旅の充実度120％！最も満喫できる“北海道2泊3日プラン”はこれだ

観光スポットも美味しいグルメも豊富、そしてとにかく広い「北海道」。広いからこそ車がなきゃ楽しみきれない、なんて思っている人はいませんか？今回は秋に北海道を“電車・バスのみ”で旅した筆者が最高に楽しめる2泊3日をご紹介します。主に札幌・小樽を中心として、主要な観光スポットやグルメを楽しみ尽くします！（なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。）

車がなきゃ北海道はつまらない…なんてことはない！

とても広い北海道、回りたいところも多くなるため、楽しむには車がないと少しキツイと思っている人はいませんか？今回は、羽田〜新千歳で“札幌2泊3日”を旅行した筆者が電車や歩きを駆使して楽しんだ実体験プランをご紹介します。

【1日目】初日からがっつり北海道を楽しむ日

［10:30］大通公園で散歩がてら遅めの朝食

東京から北海道までは約1時間半で、大阪から北海道も２時間かからないほどのフライト時間となっています。朝から北海道を満喫したい方は早朝便をおすすめします！新千歳空港から札幌駅までは1時間弱。駅近くの宿泊先ホテルに荷物を置いて、遅めの朝食がてら大通公園へ散歩に行きましょう。

北海道にきたらやはり定番の「さっぽろテレビ塔」は見にいきたいスポットです。大通り公園では四季ごとにイベントも開催しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。「雪まつり」は毎年多くの人が訪れる人気イベントです。

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大通公園

さえら

大通駅からすぐの喫茶店「さえら」で遅めの朝食を。朝10:00〜営業しているこちらのお店は地元の人にも愛されるお店です。おすすめは何と言っても「サンドイッチ」。特に“たらばがにサラダサンド”は売り切れ必至なので、ぜひ食べてみてくださいね。

フルーツサンドなどほかにもたくさんある種類は、なんと90種類もあるんだとか。友達と二人でシェアなんかにもいいと思います。真夏以外ではテイクアウトも行っているみたいなので、時間のないランチにも向いているお店です。

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さえら

朝食後時間に余裕があればオススメ▷北海道庁旧本庁舎で異国気分を味わう

朝食を食べ、お腹を満たした後は北海道庁の旧本庁舎へ。国の重要文化財にも指定されており、赤レンガが目を引く歴史を感じられる建物です。建物の前には綺麗な花々や看板があるので人気の写真スポットとなっています。

素敵な赤レンガの建物は見るだけで満足してしまいますが、せっかく訪れたなら是非内部も見学してみてくださいね。無料開放しているので、気軽に見学を楽しめます。赤い絨毯が敷かれた内部は、映画に出てくるセットのようで階段一つをとっても 素敵な雰囲気が漂っています。

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北海道庁旧本庁舎

［12:30］北海道グルメ“スープカレー”をクリア

ピカンティ 札幌駅前店

お昼は札幌駅付近で、北海道人気グルメの“スープカレー”を食べてみてはいかがでしょうか。野菜たっぷりでさらりとしたスープカレーはヘルシーながらも食べ応え十分。午後は色々な場所へ観光しに行くので、ここでパワーチャージしましょう！

「ピカンティ 札幌駅前店」は、スープの種類・メイン具材・辛さ・ご飯の量を選んで注文するスープカレーのお店。トッピングもとても豊富で、北海道産の舞茸の天ぷらなどがあるのも魅力です。自分好みのカレーをいただくことができるので、満足感も高いですよ。

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ピカンティ札幌駅前店

スープカリー ヒリヒリ2号

2つ目にご紹介する「スープカリー ヒリヒリ2号」は、店名の通りスパイスの効いたスープカレーを提供するお店です。辛いものが苦手という方でも、辛さは調節できるのでご安心を。お店1番人気の「骨チキチキンカリー」はココナッツスープにすることもでき、そちらもとてもおすすめです。

スープカレーを食べたことがない方も大勢いらっしゃるかと思いますが、実はスープカレーは女性に大人気なんです。なぜか食べるとハマってしまう中毒性のあるカレーなんです。一緒にたくさんのお野菜をとれるのも人気の理由です。

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スープカリー hiri hiri 2号

［15:00］滝野すずらん公園で自然とアスレチックを満喫

せっかく北海道に来たのだから雄大な自然を満喫したいけど富良野は遠い…なんて時におすすめなのが「滝野すずらん公園」。札幌ターミナルからバスも可能ですが本数が少ないので、地下鉄さっぽろ駅から約20分ほど行き「真駒内駅」で下車。そこからバスで約30分乗って行くのがおすすめです。

チューリップやコスモスなど季節によって変わるお花畑や広大な庭など、とにかく土地が広い！ さらにアスレチックも充実しているんです。自然に触れながら体を動かしてリフレッシュしちゃいましょう。

とにかく広いので1日かかっても全て回れない…なんて思うかもしれませんが、お花畑とアスレチックを楽しんで2〜3時間ほど筆者は滞在しました。メニュー豊富なレストラン・売店などもあり、ソフトクリームなど軽めのデザートなどをいただくこともできますよ。

