恋の駆け引きは…押したあとの「上手な引き方」とは？

恋愛において、“押して引いて”の駆け引きが大事だとはよく言われます。

“押す”というのは、自分から連絡してデートに誘ってといったところでしょう。

しかし、“引く”というのはイマイチ分かりません。どんな引き方が、適切なアプローチとなるのでしょう？

好きになった人に対しては、自分からよく連絡するはず。そうやってある程度押したのなら、次は引くべき。自分からはもう連絡しないというスタンスを取るべきでしょう。

もしかしたら、しばらく連絡が来ない可能性もあります。不安にもなるでしょう。でも、そこでまた自分から連絡してしまうと、それまでの我慢が水の泡になります。相手からの連絡が来るまで待つ。それが、引くということです。

すると、相手も気になって、何気なく「元気？」なんていうメッセージを送ってくるはずです。かなり嬉しいと思いますが、そこも焦らず対応してください。

もし、いくら待っても連絡がない場合は、残念ながら、脈なし……ということになるでしょう。

好きになれば、自分から誘って遊びに行ったり、ごはんを食べたりもするはず。楽しい状況かもしれませんが、その関係をずっと続けてしまうと、普通の友だちになってしまう可能性も。ここはいったん、引かなくてはいけません。

こういうときは、ほかの男友だちとよく遊んだりしてみるといいでしょう。それなら、彼からの誘いをただじっと待ち続けているよりも、ずっと気分も楽です。

それに、男友だちと遊んでいるという気配を、彼が感じてくれたなら、なんとなく気になってくるもの。自分から誘ってみようかな……という気分にもなってくるはずです。

好きな人とは、会いたいし、遊びたい。でも、「遊ぼう遊ぼう」と頻繁に声をかけていると、相手から、“遊んでばかりの人”という印象を抱かれてしまいます。それは明らかなマイナスです。

なので、いったん誘うのをやめて、遊びたい欲求を抑え、仕事に打ち込んでみてください。趣味にのめり込むのでもいいです。

もし、彼から「遊ぼう」という連絡が来ても、1度くらい「仕事だから」と断ってもいいでしょう。それでも相手は決して悪い印象は抱きません。むしろ、仕事を理由に断ることで、「ちゃんとした人なんだ」という印象が与えられます。

それに、何かに打ち込んでいる姿というのは、男性から見ても素敵に映るものです。

好きな人の誕生日であれば、お祝いしてあげたいと思うし、プレゼントもあげたいと思うでしょう。

その気持ちは、おそらく相手も察しています。誕生日が近付いてきたらきっと誘われる……と思っているはずです。それを裏切るのが、“引く”ということです。

誕生日当日、「おめでとう」とだけメッセージを送ってみてください。そのあっさり加減に、拍子抜けするでしょう。そして、俺のこと好きじゃなかったのかな……と思います。

そこからだんだんと気になり始め、連絡せずにはいられなくなってくるのです。

「押す」よりも、意外と「引く」ほうが難しかったりします。勇気も要るし、忍耐力も必要です。

でも、好きになったのなら、それぐらいのことは乗り越えられますよね？

（大木アンヌ／ライター）

（愛カツ編集部）