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返信が途絶えた…デート相手が「音信不通」になる心理と対処法

  • 2020.5.25
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デート相手からの連絡が急に途絶えてしまったり、LINEが未読のまま放置されしまったり…。そういった音信不通のことを、欧米ではGhosted(ゴースト化)」と呼ぶんだそう。

本記事では、ゴースト化する側の心理や、大切だと思っていた人からの急な音信不通による心の傷から立ち直る方法を、心理学者ジョアンナ・ペトライド氏による監修のもとお届けします。

「ゴースト化」する理由

真剣な話し合いを避けるため

人間関係を発展させるためには、ときには相手に言いにくいことをぶつける必要があります。相手に直してもらいことがあったり、関係を解消したいのならば、本人に直接伝えるほかありません。

ところが、そんな気まずい状況を避けるために連絡を切ってしまうことから「ゴースト化」する人も。

「誰でも“悪役”は演じたくないもの。『関係を終わりにしたい』という告白に対して、相手がどのような反応を示すかわからない場合には、起こりうる最悪な事態を避けたいと思ってしまうこともあります。一切の連絡を絶ってしまうことによって、自分の決断がもたらす結果への責任や、相手に与えうる打撃を直視することから逃げられると彼らは考えるのです」
関係に対して違う認識を持っている

オンラインで出会いを探せるようになった今、人々のつながり方が変わり、交際関係に関する定義や条件はあやふやになりがち。たとえば、一方が「カジュアルな関係」と考えている関係に対して、他方は「真剣交際」と捉えていることも。

どっちが間違っていると結論付けることは難しいものの、ほとんどの場合はコミュニケーション不足によることが多いそう。

「相手が望んでいる“好き”ではない、相手が期待する交際関係と自分の認識が違う、と気づいてしまっても、相手を傷つけたくなかったり自己嫌悪に陥りたくないという気持ちからゴースト化してしまうことがあります」
相手の気持ちがわからない

誰かから音信不通にされた経験がなく、その痛みを知らない人は、相手がどのような気持ちになるのかを想像できないため、別の人に対しても何度もゴースト化する傾向があるそう。

「ゴースト化されたことがなかったり、されたとしても大して打撃を感じない人がします。そのような人は、自分の行動が相手をどんな気持ちにさせるかを考えず、共感性が乏しい傾向にあります」

「ゴースト化」から立ち直るには

自分のケアを最優先する

なんの前触れもなく連絡を絶たれると、心が痛むのは当たり前。しかし、他人の心ない行動によって自己嫌悪に陥ってしまう必要はありません。自分を見失わないように、まずは自分を守ることから始めてみて。

「一度疎遠になった人を諦めきれず、相手の関心を取り戻そうと奮闘したところで、自分の幸せに繋がらないことがほとんどです。誰かに傷つけられたとしても、それに翻弄されることなく、自分自身をケアしながら自立しましょう。そうすることで、あなたはさらに魅力的になり、より良い出会いにも恵まれるはずです」
相手に立ち向ってみる

もしもゴースト化した理由が知りたかったり、モヤモヤをスッキリさせたいのであれば、直接相手に聞いてみるのも一つの手かも。

「ゴースト化した相手と向き合う場合には、自分がどのような感情を抱いたかをしっかりと伝え、相手の軽率でデリカシーに欠けた行動を冷静に指摘することが大切です。ただし、相手からはっきりとした答えが返ってくることは期待しない方が良いでしょう」
自分を責めない

ゴースト化された原因や責任は、自分ではなく相手にあるということを心に留めておきましょう。自分にふさわしい相手ではなかったと考えると、自己嫌悪に陥らずに次に進めるはず。

「人間関係がうまくいかない時に、自分自身に原因を見出そうとする人もいます。自分の行動や言動が理由で関係性が悪くなったのではないか…と、自分を責めてしまうのです。そんな人の一番の問題は、自分さえ我慢すれば関係が修復できると誤解してしまうこと。次に進むためには、自分の幸せを最優先にしてみてください」

好意を寄せていた人から急に連絡が途絶えてしまうと、心がモヤモヤしたり、かき乱されるもの。そんな時でも自分を見失わずに「残念だけれど、そこまでのご縁だった」と次に目を向けることが、あなたの幸せに繋がるはずです。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARI

Red UK

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