色んなお店の味を自宅やオフィスで。最新フードサービスまとめ

新型コロナウィルスの影響で少なからず影響のあった食生活。自粛期間中は自宅までお店の味を届けてくれるフードデリバリーサービスや、飲食店のテイクアウトにお世話になった人も多いのではないだろうか。飲食店の休業要請は緩和され、外食ができるようにはなったものの、新しい生活様式の選択肢として進化を続けているさまざまなサービスを紹介しよう。

タイミーデリバリー

スキマ時間でアルバイトできるアプリをリリースしている「タイミー」の新サービス。配達効率をあげることで、店頭と同じ値段＋送料300円での提供を可能にした。料金は注文時にクレジットカードでの支払いとなる。現在β版をリリースしており、東京は渋谷と六本木に配達されている。

「ユーザーは20代の一人暮らしの方が多いです。配達効率をあげることで、他のサービスと比べてより安いお値段でお届けができるので、今まで値段が理由でデリバリーサービスを利用できなかったユーザー層にも使っていただければと考えております」（タイミー広報）

広報担当者のおすすめ店は「東京たらこスパゲティ」「焼きとりの八兵衛」「究極のブロッコリーと鶏胸肉」など。他のデリバリーサービスに比べてより安い価格で利用できるので、日常使いにちょうどいい。

Chompy

国内発の新しくはじまったフードデリバリーサービス。現在はオープンβ期間中で、渋谷区から３キロ圏内で毎日11:00-21:00の間サービスを提供。チェーン店ではなく、個人経営のお店を中心に、こだわりの料理をそろえている。こちらも送料は300円だ。
グループ注文機能があり、2人以上で注文すると配送料が無料に。会社の同僚とランチにでかける代わりとして注文するのがいいだろう。

「20~30代の若年層が主なユーザー層です。単身世帯からの注文と2人以上世帯からの注文が半々ぐらいですね。パーティーもございますが、主に日常のシーンでご利用いただいております。店長さんの顔写真やお店のこだわりとセットで味わうことで、美味しさをより感じていただけるように工夫しています」（SYN, Inc.代表）

最近の人気店は、代々木上原のフレンチレストラン「sio」。ミシュラン1つ星のお店ながらデリバリーに最適化したメニューを提供しており、ファンも多いとのこと。
他のデリバリーサービスでは味わえない、こだわりのお店の味を堪能しよう。

POTLUCK

サブスクリプションのテイクアウトアプリ。プランによっては1日2回までの注文が可能だ。アプリ上で事前予約をすると、店舗に行って商品を受け取れる。ランチ時間帯はテイクアウトも混み合うことが多いため、サッと受け取って混雑を避けられるのは嬉しい。現在は渋谷を中心とした都内・及び茅ヶ崎の約200店舗700メニューにて利用可能。
和食・中華・エスニック・サラダ系など幅広く取り揃えており、A5ランク和牛を使用した「焼肉 富士門」の和牛丼や、食べ比べが楽しい「6curryKITCHEN」のカレー3種セットなどが人気だ。

「渋谷周辺にお勤めの20代・30代オフィスワーカーの方に多くご利用いただいており『ついついコンビニでお昼ご飯を済ませがちだったけど、手軽においしい料理を食べられるようになってうれしい』といった声をいただいております」（広報 和田さん）

毎日ランチもしくはディナーに1回注文できる「毎日プラン」なら1日397円(税抜)とリーズナブル。
コンビニで済ませるよりもお得にランチを楽しめるだろう。

Retty

実名口コミグルメサービスRettyではテイクアウト、デリバリー可の店を探しやすくリニューアル。WEBやアプリ上でテイクアウトやデリバリーを導入している飲食店を探しやすくなったのだ。検索結果ページに「テイクアウト可」「デリバリー可」のラベル表示を追加。各店舗のページでは、より細かい情報が掲載されるようになっている。

「高まるテイクアウト・デリバリーの需要を受け、情報掲載を開始しました。新たにテイクアウトやデリバリーを導入される飲食店からは宣伝効果、ユーザーには近所の飲食店の最新の情報を知ることができるので『このお店もテイクアウト、デリバリーはじめたんだ』など効率的に導入店舗を探せて便利との声を多くいただきました」（Retty 広報担当）

予約困難な五反田の名店「食堂とだか」や白金の人気焼肉店「焼肉ジャンボ 白金店」など、テイクアウトが好評な店舗は多数ある。
特にテイクアウトの情報は、店舗が何かしらのサービスに登録していない限り、店先の看板でしか知り得ないことも多い。オフィスや自宅近くのお店の情報を調べてみては。