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滝野すずらん丘陵公園

［19:00］北海道グルメを味わう夜

たくさん体を動かした後は、また札幌駅の方へ戻ってきて北海道グルメのディナーを。ジンギスカンも海鮮も行列ができる人気店をご紹介します。せっかく北海道に来たのなら、やはり人気のグルメははずせないですよね。

ジンギスカン▷さっぽろジンギスカン本店

最初にご紹介するのは「さっぽろジンギスカン本店」。ジンギスカンはちょっぴり苦手...という人にも一度は訪れていただきたい名店です。新鮮なジンギスカンのみ提供しているので、臭みがなく柔らかいジンギスカンの美味しさに驚くはずですよ。

羊の親肉＝マトンはラムに比べてクセが強いので苦手な方もいると思いますが、特に北海道で食べるラムには全くクセがありません。しかもラム肉はとてもヘルシーで、高たんぱくなので女性には超おすすめなんです。

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さっぽろジンギスカン 本店

こぼれいくら丼▷海味はちきょう

旅行に行く前に予約を取るべき人気店のこちらでは、“驚きのいくら丼”が味わえます。威勢の良い店員さんの掛け声とともに、溢れんばかりのいくらを乗せた「いくら丼」はインパクトもさることながら絶品です。

この優艶なほどのツヤツヤ加減！写真でも大粒なのが見て取れますよね。こんな贅沢、旅行の時くらいしかしようと思わないので、ぜひ奮発していくら丼、食べちゃってくださいね。もちろん写真もお忘れなく。

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海味はちきょう 本店

［22:00］すすきのであま〜い夜を…！

甘いものは別腹に決まってますよね？ということで、食後は「繁華街すすきの」へ繰り出しましょう。スナックのような少し変わった雰囲気の「ミルク村」ではとっても可愛らしいスイーツが味わえるのです。

一見普通のソフトクリームですが、こちらではお好みのリキュールやトッピングをかけて大人なソフトクリームを食べることができます。リキュールの種類はとても豊富で、珍しいものも置いてあるので面白いですよ。そして店内はとてもお洒落ですので、女子には特におすすめのスポットです。

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アイスクリーム Bar HOKKAIDO ミルク村

【2日】北海道が誇る美しい景色に心打たれる日

［8:30］二条市場で朝ご飯

札幌を代表する市場には「二条市場」と「札幌市中央卸売市場 場外市場」が挙げられますが、好立地なのが二条市場。大通駅から徒歩約10分のアクセスです。食べ歩きしつつ朝から絶品海鮮丼をいただきましょう。

海鮮処 魚屋の台所 二条市場のれん横丁店

市場内に2店舗構えるこちらのお店では、海鮮丼をいただくことができます。北海道に来たら絶対に食べておきたいグルメの三本指に入るグルメですよね。北海道で海鮮を食べたら、東京でもう食べれない～という声もあるくらい美味しいんですよ。

ここの海鮮丼は、デフォルトでうにやいくらが乗っているものがほとんど。都内でもこんなの珍しいですよね。北海道＝海鮮というイメージの方も多くいると思いますが、間違っていません。ぜひいただいてくださいね。

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海鮮処魚屋の台所札幌二条市場

［10:00］噂の時計台は記念撮影スポット

美味しい海鮮丼を堪能した後は、「札幌市時計台」で記念撮影をしに行きましょう。がっかりスポットなんて呼ばれることもありますが、歴史感じる時計台は是非とも見ておきたいですね。ビルに溶け込んでいますが、お洒落な建物は記念撮影にうってつけ。ぜひ写真に収めてくださいね。

入場料を払えば、中に入ることもできるんです。一階には展示場などがあって時計台の歴史を学ぶことができます。また、時計大の仕組みがわかる時計の機会の展示なんかもあるので、札幌の歴史を学ぶいいチャンスですよ。

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札幌市時計台

［12:00］小樽に着くなり絶品鶏グルメを味わう

札幌駅から約30分〜40分JRに乗って小樽駅に到着。“るたお”という駅の看板ですらレトロでテンションが上がりますよね。改札を抜けると坂になっていて、遠くに海が見えるのもさらに気持ちを高めてくれます。

なると 本店

お昼ももちろん北海道グルメを味わいましょう。こちら「なると 本店」では豪快に鶏を揚げた“若鶏の半身揚げ”が味わえます。皮はパリパリで中はジューシー、極上の鶏グルメです。ボリュームもあり満足感も高いですよ。

何人かでシェアできるなら、併せて頼みたいのが“ザンギ”。鶏の唐揚げなのですが、普通よりは少し濃いめの味付けになっています。これまたジューシーなこちらの鶏グルメには、お好みでレモンを搾って食べてみてください。

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若鶏時代 なると

［13:30］小樽を散歩しながら観光

食後は魅力のつまった小樽散歩へ！まるでタイムスリップしたかのような歴史ある建物が現存されていたり、随所でレトロな雰囲気を持つ建物がたくさんあります。ノスタルジックな観光を楽しむことができますよ。

