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【子どもからの手紙】涙が止まらない、笑える…宝物にしたい手紙エピソード【パパママの本音調査】 Vol.365

  • 2020.6.24
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子どもからの手紙。たとえ読めないようなたどたどしい字だったとしても、初めてもらったときの喜びは、筆舌に尽くしがたいですよね。どんなものよりもうれしくて、宝物にしているパパやママもいることでしょう。

今回は、子どもたちからの手紙について、その内容や返事の仕方など、考えてみたいと思います。

■子どもから手紙をもらったことある?

アンケートでは、子どもから手紙をもらったことがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が95.3%となりました。多くのパパやママたちは、園や学校のイベントでもらう、家でもらうなど、さまざまなタイミングで子どもから手紙をもらっているようです。

Q.子どもから手紙もらったことある?

園や学校のイベントとしてもらったことがある 27.1%
家でもらったことがある 21.6%
学校、家のどちらからももらったことがある 46.6%
もらったことがない 3.8%
その他 0.9%



■子どもからの泣ける手紙

子どもからの手紙には、並んだストレートな言葉に、読んだ瞬間不意打ちをくらい涙を止まらなくする力があります。
「『いつもお休みが少なくても頑張ってるママ。くたくたで疲れてるママも怒っちゃうママも大好きだよ。 私もママのお仕事を大人になったらやりたいな。 そのときはおしえてね! 大好きだよ』 これを6歳のときにもらいました。涙がとまりませんでした」(静岡県 30代女性)
「子どもが保育園に通っている頃、『お父さんいつもお仕事お疲れさまです。土曜日までお仕事してくれてお休みの時は一緒に遊んでくれてありがとう、お父さん大好きだよ』と書いた手紙を渡されて読んだ時には涙が止まりませんでした」(千葉県 60代男性)
「反抗期の娘に中学卒業する頃、手紙をもらいました。『いつも八つ当たりをしてごめんね。どうしてかわからないけど、イライラして怒ってばかりでごめんね。本当はママの事が大好きなのに素直じゃくてごめんね。ママが私のママでよかった』…と。三年経った今でも私の一番の宝物です」(青森県 40代女性)
「小学校の卒業の際にもらった手紙が1番感動しました。娘が2歳の頃に離婚し、縁があって小学5年に再婚。半年くらいたって妊娠し弟を出産。手紙の内容は、私に家族をくれて弟を産んでくれてありがとうと書いていました」(岩手県 30代女性)


■子どもからの「大好き!」と書かれた手紙



日常生活の中で、子どもたちが「大好き」とか「いつもありがとう」という手紙をもらう人も多いのではないでしょうか。なによりうれしいのは、子どもたちが自ら「気持ちを伝えたい」と思って筆をとってくれることですよね。

「息子が4歳のときに、すごく長いラブレターを書いてくれました。要約すると『おかあさんだいすきだよ。いつもごはんおいしくてうれしい。怒って怖いときもあるけどだいすき』。うれしい、だいすきオンパレードでA4の紙に小さな文字でビッチリと書いてくれて…。もうお母さんはメロメロです。いつかクソババアと言われた時に読み返そうと大切にしまってあります」(神奈川県 30代女性)
「上の子は字を覚えたころ、何度も何度も『パパ、ママだいすき』と書いてくれました。高校生になった今も飾ってあります!」(神奈川県 40代女性)
「昨日、私の誕生日に息子から手紙をもらいました。『ママがいてしあわせです』と書いてありました。私も幸せです、ありがとう」(神奈川県 40代女性)
「長男から、覚えたての字で「うんでくれてありがとう」と 書いたカードをもらいました。感動でした」(宮崎県 40代女性)
子どもが小さいときにくれる「まま だいすき」の手紙。子どもが大きくなってくると、そんな手紙はなかなかもらえなくなります。だからこそずっと取っておいて、何度も見返したくなりますよね。



■子どもからの笑える手紙



「これは、ギャグなのか?と思うような間違いがいろいろ。『お母さんへ いつもありがとう だいすけ?(だいすき) ぼくのだいすきなカレイをつかんでくれて(カレーをつくってくれて)ありがとう ぼくのすきなばけもん(ポケモン)のおべんとうをつくってくれてありがとう』。文字を覚えたての時ですが、他にもいろいろな間違いがありました。国語力は大切だとしみじみ思いました」(兵庫県 40代女性)
「覚えたてのひらがなで一生懸命書いてくれた手紙の語尾がなぜかすべて『だす』で、喜び以上のものをもらいました」(静岡県 40代女性)
「長男の高校卒業の時、手紙をもらい、感動的な言葉が書かれているのかと、泣く準備をしていました。でもふたを開けてみれば、『まだまだ家を離れる気はありません。お金、ヨロシク!』でした」(福島県 40代女性)
「息子が幼稚園の頃、『おかあさん、ドラえもんにならないでね』と、書かれた手紙をもらったことがあります。体型のことか…?」(茨城県 40代女性)
どのエピソードからも、親子のやりとりが想像できて、ほっこりと温かい気持ちになりました。子どもならではのかわいらしい間違いから、ちゃっかりとしたところなど、いろいろな子どもの姿を垣間見られるのも、手紙ならではの楽しみ方と言えそうです。

