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MARIKOの、神社 de デトックス!/第4回「参拝の“きほん”をおさえよう」

  • 2020.5.27
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神社検定1級を持つモデルのMARIKOさんが、今行くべきおすすめの神社と、参拝時の基本のお作法を2本立てで綴っていくこちらの連載。第4回目のテーマは「参拝」について。知ってるようで意外と知らない参拝の“きほん”を解説します。

参拝のお作法について学ぼう。

神社に訪れるとき一番大切にしたいのが参拝の時間。神様にご挨拶する上で欠かせない「二拝二拍手一拝」といった参拝のお作法ですが、いざお賽銭を入れて拝もうとすると「どうするんだっけ…?」と慌ててしまうこともありますよね。せっかくの参拝を気持ちのよいものにするためにも、今回は正しい参拝のお作法についてご紹介します。

まずは、お賽銭で日々の感謝を。

私たちが普段祈願する場所は「拝殿」といい、その奥には神様がお祀りされている最も神聖な「本殿」があります。まずは拝殿前に立ち、お賽銭を入れましょう。お賽銭は神様への日々の感謝を表すためのお供えもの。元々は神前に米をまいたり、米を紙に包んだ「おひねり」をお供えしていましたが、時代とともに変化しました。ちなみにお賽銭の金額に決まりはありません。お賽銭は神様へのお供え物なので、気持ちを込めて丁寧に入れるのも大切です。

「二拝二拍手一拝」の動作に心を込めて。

参拝の基本「二拝二拍手一拝」の手順を、4つのステップに分けてご紹介します。

Step 1. 「二拝二拍手一拝」へと入る前に、まずは賽銭箱の上に吊るされた鈴を鳴らします。鈴はその音色で人々を祓い清め、神様をお招きする道具です。魔除けの力があると信じられていて、お守りに鈴がついているのもそんな理由なんですよ。

Step 2. 次に90度のお辞儀を二回します。続けて、両手を胸の高さに合わせ、右指先を少し下に引いて二回拍手を打ちましょう。拍手は「柏手(かしわで)」ともいい、古くは貴人に対しても行われていた日本古来の拝礼作法です。

Step 3. 両手を合わせて祈願しましょう。ちなみに私の場合、通い慣れた馴染みの神社には、日々元気でいられることの“感謝の気持ち”を。初めての神社であれば、「はじめまして。どうぞこれから宜しくお願いします!」といった“ご挨拶”を意識することが多いです。

Step 4. 両手を下ろし、最後にもう一度90度のお辞儀をして完了です。

お作法を身に付け、気持ち穏やかな参拝を。

参拝の基本は「二拝二拍手一拝」ですが、先日ご紹介した〈桜神宮〉の「二拝四拍手一拝」のように、独自の作法を行う神社もあります。参拝作法は難しそうなイメージもありますが、ひとつひとつの動作に心を込めることで、自然と自分の気持ちが整えられることも。穏やかな気持ちで参拝するためにも、お作法を身に付けるのはおすすめですよ~!

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