旧手宮線跡

現在は廃線跡となった「手宮線（てみやせん）」の跡地。今でこそ廃線となってしまいましたが、北海道の開拓に大きく関わった鉄道路線です。線路がそのまま現存されており、遊歩道になっているので普段できない線路を歩くことができるのです。復元された色内駅もあります。

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手宮線跡地

小樽オルゴール堂

メルヘンな世界が広がる「小樽オルゴール堂」。広い店内はとにかく種類豊富なオルゴールで溢れていてとっても素敵ですよ。オルゴールは買うこともできるので、おみやげやプレゼントにもおすすめです。

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小樽オルゴール堂

小樽 il PONTE（イルポンテ）

せっかくの旅行、思い出はカタチにも残したいですよね。小樽運河近くのこちら「小樽 il PONTE」では吹きガラス体験をすることができます。20分〜1時間ほどで体験できる手軽さと、出来上がりを郵送してくれる“旅行二次会”をできるワクワク感が楽しいです。

作業は意外とスリリングですが、気泡や割れ目など一つ一つが異なるオリジナルのガラス作品を作ることができます。筆者の友人はグラスを選択していましたが、出来上がりは湯呑み以上の大きさ。とにかくオリジナリティ溢れる旅の思い出を作れます。

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小樽 il PONTE (オタルイルポンテ)

［16:00］街ぶらしながら食べ歩き

小樽は観光地なだけあってお土産を買うのに持ってこい！ここでしか味わえないグルメもあるので、ここでお土産を揃えて買ってしまうのも手です。ぶらりと観光しつつも、お土産探しやショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ドゥーブルフロマージュ▷小樽洋菓子舗ルタオ

“小樽のスイーツといえばルタオ”と、まず名前が出てくる名店です。特に「ドゥーブルフロマージュ」はとても有名なチーズケーキです。今まで食べてきたチーズケーキとは違う、口どけの良さが売りとなっています。冷凍配送も可能なので、お土産にぴったりです。

北海道の広大な土地で育った牛からとれる新鮮なチームを使用したケーキなんて、美味しいに決まってますよね。また、ソフトクリームなども売っているので、食べ歩きスイーツとしてもおすすめですよ。

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ルタオ 本店

パンロール▷かま栄

パンの中にかまぼこが入ったご当地グルメ「パンロール」。こちらは、かまぼこ専門店の「かま栄」が開発したもので、かまぼこのすり身を大胆にもパンで包んでしまったというグルメなんです。

北海道が誇るかまぼこ店であるかま栄の工場直売店で買うことができます。パンに負けじとふわふわのかまぼこが専門店ならではの美味しさです。パンロールは揚げたてがとても美味しいのでその場でいただき、種類豊富なかまぼこ系をお土産にすることをおすすめします。

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かま栄工場直売店

［17:30］待ちに待った小樽の夕焼け…！

昼間も美しい小樽運河ですが、やはり日没の瞬間は必見！季節によって異なる日の入り時間は事前に調べてから行きましょう。時間が近づくにつれ人が集まってくるので、早めに待機するとBeforeとAfterが楽しめて良いかもしれません。

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小樽運河

［20:00］天狗山で夜景に感動

北海道最終日、夜は美しい夜景を見て終わりましょう。北海道3大夜景のひとつである天狗山は小樽駅からバスで約20分乗って、そこから4分間ロープウェイに乗って展望台まで行きます。天狗山から見る夜景は絶句するほどの美しさ！きらめく光の景色が綺麗です。ピンクに光るハートのモニュメントなど、カップルにはデートスポットとしても最高です。

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小樽天狗山

【3日目】最後まで北海道グルメを堪能！

［11:00］フライト2時間前に新千歳空港

余裕をもってフライト2時間前には新千歳空港に。というのも、買い忘れたお土産や北海道スイーツ・グルメを空港で味わうことができるんです。中でも、この旅で食べていない“北海道ラーメン”は空港内にある「ラーメン道場」にいくつもお店があります。

けやき

個人的におすすめはやはり味噌ラーメン！「けやき」のコーンバターラーメンはまろやかで誰もが美味しいと思えるお味ではないでしょうか。トッピングで煮卵を追加するのをお忘れなく。お腹を満たしたところで、帰りのフライトへ向かいましょう。

北海道にはみそラーメン以外にも、海老や塩ラーメンなどさまざまなご当地ラーメンが存在しますが、やっぱりみそラーメンは抑えておきたいですよね。東京にあるみそラーメンよりもさっぱりとしているみたいなので、〆のラーメンみのぴったりのはず。

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けやき新千歳空港店

最初から最後までぎっしり北海道を満喫！

いかがでしたか？とにかく北海道の魅力を詰め込んだ筆者の“北海道2泊3日プラン”をご紹介しました。札幌・小樽の観光をしつつ、グルメを堪能。車がなくても楽しめる北海道、ぜひ参考にしてみてくださいね。(掲載されている情報は記事公開時点のものです。必ず事前にお調べください。)