■イベントでもらう子どもからの手紙



「娘はよくお手紙をくれます。つい先日も、『早めの母の日』と言って、折り紙の花束とお手紙をくれました。普段は鬼婆のごとくしかっているママでも、好きと言ってくれてうれしいです」(神奈川県 30代女性)
「小学校の卒業式の日に普段は言ってくれないことを手紙に書いてくれて、泣いちゃいました。特に、『産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう』という文字に感動しました」(茨城県 40代女性)
「今年のクリスマスに、『お母さんにはサンタさんが来ないからかわいそうだ』とお手紙をもらいました。『いつもおいしいごはんありがとう、家事をたくさんありがとう』ってサプライズをしてくれて、本当にうれしかったです」(北海道 50代女性)
「年長最後のお弁当の日に、手紙をもらいました。覚えたてのひらがなで『3ねんかんおべんとうつくってくれてありがとう』と。涙が止まらなかったです」(神奈川県 40代女性)

そのほか、パパからは「父の日に、手紙と自分の小遣いで缶コーヒー1本買ってくれる」というコメントも寄せられていました。母の日や父の日、そして誕生日などの記念日は、子どもたちが手紙をくれる一つのタイミングになっているようです。

こういったイベントのときは、保育園や幼稚園が主体となって、パパやママへの手紙を企画してくれることも多いように思います。筆者も、長男が幼稚園に通っているとき、私や夫への手紙をたくさん持ち帰ってきてくれました。幼稚園から帰宅後、手提げカバンから出てくる手紙をみて、不意に喜ばせてもらったことが多くあります。







■手紙が親子の大切なコミュニケーションに

親子での手紙のやりとり方法や保管方法についてもコメントが寄せられました。

▼親子での手紙のやりとり



「イベント時は、お互いに家族全員で寄せ書きみたいなカードを書きます」(神奈川県 50代女性)
「小4の息子から『ママに手紙を書くね』と始まったのが交換日記です。ノートにたいしたことは書いていませんが…。いつまで続くかわかりませんがしばらく続けようと思います」(北海道 40代女性)

手紙だけではなく、日記だと日々の思いを都度言葉にして伝えられてよいですね。

▼手紙の保管方法や返信についての工夫も



「学校のイベントで書いてくれました。紙にぎっしり書いていて、うれしくて額縁にいれて飾っています」(山口県 30代女性)
「私の誕生日に兄弟で書いてくれました。『ママの子どもでよかった』って書いてあって、泣きながら読みました。手紙はカバンに入れて持ち歩いています」(宮城県 40代女性)
「命の授業で親宛てに書いてもらいました。それ以外でも日常で書いてくれていますが、毎回うれしいし、涙ものです。その分、返事を書いて渡します」(青森県 30代女性)

「手紙を飾る」ことによって、いつでも手紙をもらったときの感動を思い出すことができそうですよね。また、子ども自身にとっても、自分が書いた手紙を喜んでもらえたと実感することができるかもしれません。

そして、「返事を書いて渡す」ということは当たり前のようで、親から子へ手紙を書いたことがある人は意外に少ないのではないかと感じました。

筆者自身は、子どもから手紙をもらったとき、それに対して口頭では感謝を伝えても、返事を書くことは、これまであまりできていないことに気付きました。

■手紙が親子の思い出を彩る



「子どもたちが書いた手紙をたくさんとってあります。仕事から帰宅した私に、たびたびミニレターをくれました。私の似顔絵に『まま、すき』と書いたものや、『けさはママのことキライっていってごめん』などと汚い字で一生懸命書いた反省文があり、読み返すたびにおかしくなります。子どもたちは覚えていないかもしれませんが、大切な宝物です」(神奈川県 40代女性)
「小さい頃は、感謝の言葉など、たくさんお手紙をもらいました。それから数年たった今は、私に対しての意見、例えば『いつまでも子どもではないので、子ども扱いしないでください』などと言われて、成長を感じます。手紙の最後には『大大大好きです』と書いてくれているので、意見を真摯(しんし)に受け止めてもっと子どもの気持ちになって発言しようと思いました」(兵庫県 40代女性)
「息子の20歳の誕生日に時計を贈りました。すると、息子から主人と私宛てに『20年育ててもらってありがとうございます』と、感謝の気持ちがびっしりと書かれていました。ぶっきらぼうで、普段あまりしゃべらないので、涙目で文字が読めないくらい感動しました」(大阪府 50代女性)

これらのコメントからは、手紙が思い出を彩っていたり、子どもの成長を実感させる証となっていたりと、家族によっては非常に大切なものになっていることがわかります。手紙の内容が、たとえうれしい内容ばかりではなくとも、そこに書かれた本音、本心が、親子の関係をよりよくする上で重要な役割を担っているようにも感じられました。

9割以上のパパやママがもらったことがある子どもからの手紙。その手紙はパパやママにとっては特別な思い出の一つとなっていることでしょう。

また日々のコミュニケーションだと、親もつい口調がキツくなってしまったり、言いすぎてしまったりすることがあります。そんなときは親からも子どもに手紙を送り、普段は言えない本音を伝えるのもいいかもしれません。親が手紙をもらってうれしく感じるように、子どもにとっても親からの手紙はうれしいはずですから。

いまはSNSで親子間の会話も成り立つ時代です。気軽な会話や連絡、「ごめんなさい」の言葉も、すぐに思い立ったら送れる便利さは、親子の会話のひとつのツールといえます。そんななかでも手紙は、親子それぞれに記憶や思い出として、大きく残るもの。手紙を書く行為には、もしかしたら互いに思いやる気持ちも込められているのかもしれませんね。

筆者も早速おしゃべりが苦手な長男と、最近ひらがなを読めるようになった次男にお手紙を書いてみたいと思います!

Q.子どもから手紙もらったことある?
アンケート回答数: 6814件
ウーマンエキサイト×まちcomi調べ

(高村由佳)

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