失敗しても好き！彼氏の笑える失敗エピソード

大好きな彼女の前ではカッコよくありたい！
と、ちょっと張り切っている彼だからこそ、うっかり失敗してしまったとき「かわいい……！」という気持ちが止まらない。
筆者はよくこんな気持ちになります。
今回は、世の女性が彼氏に対して「かわいい！」と思った彼のデート中の失敗談をご紹介します。

やらかした！ 誰もが経験する彼の失敗談

「そういえばね！」
デート中。なにやらご機嫌な彼女は、大好きな彼を見つめて満面の笑顔です。
「今日、仕事でちょっとだけ大切なプレゼンがあったんだけど、上司に褒められたんだよねー。『これまで頑張ってきたことをちゃんと生かせてる』って」
「おー、すごいじゃん」
「ちょっとだけなんだけどねー。でも、このままこのプロジェクトのリーダー任せてもらえそうなの！」
「このところがんばってたもんね」
「うん！」
ここで彼氏は思いました。
普段は割り勘にしてくれてるデート代だけど、お祝いに奢ってあげよう。
そのことを彼女に伝えると、大喜び。
男らしく、額面は見せずにお会計を済ませようとします。
しかし、お財布を見ると……お金を下ろしていなかったので、払いきれそうにありません。
「あれ……すみません、カードでいいですか？」
「はい、大丈夫ですよ」
このとき、運悪くカードを家に忘れてきてしまっていた彼。
奢ると言った手前、支払う手段がない……
「……ごめん、お金ある？」
もちろん爆笑して払ってくれた彼女。
彼は後日、彼女が欲しがっていたかわいらしいバッグをプレゼントしたそうです。

好きなのにわからない！ でも母性をくすぐられる彼氏

お肉料理が大好きな彼氏が家に来てくれて、楽しいお家デート。
「なんか新婚さんみたい！」と浮かれつつ、張り切って手料理を振る舞った彼女さんのお話です。
厚切り豚肉でトンテキを、たっぷりの千切りキャベツとともに。
「おいしそう！」
食べる前から目をキラキラと輝かせる彼。
見ているだけでおいしさが伝わる仕草で、お肉を頬張ります。
「うまい！」
幸せそうな彼の顔を見たら、もうそれだけでごちそうさま。なんて気分の彼女。
「この牛肉、めっちゃうまいね！」
……そうでした、そうでした。
この彼、お肉が大好きなのに、牛豚鶏の区別がつかないのでした。
「おいしい？ よかったー」
いつも間違える彼に半ばあきれつつ、いつもおいしそうに食事を楽しむ彼を見るとどうでもよくなってしまうそうです。

誰と行ったの？ 元サヤに戻ったら仰天！ エピソード

一度は別れた元彼と、ヨリを戻したばかりの頃に女性が体験した話です。
スーツをクリーニングに出しに行こうとして、「彼のものもあったら一緒に出してあげよう！」と気づき声をかけると「じゃあ、ジャケットお願いー」と彼。
手渡されたジャケットを広げ、ポケットに物が入っていないかチェックします。
すると、カサリと薄い紙の感触が。
取り出してみると、彼女が彼と最初別れる前にずっと行きたいと言っていたレストランのレシート。
日付を見ると……別れた2週間後のことでした。
ちょっと高級なところで、当然女性と行ったのだろう……
しかし、別れたあとのことです。
「あれー？ 何か入ってたぞー？」
冗談めかして言うと
「あれー？」
と言いながらちょっと焦った様子の彼。
二股をかけていたわけでもないし、ヨリを戻したばかりだし……と、水に流したそうです。
彼女にレシートが見つかったときに、開き直ったり怒り出したりせず、焦るところに、「自分のことを好いてくれている」という安心感も湧きますよね。

彼氏のかわいい失敗にほっこり

いかがでしたか？
ちょっと致命的？ と思える失敗でも、普段からたくさん愛を伝えていて、失敗のあとには素直な反応を見せてくれたら、「かわいいなぁ」と許してしまうものです。
こうしてカップルはお互いに愛を育んでいくのでしょうね。
（廣瀬伶／ライター）