。

平成23年の人口動態統計によると、わが国では0歳を除く1~14歳までの子どもの死亡原因の中で不慮の事故が上位を占め、1歳の子どもの転倒・転落による死亡も上位という結果が出ています。また、子どもの事故の発生場所として、家庭内が約6割、その中でも居間が第1位となっており、極めて重大と言えます。

●事故を防ぐ収納法5つ

●(1)“隠す収納”でお部屋をスッキリ

収納には“隠す収納”と“見せる収納”がありますが、お子さんが小さい時期は“隠す収納”にしましょう。興味のあるものは触りたくなりますし、なめてしまうこともあります。小さいモノだと誤飲の恐れもありますので、目に触れないようにしておくのが賢明です。

●(2)床にモノを置かない

大人でも床にモノが置いてあったら蹴つまずいたり、蹴飛ばしてしまったりすることがあります。

頭の重たい小さなお子さんは、ちょっとしたことでバランスを崩し転んでしまいます。危険を避けるために、床にモノは置かないようにしましょう。

●(3)危険なモノは手も目も届かない場所に

床だけでなく、お子さんの手の届く場所にはモノは置かないようにしましょう。目の届くところも避けた方が安心です。いろいろと考えて取ろうとすることがあり、目的のモノ以外のモノも倒したり落としたり危険がいっぱいです。

●(4)市販のグッズを活用する

テレビ台の下や戸棚などは、お子さんに簡単にあけられないようロックやカバーを付けてガードしましょう。また、コンセントやケーブルも危険ですので、カバーをするようにします。

100円ショップなどで手に入れられるものもたくさんありますよ!

●(5)開けてもいい引き出しや戸棚を作る

「あれもダメ」「これもダメ」と“ダメ”ばかり言うのはママとしても心苦しいし、お子さんもかわいそう。「ここだけは自由にあけていいよ」という引き出しや戸棚を作ってあげましょう。

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子どもは大人が想像していることとは違う動きをすることがあります。ちょっと目を離した隙に危険にさらされることもあります。ママもお子さんも安心してすごせるよう、お子さんの成長に合わせた安全対策が大切ですね。

【参考リンク】

・家の中は危険がいっぱい | ベビカム

●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)

「楽しみながらできるお片付け」はもちろんのこと、パソコンやスマートフォンを活用して、お片づけの効率化をはかります。また、小学校教員の経験をもとに、子どもたちも楽しく、わかりやすいお片づけのコツをお伝えしています。

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