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品川祐さんの母・マダム路子さんがお手本【美ばあばになる】15のヒント

  • 2020.6.15
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「人生100年時代」の現代、80歳を迎えても颯爽と生きるマダムたちは憧れの存在。時代の先頭を走り続ける先輩の言葉は、美しく年齢を重ねるヒントで溢れています。経験の数だけ豊かで魅力的になれると思えれば、これから先がもっと楽しみになる。美先輩・マダム路子さんから、悩み多き私たちへのメッセージをいただきました。

不安がるのは100年早い!ピンチをチャンスと思えるようにならなきゃ

1940年東京生まれ。一般社団法人国際魅力学®会長。近年は「加齢を華麗に」変える提唱、「寝たきり老人減少」を目指して活動中。『凛と輝く魅力学®』など著書多数。

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マダム路子さん 79歳 魅力学®研究家・美容家
美の大先輩・マダム路子さんに聞いた15の質問

Q. 美しく生きるための心がけは?
A. スマホやPCも使いこなすこと
常に時代の潮流に目配りし、情報収集と分析を心がけています。ライフワークの魅力学®にも照合させています。

Q. 40歳から始めたことは何ですか?
A. 毎日の体重測定
体重の「増減」が健康や美を左右すると考えています。一定の体重を維持できるように気をつけています。

Q. 毎日続けている習慣は?
A. 低体温症なので19歳から温・冷交代浴
足元の冷水から始めて洗いながら徐々に上へ。腹部、背中と20秒ずつ温・冷を繰り返すと全体がポカポカに。

Q. グレイヘアにし始めたのはいつから?
A. 髪全体が白髪になった76歳頃
以前からウィッグを愛用していたので、グレイヘアで困ったことや流行でグレイヘアにしたのではありません。

Q. 健康に一番大事なことは?
A. 歩くことと綺麗な身だしなみ
ダメージは足腰に一番出ます。自分で歩けるということは何より幸せ。身を綺麗に保つ努力も怠らないで。

Q. あなたの信念は?
A. とりあえず生き抜いてやる!
戦争を越え、家族の死も受け入れてきた人生。だからこそ強く生きよう。「上手くいかなかったら」と不安がるより「生き抜いてやる」という意志が大切。

Q. 歳を重ねても美しくいるために必要なものは?
A. 恋をしなさい
「命短し、恋せよ乙女」の歌じゃないけれど常に恋をしていることですね。素敵な人に憧れたり、恋心を寄せたりするのは自然。結婚していてもいいじゃない、行動に移さなければいいんだから(笑)

Q. いつまでも現役でいるためには?
A. 常に新しいことにチャレンジすること

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ワープロ、パソコン、パワポ、メーリングリスト、mixi、SNSなど時代を先取り。わからなければプロに教わります。最近はYouTubeで番組制作とMCも。

Q. 使い続けているスキンケアはありますか?
A. ないわね。代謝させることのほうが大事
美容家という仕事もあり、ずっと同じものを続けるのではなくトライ&エラーを重ねてきました。徹底的に調べて納得したら使う。娘から勧められても最初は頑なに断ることもあります。

Q. あなたの元気の源は?
A. 赤。私の大好きな色です

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赤の持つエネルギー、魔力が大好きなのでネイルは 常に赤。サングラスやバッグも赤でポイントにして います。「歳甲斐もなく」じゃなく歳だからこそ明 るい色で装う! オシャレは気分を盛り上げます。

Q. ヘアスタイルをキープするためには?
A. 気軽に使えるウィッグが便利

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番組出演やイベントでは茶系のフルウィッグを愛用。肌はすっぴん、ヘアはウィッグなら時短で簡単。普段はグレイヘア部分にウィッグでボリュームUP。

Q. ずばり、路子さんから見た〝魅力的な女性〟って?
A. どんなときも笑顔を忘れない人
マイナス状況でもプラス思考に変えられる女性。ピンチはチャンス! ネガティブに落ち込むのではなく、笑顔で闘える女性こそが真の魅力的な女性です。

Q. 最近はどんなコスメを使っていますか?
A. モイスティーヌをライン使い

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娘の肌が変わったのを見て3年前から使用。簡単なホームケア機器の合わせ使いで肌細胞の衰えを遅らせられるのが魅力。以来ノーファンデでシミもなし。

Q. 続けている運動はありますか?
A. ヨガとダンス。あとは毎日の〝ながら〟のみ

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ヨガやダンスも義務でやるのは続きませんね。楽しんでやることがいいんです。サロンやキッチンでも、何かにつかまってかかとや脚の上げ下げは習慣に。

Q. 毎日必ず食べるものは?
A. ごまと海藻

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乾燥わかめは常備しておくと何にでも使えて便利。温野菜やサラダにのせてごまをかければOK。ひじきの煮物やもずく酢は食卓の定番副菜です。

2020年『美ST』6月号掲載 撮影/吉澤健太 取材/秋山真美子 編集/小澤博子、浜野彩希

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