1. トップ
  2. ダイエット
  3. 週2日のゆる断食! セレブ御用達「5:2ダイエット」に最適な食材4つ

週2日のゆる断食! セレブ御用達「5:2ダイエット」に最適な食材4つ

  • 2015.4.24
  • 4234 views

【ママからのご相談】

現在1歳の娘がいるのですが、娘が卒乳をしたので、出産前の体重まで戻すためにダイエットをしようかと考えています。 育児中なので、子どもの生活ペースに合わせながらできて、ストレスもたまりにくい効果的なダイエット方法があれば教えていただきたいです。

●A. 週2日のゆる断食で痩せる“5:2ダイエット”がオススメ!

ご相談ありがとうございます。ベビーマッサージ&ベビースキンケア講師のfurahaです。

育児をしながらのダイエット、ジムに定期的に通うことも難しいし、子どものために毎食栄養のあるものをちゃんと作らないといけないママにとっては誘惑も多く、自分のなかでしっかりとルールを決めて行わないと成功しないと思います。

●5:2ダイエットのススメ

そこでおすすめなのが、“5:2ダイエット”!

**********

『週に2日、500または600キロカロリーの食事に抑え、残りの5日で極端に過剰摂取しなければ、規則的なペースで体重は落ちていきます』(『週2日ゆる断食ダイエット』より引用)

**********

というダイエット法。

イギリスの医師免許を持ったジャーナリスト、マイケル・モズリー博士が自身の体を実験台にしながら無理なく続けられるようにと考案したダイエット法で、ミランダ・カーやビヨンセなどの海外セレブも取り入れているそうです。日本では、『週2日ゆる断食ダイエット』というタイトルで本も出版されています。

【5:2ダイエットのやり方】

(1)週に2日だけゆる断食をする日を選ぶ

(2)ゆる断食日のカロリー摂取量は女性500kcal以内、男性600kcal

(3)断食日以外の週5日は普通に食べる(ただし、食べ過ぎは禁物!)

ゆる断食日以外は普通に食事ができる、しかもゆる断食日の2日間も完全な断食ではない、という点がストレスもあまり抱えず、リバウンドもせずにできそうなダイエットですよね!

●ゆる断食日にオススメの食材4つ

ゆる断食日の摂取カロリーは女性500kcal以内、男性600kcal以内。空腹をうまくコントロールするために、そして健康的にダイエットを行うために、このゆる断食日に何を食べるかも重要になってきます。『週2日ゆる断食ダイエット』を参考にオススメの食材を紹介します。

●(a)低GI食品

低GI食品は血糖値が上がりにくい食品で、空腹感を緩和させることができます。玄米、全粒粉パン、オールブラウン、そば、大豆製品、乳製品、野菜などがそれにあたります。

●(b)良質なタンパク質

タンパク質には満腹感を与えてくれる効果があります。特にお薦めなのが卵ですが、他にも鶏ささみや赤身のお肉、大豆などもそれにあたります。

●(c)野菜・果物

野菜は低カロリーなので、プチ断食日であってもカロリーをそこまで気にせず食べることができます。また、日中どうしてもお腹が空く場合は果物やナッツ類を少し食べるのがお薦めです。

●(d)水分

水は空腹感を紛らわせてくれます。水だけでなく、お茶やブラックコーヒーでもいいので、水分はたっぷりと取りましょう。お気に入りの紅茶などを飲むとリラックスもできて、プチ断食日を乗り切れそうですよね!

----------

ちなみに、このプチ断食日のカロリー計算は正確に行いましょう! ここがいい加減になると思うようなダイエット効果を得ることはできません。日本語版の公式ブック『週2日ゆる断食ダイエット』には日本人向けのゆる断食メニュー例も載っているので、そちらを参考にしてみるのもいいでしょう。

●ゆる断食日に運動をすると効果的!

より本格的にダイエットをしたい、という方は、ゆる断食日に運動をするのがオススメ! 空腹時に運動をすると、体内に蓄積されていた脂肪が燃焼され、シェイプアップできると言われています。

特に小さいお子さんがいるママは、ランニングをしたりジムに行ったりするのが難しいと思うので、ベビーカーでお散歩に出かける際にいつもより多く歩いてみるなど意識するだけでも違うのではないでしょうか?

ただし、紫外線が強い時期や寒すぎる時期の長時間のお出かけはお子さんの負担になるので控えましょう。

●痩せるだけじゃなく健康的にもなれる5:2ダイエット!

5:2ダイエットはただ痩せるだけでなく、健康面においても大きな効果があります。

実際にマイケル・モズレー氏自身も5:2ダイエットを行って、糖尿病の一歩手前だったところ血糖値を正常値に戻し、悪玉コレステロールも正常値に戻すことができたと著書で書かれています。また、それだけではなく、心臓疾患やガンのリスクも下がったそうです!

ただし、ここで気を付けたいのが、このようなデータがあるからと言って5:2ダイエットがすべての人にとって健康的に痩せられるものではないということ!

成長期(18歳未満)の子ども、妊婦さん、授乳中のママなどたっぷりと栄養をとる必要がある人は行わないようにしましょう。また、ゆる断食により過度なストレスを感じる、体調が優れないといった副作用がある場合もやめるようにしてください。

そもそも無理なく続けられるダイエット法として生み出されたこの5:2ダイエット、ストレスを感じず週2日のゆる断食ができそう! という方は挑戦してみる価値ありのダイエット法だと思います。

【参考文献】

・『週2日ゆる断食ダイエット』マイケル・モズリー博士/ミミ・スペンサー・著

●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)

2012年の息子の出産を機にベビーマッサージと出会い、息子が0歳の時にベビーマッサージとベビースキンケアの講師資格を取得。現在は東京と実家がある三重県の2か所で、ベビーマッサージ&ベビースキンケアの親子教室を主催している。また、親子教室の他、ベビーマッサージの講師を養成する資格講座も担当。自身も子連れで資格を取得し現在も仕事をしている経験から、子どもと一緒に仕事をする! 育児と仕事どちらも諦めない! というママの新しいライフスタイルをコラムでも発信していきたいと考えている。

の記事をもっとみる