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6月21日蟹座新月が伝える「結いの精神」とは?

  • 2020.6.21

2020年はかに座の新月が二回あります。
6月21日は一回目の新月。しかも金環日食です。
かに座は月の本拠地でもあるのでインパクトが大きいのですが、今だからこそのメッセージ……「結いの精神」を伝えてくるようです。
どんな影響があるのか詳しく見ていきましょう。

日食の新月

日食とは、ドラゴンヘッドのそばで起こる新月です。
今ドラゴンヘッドはふたご座の29度に位置するので、かに座の月とはかなり近い距離にあります。
また、その影響は約半年間続くといわれるので、今回の新月を読み解くと年末までに心がけたいことが見えてくるでしょう。
かに座は月の本拠地になる星座。
そこで起こる日食を伴う新月は、インパクトが大きいでしょう。
いつもより強い決意を固めたり、ハッとさせられることが起きたりするかもしれません。

8ハウスの新月とは?

今回の新月は8ハウスで起こります。8ハウスは「潜在意識、深層心理、家系、クローズドな関わり合い」を意味しますが、正直なところわかりづらく、ちょっと地味な印象があるかもしれません。
確かに、たとえば5ハウスが恋愛、10ハウスが仕事を意味するのに比べれば、8ハウスはとても曖昧です。
でも、そんなイメージそのものが今回の新月が表すところなのです。
2020年はかに座新月が二回ありますが、一回目の6月21日は「気づき」。具体性はあまりなく、ぼんやりと思うだけかもしれません。
それを突き詰めていくことで二回目のかに座新月が起こる7月21日には、収入や目に見える利益につながるでしょう。
二回目のかに座新月は、「お金・収入」をあらわす2ハウスで起こります。
論理的に考えて分析し、いろいろな価値観を見極めることで、一回目かに座新月の気づきをはっきりと自覚できるようになるはず。具体的な行動に落とし込んで仕事や生活に生かせるのです。

かに座0度の月が伝えるメッセージ

今回の新月はかに座0度で太陽と重なります。
そこから、「自分の居場所を見つける。仲間やチームを大切にする。共通項のある人と繋がり安心する」ということに目を向けるのが大切だと読み解けます。
かに座は家族や身内を象徴する星座ですが、この春はステイホームを合言葉に世界が家に引きこもりました。
家族を見つめ直した人も多いでしょうし、容易に会えなくなったことで大切な人がハッキリした人もいるでしょう。今までの人間関係がいかに上辺だけのものだったかを思い知らされた人もいるはずです。
そんな中で本当に信頼できる人を見つけて、お互いに思いやりながら繋がることは重要な課題です。
これからは個の時代だと騒がれますが、とはいえ人間は一人では生きていけません。仕事も日常生活も助け合う仲間がいてこそ成立するでしょう。
『孤立しないように』
『困った時に手を取り合える人を見つけて』
今回の新月はごく親しいコミュニティを築くこと……「結い」の精神の大切さを伝えているのです。

多様性を受け入れて生きる

今はVUCAの時代といわれます。
「Volatility=変動」
「Uncertainty=不確実」
「Complexity=複雑」
「Ambiguity=曖昧」
確かなものは何もなく、「これさえやっておけば大丈夫」「これこそが正しい」と言えるような絶対的正解はほとんどありません。
仕事も生き方も、多様性を認めて受け入れることが必要です。
新型コロナウイルスにより、世界は半ば強制的に次のステージに進みました。宣言が解除になったからといって4ヵ月前に戻れるわけではないのです。
テレワークが定着する企業があるかもしれませんし、オンラインデートやオンライン飲み会を好んで続ける人たちもいるでしょう。
戻れる部分はありますが、世界は確実に変化します。
“風の時代”は必ずやってくるのです。
6月いっぱいは風の時代を先取りした時期になりますが、本格始動は今年の年末から。
一人でも生きていけるけれど、結いの精神から結び付く仲間を見つけてコミュニティに根付く。そんな人こそ新しい波を上手に乗りこなしていけるでしょう。
6月21日のかに座新月は、次の時代を生きるヒントを与えてくれるのです。
(沙木貴咲/占い師)


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