沖縄の隠れ家カフェ「リッチエピ」で家庭的フレンチを

沖縄県・浦添市の外国人住宅エリアに2014年オープンしたカフェダイニング「Rich epi（リッチエピ）」。カジュアルな雰囲気のカフェながら、出てくる料理はフレンチのコースです。実力派フレンチを楽しみましょう。

人気の港川エリアで、コバルトブルーが目印

那覇から国道58号を車で20分、外国人住宅をリノベーションしたカフェや雑貨屋さんが建ち並ぶ浦添市港川といえば、地元っ子も観光客にも人気のエリア。そこの一角に誕生した「Rich epi」は、白の外壁にコバルトブルーの窓枠やドアの組み合わせがかわいらしく、ひときわ目を引く店構えです。

ユニークでモダンな家具が置かれた空間は、おしゃれなカフェのたたずまい。スタイリッシュな印象です。メインフロアにはテーブル席やソファ席、そして奥にはテーブルが2卓置かれた個室もあります。

窓際には、カラフルでレトロな雰囲気が人気のブランド「ファイヤーキング」の食器たち。ボウルやマグなどのアイテムが並べられています。

店内のいたる所に魚の形をした小物があり、聞けばオーナーシェフの若林さんは大の海好きなのだとか。ご自身のエプロンにも魚のイラストが入っていました。

料理人のセンスが光るカジュアルフレンチ

ランチタイムメニューは、サラダにプラス、メインとドリンクのコーススタイルです。まずはじめにお店の庭で獲れたものや、ファーマーズ市場で手に入れた野菜をたっぷり使った鮮やかなグリーンサラダが登場。

付け合わせは左からみかんとミントをシャーベット状にしたグラニテ、自家製バジルドレッシング、カルダモンなどの香辛料を効かせたスパイシードレッシング、サクサク食感がおもしろいグラノーラの4種類。ボリュームあるサラダも飽きることなく、ペロリと食べれてしまいます。

メインは魚料理、肉料理、パスタ、定番のミートドリアなど日替わりで5種類ほどがあります。今日は人気の「やんばる若鶏のグリル」をセレクト。まるでキャンパスに描かれた絵のように旬の野菜が盛り付けられています。多くの人に食べてもらいたいとの想いが込められたランチメニューは980円とリーズナブルですが、食材は新鮮そのもの、選りすぐりの県産品を使っています。

ふんわりクリームをのせたワッフルは別腹です

カフェタイムにおすすめの「ワッフル」（単品750円）も紹介せずにはいられません。メレンゲたっぷりのワッフルは外はカリッと、なかはもっちりのおいしさです。 生クリームはエスクーマというガスを用いた専用の機械で泡立てているので、ふわっふわ。夢のようなスイーツにうっとり、魅了されます。

各国のビールが約10種、そのほかワインやカクテルなど料理にぴったりなドリンク類も充実していて、夜カフェ＆バーとしてもおすすめ。

変幻自在な食空間は目的によって使い分けることができますよ。