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「家の繁栄のため男を産め!」古い価値観の義父を黙らせたのは、影で苦しんでいたあの人だった【中編】【義父母がシンドイんです! Vol.27】

  • 2020.6.5

■前回のあらすじ
義父はいわゆる昭和スタイルの「男は外で働き、女はうちを守る」という古い考えの持ち主。「2人目の問題」についても、「次は男」と言われ続け、いざ妊娠が発覚すると義父は…。


2人目の妊娠がわかってからというもの、義父のプレッシャーはますます強まり、電話口では「性別はわかったか〜?」としつこく聞かれるようになりました。

そんな義父の言動に辟易しながらもやり過ごしているうちにお腹の赤ちゃんも安定期に入り、ついに性別が判明。

なんと、「男の子」だったのです。

早速夫に報告すると、飛び上がるように大喜び。

しかし私は「もし女の子だったとしたら、今のように喜んでくれたのだろうか?」とどこかモヤモヤした気持ちになりました。

翌週、性別の報告も兼ねて義実家を訪れた私たち。

案の定、義父は性別を聞いて大喜びしていましたが、私に対する言動は時代錯誤もはなはだしく……。




突然の声に後ろを振り返ると、義母が仁王立ちの状態で義父と夫を見つめていました。




普段の義母は、亭主関白な義父のいうことを「はい、はい」と文句も言わずきくような人でした。

あまり自己主張をするようなタイプではなかったので、義父も夫も義母の突然の反撃に意表をつかれて、何も言い返せない状態になっていました。

あまりの気まずさにその後すぐに義実家をあとにすることに……。

夫には言いたいことがたくさんありましたが、ひとまず義母の言葉に反省している様子だったので、私からはその話題に触れないようにしていました。

その一件以来、しばらく実家から足が遠のいていた私たち。しかし2ヶ月ぶりに義実家を訪れると、そこには想定外の義父の姿があったのでした。

次に続きます。6/5(金)16時公開予定!

(ウーマンエキサイト編集部)

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