『新たな出会いを引き寄せる「婚活メイク」で好感度アップ！』婚活アドバイザー、植草美幸（第92回）

新しい婚活様式で再スタート

こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。

「新しい生活様式」が求められている今、三密を避け、オンラインデートなども使って賢く婚活してこそ、婚活戦略女子というもの。今回は、再スタートに向けてマスターしておきたい、婚活メイク術をご紹介します。

理想は触れたくなるような肌

婚活メイクでもベースメイクは重要です。カバー力のあるリキッド／クリームファンデーション（こっくりとした固めの質感）を使うときは、厚みのあるスポンジで叩き込むようにして塗り、陶器のような艶を演出。保湿や薄づきに特化したリキッド/クリームファンデーション （みずみずしく伸びの良い質感）を使うときは、ブラシで磨くようにしてつけるか、指で優しい力でつけるとお風呂上がりのような艶が出てきます。しみ、くすみが気になるときはコンシーラーを加えて。男性が触れたくなるような肌を目指しましょう。

アイメイクは透明感の中にも華やかさを意識

アイシャドウは瞼にハリ感を出してくれるパール入りのものを。白っぽく感じる色味は瞼が分厚く見えてしまうので、明るめのブラウン系がおすすめです。ピンクやパープル、グリーンといった色が流行しても、婚活メイクはブラウンが基本と心得て。アイシャドウの仕上げにラメを瞼の中央、目頭部分にプラス。目の動きに合わせてキラキラして見えるので目の表情が豊かに見えます。

まつ毛はビューラーで根本からしっかり上げて。まつ毛の生え際が見えにくい人は、片手で瞼を持ち上げながらするのがコツ。マスカラは瞼に近い根元部分はしっかり、毛先にかけてはスッと抜くようにつけましょう。 根元がしっかり上がったまつ毛は白目がとても綺麗に見え、ピュアなイメージにしてくれます。

アイラインは黒目の中心が一番太くなる様に引き、あとはアイシャドウの一番濃い色でぼかすだけにします。どの様な目の形でも目尻は跳ね上げず、目の形に合わせて伸ばして自然なイメージに。下瞼に色を塗る場合は目尻の部分だけにします。

今の流行は太い眉ですが、婚活メイクでは太さがあっても柔らかいということが重要です。どの様な形でも眉の中間、眉尻は下眉頭の延長線上より下がらないこと。眉頭が一番高く見えると困った表情に見えてしまうので要注意！

チークでハッピーオーラを演出

婚活メイクでのおすすめはクリームチーク。クリームチークは発色が良いので、ほんのり色味がある程度のものを選ぶのが◎。高い位置のチークは可愛く見えるけれど、自然な位置にあることの方が婚活メイクでは重要です。頬が自然な位置でハリがあり、うっすら赤みがあるようにすると幸福感が感じられますよね。

ノーズシャドウはより自然に

鼻根、鼻先の部分に少し入れ、ノーズシャドウの周りにハイライトを入れる程度が高さも出ておすすめです。日本人は鼻にコンプレックスがある人が多いようで、ノーズシャドウを眉頭から鼻先まで入れる人がいるけれど、不自然なのでやめましょう。

リップは赤系で血色よく

仕上げのリップは、ピンクやオレンジ系よりも赤系で血色よく。優しくふわっとした雰囲気で唇の血色をよく見せるぐらいが◎。グロスは塗り過ぎると自然な雰囲気ではなくなってしまうので、中心部分に少し。濃い色のリップは、しっかり塗ってしまうと形や大きさが目立ちがち。唇の形に自信がない人は、リップブラシではなく毛量の多いアイシャドウブラシで塗ると輪郭がボケるので、形や大きさを自然とカバーできます。

婚活メイク完成！

今回、メイクを指導して頂いたのはヘアメイクアーティストの鶴原正二郎さん。マリーミーの講習会でも人気の婚活メイクの達人。婚活ファッションに流行がないように、婚活メイクにも流行はありません。時代を感じさせる眉も太過ぎず、細過ぎずが基本。何より幸福感を感じられるメイクが重要です。

オンラインデートを含め、これからの新たな婚活スタイルは、これまでと違ったお相手と縁を結んでくれるかもしれないわ。婚活メイクで新たな出会いをゲットしてくださいね。