二子玉川ローカルスペシャリティショップ「N.C. TO GO」 、地域ショップ・クリエイターとコラボした“おみやげ屋さん”誕生

ローカルスペシャリティショップ「エヌシー・トウー・ゴー（N.C. TO GO）」が、東京・二子玉川に4月25日オープン。

コンセプトは、ローカルから世界へ向け、二子玉川の魅力を発信する「The Newsstand of FUTAKOTAMAGAWA」。"二子玉川のおみやげ屋さん"として、オリジナルのカーゴバイク（三輪車）による行商形式で移動販売。東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅や多摩川周辺エリアを中心に展開しながら、現代版の行商スタイルとして、フリーWiFiスポットやスマートフォンの充電サービスも行い、インバウンドにも対応。一部アイテムは、オンラインショップでも販売。

「エヌシー・トウー・ゴー」が提案するスタイルは、"Little California , Tokyo"。日本初の郊外型SCとして誕生した1969年開業の玉川高島屋S・Cは、米・カリフォルニア州を都市開発のルーツとしており、多摩川の自然と世田谷の都市性がバランスよく調和する二子玉川が持つ魅力とシンクロするといいます。

展開アイテムは、二子玉川エリアや地元商店街に出店するショップ、クリエイターとコラボレーション。二子玉川商店街で創業50年の老舗「名川精米店」スペシャルセレクトの精米、瀬田の人気ベーカリー「ラ・パニョッタ（La pagnotta）」別注のバタークッキー、用賀「ウッドベリーコーヒーロースターズ（WOODBERRY COFFEE ROASTERS）」 や、二子新地「リヤカーコーヒー（Rearcar Coffee）」に別注したスペシャルティコーヒーのオリジナルブレンド、「N.C. TO GO」オリジナル・パンケーキミックスなどの食品雑貨を中心に、「デュラレックス（DURALEX）」別注カラ―のピカルディグラス、オリジナルのアパレルライン「エヌシー（N.C.）」、デザイナー・Misakiによる新ブランド「ヴィジ ヴィジ（vjjbjj）」別注リメイクデニムクラッチのほか、生活雑貨やグリーンなど、二子玉川発祥の"MADE IN FUTAKOTAMAGAWA"ブランドとしてそこでしか買えないアイテムを展開します。

また、パッケージデザインや一部プロダクトのアートワークには、世田谷在住であり、雑誌「Begin」「warp」「Houyhnhnm」などの挿絵をはじめ、中目黒「THE WORKS」1Fのレストラン「Stall」や七里ガ浜のドライブインカフェ「Pacific DRIVE-IN」へのイラスト提供など、いま最注目のイラストレーター・faceが参画。N.C.TO GOのために描き下ろされたオリジナルキャラクターをはじめ、同氏らしいユニークかつシニカルなタッチで展開アイテムを演出しています。

さらに、オープン記念として、二子玉川ライズの新商業施設「テラスマーケット」のオープニングイベント「フタコタマガワ エンニチ（FUTAKOTAMAGAWA ENNICHI）」や、4月29日に開催の世田谷区、二子玉川商店街振興組合、東京急行電鉄、玉川髙島屋S・C、二子玉川ライズ・ショッピングセンターなど、二子玉川に関わる企業・団体、学校・警察・消防署まで官民一体となった地域振興イベント、第33回「二子玉川 花みず木フェスティバル」の第2会場・二子玉川公園に出店します。

今後は、二子玉川に出店するファッションブランド、ライフスタイルショップ等とのご当地商品の開発をはじめ、全国各地の物産展や商店の誘致、ファミリー向けワークショップやアート展など、ポップアップショップやイベントを開催予定。また、カーゴバイクはPRや催事スペースとして提供することで、二子玉川に出店を計画するショップ・ブランドのテストマーケティング機能も担います。

地域と来街者を繋ぐハブとしての役割を担うことで、再開発が進む二子玉川駅周辺にとどまらず、二子玉川エリア全体の中長期的なブランディングと地域活性化に貢献するという「エヌシー・トウー・ゴー」。ファッションマーケティングの最新潮流といえる、コンテンツの"ローカルコミュニティ化"と"メイド・イン・ジャパン"に着目した最新事例として、注目することができます。

・二子玉川ローカルスペシャリティショップ「N.C. TO GO」 http://nc-togo.com