男性からすると、マジで理解できない“女性の言動”5選

「男と女は、本当の意味で分かり合えるのだろうか？」
恋愛において常に悩み続け、失敗ばかり続けている不肖（ふしょう）な私ですが、数多ある失敗した恋愛をかえりみると、ある共通点が浮かんできました。
それは、男女間における“感覚の差”のようなものに、惑わされ、翻弄されているように思います。
その差は、ふだん何気なく行なっている言動にも散りばめられていたので、今回は「男性から見た、理解できない女性の言動」をいくつかピックアップしてご紹介をしていこうと思います。
これが、男女間における感覚の差を埋める、何かのヒントになれば幸いです。

1.食べたいものをはっきりと言わない

彼女「お腹すいた」
私「何が食べたい？」
彼女「わからない」
私「焼肉かタイ料理は？」
彼女「どっちも嫌」
私「じゃあ何が食べたい？」
彼女「わからない」
以下、これの無限ループに陥るわけなのですが、男としては何か具体的なもの、もしくは漠然としていてもいいので方向性だけでも伝えてもらいたい。
これはまるで答えのない意地悪なクイズを延々と解いているようなものなのです。そして、確実に空腹度は増していきます……。

2.女友達への陰口と切り替えがすごい

女性とお酒を飲みながら世間話をしていると、高確率で友人や同僚への愚痴や悪口に発展します。大体が「◯◯ちゃんにひどいことをされた。許せない。地獄に落ちろ！」みたいな話。
聞き流せばいいのですが、そのエピソードがひどければひどいほど私は毎回感情移入してしまい、「そんなにひどいことをする人物なら、私もその◯◯ちゃんとの関係性を見直さなくてはならない！」と、警戒レベルを上げるのですが……。
後日、その女性と愚痴の対象である◯◯ちゃんが仲良くランチをしているのを目撃。
要するに、陰ではボロクソ言っていたのに、表ではうまくやっているのである。その度に「女性ってわからないなあ」と思います。

3.解決方法を自分で調べない

パソコンやスマホ、テレビ、オーディオ、ハードディスクレコーダーなど、最近の電化製品は多機能になりかなり複雑化し、それに伴い操作方法も複雑化しています。
私もそこまで機械に強いタイプではないのですが、職場でも家庭内でも女性陣によく、トラブルの解決方法を尋ねられます。
そこで私は何をするかというと、解決方法をGoogleなどで検索することになるのです。
内心では「自分で検索してくれよ……」といつも思っているのですが、よく「女性は取扱説明書を読まない」などと言われますが、そもそもトラブルが起きた際、その答へのアプローチ方法が男性とは違うのだと思います。
どちらが優れているとかいう話ではなくて、科学的な構造の違いなのだと思っています。

4.相談はしたいけどアドバイスは要らない

私は母親から「あんたは口から産まれてきた！」と揶揄されるくらい話すのが好きなので、女性から相談を受けることもたまにあります。
「旦那とうまくいってない」「婚活がうまくいかない」「同僚がむかつく」「借金があって困っている」「失恋した」などなど。
ここで男性が無意識にとってしまう行動は、解決への具体的なアドバイスの提案です。
ゴールを設定して、そこに向かうためには何が必要なのか？何をしなければならないのか？を話すのですが、どうやらそれは求められていないようなのです。
「聞いてほしいだけ」なのかと思って聞き流していても不機嫌になりますし、どうやらきちんと“共感”することが大事なようです。男性にはあまりない感覚なので、いつも困惑してしまいます。

5.彼女が前回とまるで別人

これは究極的に男性が理解できない女性の行動だと思うのですが、前回会ったときは大いに話に花が咲いて盛り上がったのだけど、今日はまるで別人かのように態度が冷たい。
男性は「自分が何か悪いことしたのだろうか？」と考えれば考えるほど、それが行動に現れてしまい、彼女の機嫌をさらに損ねることになります。直接的に原因を尋ねるのもNGです。男性はただじっと耐えるのみなのです……。

まとめ

以上、個人的な体験をまとめてみました。
女性の意見を聞こうと、知人女性にこれらのリストをチェックしてもらったところ、「男はなんでこんなこともわからないんだ？」と、さっそくお叱りを受けてしまいました……。
もちろんこれらとは逆に、「女性から見た男性の理解不能な言動」も無数にあるわけでして、そうなると「男と女は、本当の意味で分かり合えるのか？」というのは人類にとって永遠の課題かもしれません。

（吉田ヨシヲ／ライター）