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初心者でもカンタン♡フラワーデザインのバリエを劇的に増やす方法とは

  • 2020.6.22
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フラワーアレンジメントのバリエーションを劇的に増やす「時短」・「花材選択」・「高見せ」のテクニックを美しい写真とともに解説している本『プラスアクション!劇的フラワーデザイン』。草花をこよなく愛する方々に向けたタメになるアイデア満載なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ほんのひと手間がより美しい仕上がりに

料理でいうところの「時短」やファッションであれば「着回し」や「高見せ」など。こうしたテクニックは、フラワーアレンジメントをする際にも役に立つのではないかという発想のもと刊行された『プラスアクション!劇的フラワーデザイン』。

本書ではフラワーアレンジメントのバリエーションが劇的に増やせるテクニックとして、大きく分けて3つの方法が掲載されています。1つ目は「時短」(ひと手間で見た目を素早く変えるテクニック)、2つ目は「花材選択」(限られた花材で多様にアレンジするテクニック)、3つ目は「高見せ」(身近な素材でコスパ良くクオリティを上げるテクニック)。今回はその中から、初めての方でも簡単にできる「時短」と「高見せ」の方法をご紹介します。

花の向きを変えるだけで印象が格段アップ

花の顔が正面を向いているのか、または上を向いているのかで印象はガラリと変わります。向かって左ページの花芯を正面に向けた場合は華やかさがアップするので、スタンド花などで楽しまれる方が多いようです。一方で花芯を上向きにした場合は、まるで元からそこに咲いていたかのような自然な雰囲気に。花材の顔を向き合わせたり、後ろ向きにしたりなどバランスよく配置するのがポイントです。

動きやボリューム感を出すならツル性植物がお役立ち

窓辺の日差しなどを遮る目的として、自然のカーテンとしても使われるツル。自然豊かな場所へ行くとツル性の植物を見かけることがありますが、こちらを活用すればボリュームや動きのあるフラワーアレンジメントを楽しむことができます。

本書で紹介されているのは、テイカカズラを鳥の巣状に丸めた方法。小花をただ花瓶で飾るだけでなく、冬枯れしたテイカカズラのツルを鳥の巣状に丸めて水盤に配置し、そこに生けることでハイセンスな作品に。小花をランダムな方向に生けることで、よりナチュラルなイメージが表現できます。

さまざまな表情が楽しめるフラワーアレンジメント

ちょっとしたひと工夫を加えるだけで、こんなにも違う表情が楽しめるフラワーアレンジメント。身の回りにあるものを使ったり、ささっと手早くできるアレンジなど、フローリストが喜ぶアイデアがいっぱいです。

お花と暮らす空間をより華やかなものに。初心者の方もぜひこの機会にフラワーアレンジデビューをしてみませんか。

writer / ちほ

取材協力

プラスアクション!劇的フラワーデザイン
刊行:誠文堂新光社
定価:2,200円(税抜)
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/flower/40299/

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