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「わたしたちのstayhome」。この1ヶ月半を原稿用紙に丁寧に綴ろう

  • 2020.5.30

日本中の誰もが、初めての経験となった約1ヶ月半の「外出自粛期間」。仕事がある人ない人、直接打撃を受けた人もただの休暇として過ごした人も、それぞれのこの日々を生涯忘れることはないだろう。この日々をどう過ごしたのか、何をして何を考えたのか。あえて文字として手を動かして綴ってみるのはどうだろう。これは大人の自由研究だ。

横浜にある「BUKATSUDO」はさまざまな“部活”やイベントを通してたくさんの人々に学びや出会いを提供するコミュニティプレイス。彼らももちろん臨時休業を余儀なくされたが、5月30日(土)よりやっと営業を再開した。“場”や“人”を大切にする「BUKATSUDO」だからこそ、集まれない人々の日々に想いを馳せた企画が早速始まる。

それが、「わたしたちのstayhome」だ。「お元気ですか?」そんな気持ちを込めて、それぞれの日々の暮らしのなかで感じたことや心が動いたことを原稿用紙に綴るプロジェクトである。参加者は、オンラインより申し込み、日々の様子を文章・写真・イラスト等でオリジナル原稿用紙に綴って「自由研究」を作る。参加者が丹精込めて書きあげた作品は、今後BUKATSUDO内のギャラリーに展示される予定だ。

表現方法や内容は自由。ダウンロードして出力した原稿用紙に自由に創作することができる。シンプルにこれまでのstayhome期間の振り返り日記や、作った自炊料理の写真、日々成長していく家庭菜園の様子、読んだ本の感想アーカイブなど、何をして過ごしてきたかによっておそらく内容はかなり変わってくるだろう。だがどんな日々であれ、過ごした日々の記録は、立派な“大人の自由研究”になる。

それぞれの同じ“時間”を大切に振り返り、丁寧に書き綴ることで、暮らしを見つめ直すことができる。何気ない日々の積み重ねを愛おしく感じたり、毎日の小さな発見やチャレンジを大切に感じられるだろう。

そして、見知らぬ誰かの“過ごした日々”を今後BUKATSUDOの展示で覗き見できる。さまざまな「わたしたちのstayhome」がたくさん展示されるのを楽しみにしたい。(展示の日程や詳細は公式WEBにて今後発表される。)

オンラインでの繋がりが日常化し、仕事も学びもエンターテインメントもすべてが急速にオンライン化したこの数ヶ月。だからこそ、アナログな「手書き」そしてそれを感じられる「場」があることはきっと心に優しく沁みるに違いない。

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