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「察する」ができない彼氏。長続きのために「宣言女子」になろう

  • 2020.5.21

どうもあかりです。
片思いの彼や、今の彼氏に「なんで分かってくれないの?」と思うことはありませんか?


でも、察してもらうのを待つよりも、大事なことがあります。
それは、自分が当事者になって恋愛をしていたり、また、当事者から話を聞いたりしていて強く思うのが「わかりやすい人」でいること。これって大きな価値だなん、ということです。


とくに男子は女子の「察して」を本当に苦手としています。て、これが原因でケンカなどのトラブルになってしまうカップルは星の数ほど見てきました。


ということで今日は、「『「察して女子』」からとっとと卒業して、意見を言える『「宣言女子』」になろうぜ」をテーマに、女子として、とくにお付き合いをしている相手の男子に対して気持ちをわかりやすく伝えてあげる(宣言してあげる)べき場面や方法についてご紹介しまです。
不満の原因を「ぼーっとしている彼のせい!」と思っている人も、自分にできることが見つかるかもしれません。

■心の中の「寂しい」は言葉に出さなきゃ伝わらない「察して」のパイオニア~さみしい~

男子が苦手な「察して」の筆頭といえば、「寂さみしい気持ち、気づいてよ」という例のパターンです。
以前ある知人男性が「女の子の大丈夫は大丈夫じゃないんだったら、大丈夫じゃないって言ってほしい」
と以前ある知人男性が口にしていて、その直球すぎるけど大変ごもっともなご指摘に納得しましたややウケしたのですが、要はそういうことですね。


寂さみしいんだったら、「寂さみしい」って言おうよ、と。
とくに、幸か不幸か、私たち女子は、寂さみしい気持ちを隠すことが本当に上手なんだと思います。そして、それと同じくらい、男子が女子の寂さみしさを察する能力は低い。が欠けているのと同じくらい、このことが女子の気持ちと男子の能力にズレがあるんです。「寂さみしい」を「察して」界のパイオニアたらしめている。


今日以降、認識しましょう。
あなたはきっと、「寂さみしい」を隠すのが本当に上手です。
そしてあなたの彼はきっと、「寂さみしい」を察するのが本当に下手です。
だから、寂さみしいときは、「寂さみしい」と、大丈夫じゃないときは「大丈夫じゃない」と宣言しましょう。もちろん、キツい言い方をしたら彼はツンとしちゃいますし、泣きながら言うと「泣き止ませる」ことだけを意識して彼もオロオロしてしまいますから、かわいくライトにね。

■彼の「どこ行きたい?」の意味は「彼女の好きなところで楽しんでもらいたい」そういうことじゃないんだぞ~どこ行きたい?~

「察して」の類型として、「どこ行きたい?」「何食べたい?」などと聞かれた際に、「私がどこに行きたいかをよ〜く彼氏として検討した上で、あなたの方から具体的にアイデアをちょうだいね」という趣旨で、「どこでもいい」「お任せ」と答える人っていものもありますよね。
みなさんの中には「そういうつもりじゃないもん」と言いたくなる人もいるうかもしれません。たしかに言った本人はそうかもしれない。
だけど問題は、言われた男子の側からすればそのように聞こえると思うよ、ということ。


ここでわかっておくべきは、男子は「彼女が『行きたい』『これがしたい』と言ってきたことを叶えてあげたくて、こう聞いてるんだ」ということです。
つまり、「あなたが彼氏としてよく考えてみて」というこちら側の態度は、「彼女の希望を聞いて、それを踏まえて素敵なデートを創ってあげたい」という彼の質問の趣旨とは噛み合ってない。
「俺に決めさせてくれるの?やったー!」とはならないんです。「君が行きたいところに、俺は行きたいんだ」ということなんです。


とは言いつつ私も、「どこ行きたい?」的なことを聞かれるのがすごく苦手です。だからいつも「ここがいい」と答える内容を何パターンか決めてる。
自分がいつでも食べたいと思うようなところとかってあるはずで、それをいつ聞かれてもいいように頭の中でストックしておく。それだけで、一気に「お店決め」がスムーズになります。「そんなの形骸化しちゃってるじゃん」と思うかもしれませんが、彼の「どこ行きたい?」の問いに対して、なんでもいいから「私の希望」を宣言してあげるそのやりとりの「型」こそが大事であって、それがいくら形骸化していようと、いいと思うんです別に。


最初からバンバン意見を言うのが難しい人なら、例えば「昨日パスタ食べたからご飯系がいい!」と、選択肢を絞るのも大切。お店全体のコンセプトを指定するのではなく「お魚料理があるところだったら嬉しい」などと、ある程度余白のある返答をするのもアリ。自分の意見も通るし、彼もお店選びで困りにくい。とてもスマートなやりとりになります。

■イライラしたら「伝えること」をサボらないで~イライラ~

カップルである以上、相手に関してイライラすることは必ずあります。そんなとき、どうしてます?相手の悪いところを一方的に指摘して怒ってませんか?
だから、正直、カップルという関係性の中では、「イライラさせる方が悪い」ということは基本的にはありえないと思うんです。お客さんと店員さんじゃないわけですからね。


初めて起きたトラブルならしょうがないけれど、過去にそのことで相手にイライラして、それが解消されないとしたら、「ちゃんとイライラしたことを相手に宣言、相手に改善してもらう」という努力をサボった人の怠慢でもあります。「イライラしてるのに、同じことをなんども繰り返す」という不満を持つのは、一度でも相手に「それやめてね」ということを伝える仕事を果たしてからにしたいものですね。


恋人に対して「こいつのことをイライラさせてやろう」だなんていじわるなことを思う人は基本的にいないんですから、イライラしてしまったとしたら、「このやろう!」じゃなくて、「あ、自分では気が付いてないんだな。教えてあげなきゃ」ってニュートラルにまずは思う。そして「こういう理由でよくないと思うの。やめてね」と宣言する。ここまでで、彼があなたに対して自分をイライラさせた相手に対して悪い感情を覚える要素なんて1ミリもないんです。


相手にイライラしたら、まず「相手は絶対に自分で気が付いてない」と思い出すこと、そして淡々と、伝えること。この当たり前のことをちゃきちゃきと当然のようにできる。そういう関係性って、素敵です。

■おわりに

察してもらうのを待つのではなくて、気持ちを分かりやすく伝える必要性を分かってもらえたかと思います。そして結局「察して女子」から「宣言女子」になることで、良いことがのメリットは、全部自分に返ってくるものです。


察してほしい「寂しさ」を口にする、自分の食べたいものや行きたいところを伝える、嫌なことは淡々と伝える・・・。もちろんこうすることで、彼はにとって「私」に対しての理解度が上がります。と交際すること」がより簡単で、楽になるという効果がまずはあるわけだけれども、それは巡り巡って、彼が私の取扱説明書を把握してくれる、つまり、私が気分良く付き合っていくことができるようになる、ということになるわけですからね。
「宣言女子」は、結局自分自身今の恋愛を気持ちよくするための環境整備の一環。彼ともっと仲良くなりたいなら「寂しい」「悲しい」「構ってほしい」なんていう気持ちを伝えることから始めましょうなんですから。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)

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