クリステン ・スチュワート、新作映画でダイアナ妃役に抜擢。

クリステン・スチュワートが『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』（16）を手がけたパブロ・ラライン監督の映画『Spencer（原題）』で、故ダイアナ妃を演じるという。1997年にパリで起きた交通事故で他界したダイアナ妃の旧姓スペンサーをタイトルにした新作は、「チャールズ皇太子との結婚がうまくいっていないため、いつの日か王妃になる道とは別の道を歩む必要があると決心した90年代初頭の重要な週末」を描くという。

ラライン監督は「デッドライン」にこう話している。「私達は皆、少なくとも僕の世代はおとぎ話を読み、それが何であるかを理解して育ちました。普通、王子様がお姫様を見つけ、妻にし、最終的に彼女は王女となるのです。それがおとぎ話です。自分自身でいたいので王女にならないと決心した人がいたとしたら、それは非常に大きな決断です。おとぎ話が狂ってしまうのですから。私はそれにとても驚かされてきましたし、その実行はとても難しいことだと思いました。それがこの映画の中心にあるのです」「どのように、またどうしてその決断を下すのでしょう？ これは、何百万もの人々に届く普遍的な素晴らしいストーリーです」

また、ウィリアム王子とヘンリー王子の母親であるダイアナ妃役にクリステンを選んだ理由に関して、「クリステンは、今日活動する素晴らしい俳優の一人です。これを成功させるには、何かとても大切なものが必要で、それはミステリーなのです。クリステンにはさまざまな面がありますが、彼女はとてもミステリアスで、とてもはかなく、最終的にはとても力強くもある。それが、私達が必要としていることなのです。これらの合わさった要素が、私に彼女を選ばせました。彼女の脚本に対する反応や、キャラクターへのアプローチは、見ていてとても美しいものです。彼女はとても魅力的であると同時に興味をそそられるものを見せてくれると思いますよ」と語っている。

Text: Bangshowbiz