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既婚者への片思い。経験者に聞いた気持ちの行方

  • 2020.6.26
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今回は既婚者に片思いをしてしまった経験を持つ5人の女性に、その後、どのような対応をしたのか? をお伺いしました。ダメとわかってはいても、既婚者への片思い。もしもあなたの中に、そんな気持ちが芽生えてしまったら。

■既婚者への片思い……好きになった人には既に家庭があった

なにかと世間で大きく取り上げられてしまう芸能人や政治家の不倫のニュース。不倫なんてとんでもない! そう思っていても、好きになった人が既婚者だったらあなたはどうしますか? 浮気や不倫が発覚したとき、慰謝料として請求されるかもしれない金額は一般的に50~300万円。このリスクに見合うだけの”恋愛”なのでしょうか?

今回は既婚者に片思いをしてしまった女性5人に「その気持ちをどうしたのか」、お話を詳しく伺いました。

■Aさんの場合:相手の離婚を待ち望んだけれど

Aさんが恋に落ちたのは職場の上司。
仕事の悩みを聞いてもらう内に、どんどん好きになってしまっていったのだそう。

「私にも彼がいたのですが、仕事ですごく悩んでいるときに、彼も忙しくて全然頼りにならなくて。そんなときに、上司に飲みに連れていってもらって、すごく親身にアドバイスをもらって。そしてようやくそのトラブルが解決したときに自分のことのように喜んでくれて、本当に好き! って思いましたね。上司は結婚しているものの、あまり家庭が上手くいってないと言っていたので、思い切って告白したら、待っててほしい、と。なので私も彼と別れたんです」

相手が既婚者であることはわかっていたものの、好きだという気持ちを抑えきれず、想いを伝えたAさん。しかし、その想いに反して、相手の気持ちは自分からどんどん離れていったといいます。

「一向に状態が進展しないうえに、上司がどんどんよそよそしくなって……結局1年経ってから、婚活をして、今度そこで出会った人と結婚することになりました」

既婚者に告白をして、相手からも返事をもらったものの、現実には想いは成就することはなかったようです。

■Bさんの場合:割り切ったお付き合いをすることに

Bさんが好きになったのは、とあるお食事会で出会った、かなりお金持ちの男性。今まで感じたことのない”上品さ”が伝わってくる身のこなしに、恋してしまったそうです。

「友達がお金持ちのおじさんを紹介してあげる! と。そのときはタダで美味しいごはんを食べられてラッキー、くらいの軽い気持ちでした。ところが、紹介された男性がとても紳士的で素敵な人で。その後も何度も食事に誘っていただいて、そのたびにこんな素敵な男性がいるのか、と目から鱗でした。ただ彼には、パートナーとお子さんがいて、彼が家庭を捨ててこちらに来てくれることはないな、というのも最初からわかってました」

彼が家庭を優先させることを理解しつつも、Bさんは相手の男性と関係を深めていきます。

「なので割り切ったお付き合いをしています。今は彼の他にお付き合いしている男性はいないです。年も年だし、そろそろ彼氏作らなきゃなんですけど、彼と比べると他の男性が色褪せて見えるのが悩みです」

素敵な既婚男性には壊せない家庭。軽い気持ちで参加したお食事会で、悩ましい関係に発展してしまったようです。

■Cさんの場合:思いをぐっとこらえてプラトニックのままで

Cさんが恋したのは、大学時代の恩師。年も親子ほど違いますが、人生の節目節目で相談に乗ってもらっているうちに、「好き」という気持ちが芽生え始めたのだそう。

「大学院に行くか行かないかすごく迷っていたときに、教授室で何時間も話を聞いてくれて。結局、就職することにしたのですが、それを報告しにいくと、顔をくしゃくしゃにして『よく決めたなあ、えらいなあ』って褒めてくれて。なんかそれにキュンとして、それ以来、ずっと心の中に先生がいました」

そう語るCさんが導き出したひとつの結論。それは、相手を困らせないように、自分の気持ちを満たすこと。

「ただ、歳も違うし、先生は結婚もしているどころか孫もいて。好きといっても先生を困らせてしまうだけ。それなら、と、定期的にゼミOBの飲み会を主催することにして、せめて定期的に先生に会えればいい、そう思っていまはそれを生きがいにしています。恋人はおらず、本当に先生に片思いしているだけ。これでいいのか、とたまに不安にはなりますが(笑)」

好きになった男性は既婚者の上に年の差が。定期的に会えるだけで、いい。それがCさんの出した結論でした。

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■Dさんの場合:とんとん拍子に結ばれることに

Dさんが好きになってしまった既婚者は、海外出張先で出会った現地の男性。2週間という短い期間しかいなかったにも関わらず、お互い激しく惹かれ合ったそうです。

「海外出張先で出席したパーティで名刺交換をした相手なのですが、彼が日本に留学していたこともあり、話が盛り上がり、Facebookを交換。そうしたら共通の知人がいることもわかって、その後も話が尽きませんでした。彼は結婚していましたが、結婚生活は破たんしていて、別居中とのこと」

”いつか日本にまた戻りたい、そのときはプロポーズする”という言葉をもらったDさん。その後、事態は急速に進展していきます。

「当時、私には一応恋人がいたのですが、結婚はないなあと薄々と感じていて。かといって、出張先で一度しか会っていない男性と、すぐにどうにかなるイメージもわかず、連絡だけは取り合っていたものの、あまり期待してはいませんでした。ところが1年経って、彼から別れたよ、と報告をもらい、それを契機に私も当時の彼と別れることにして。その後とんとん拍子で結婚が決まりました」

まさに運命的な出会いをしたDさん。相手が既婚者といえど、すでに別居中だったこともあり、スムーズに結ばれることになりました。

■Eさんの場合:「いつか別れてくれるかもしれない」に賭ける日々

Eさんが好きになった既婚者は、サークルの先輩。

もともと付き合っていたのですが、Eさんから別れを切り出した過去がありました。先輩が結婚する、と聞いたときに、本当に好きなのはこの人だ、と思ったEさん。自身の想いをぶつけましたが、彼からの返事は「もう遅い」でした。

「それで諦めようとしたんですけど、やっぱり諦められなくて、結婚後に会って、もう一度好きだと言いました。彼は私のことを、どこか気にしているようで、ただ、今は別れるつもりはないと。それでも私は待つ、て言ったんです。彼も迷っているみたいなので……」

その後定期的に彼と会っているEさん。少しでも望みがある限り彼を待ちたい、というのがEさんの出した結論でした。

■それぞれの結末を迎えた、既婚者への片思い

絶対にしてはいけない、とは言えないけれど、できれば避けたい「既婚者への片思い」。

うしろめたい関係から、正々堂々とした関係に発展することもありますが、なかなかすんなりはいかないようです。もし既婚者と恋に落ちてしまったら、あなたならどうしますか?

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