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ミックス上手なパリジェンヌの春スタイル。

  • 2020.5.21

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回はまだ肌寒い3月、自宅での撮影に協力してくれたパリ16区に暮らす、ティファニーをご紹介。

上質な素材、カットの美しさなど普遍的でクラシックなアイテムをこよなく愛するティファニー。スタイリストである母親の影響で、幼い頃から一流モードが身近だったこともあり、本物を見る目が養われたと話してくれました。「堅苦しすぎるのは苦手なので、程よくラフさを加えたい。オーバーサイズのパーカや、パパが愛用していたシャツなどメンズアイテムにリュクスなブランドのスカートやヒールの高い靴を合わせるのが定番スタイルです」。ラグジュアリーメゾンはオンラインでショッピングしたり、クオリティの高い商品を扱うお気に入りのヴィンテージショップをクルーズしたりと、手間を惜しまずにアイテム選びをするのも彼女のこだわり。「自分らしい着こなしを楽しみつつ、何より着た時のコンフォートさがおしゃれのキーポイントです」

コーディネートはミックスが基本!

今年の春にユニクロで買ったメンズのパーカはヴィンテージのベルトでウエストマークしてメリハリをつけた着こなしに。セリーヌのスカートはお気に入りのオンラインストア「Vestiaire Collective」で購入。

1年前のリスボン旅行で偶然見つけた紳士服店。「ストライプ柄とコットン素材が気に入って買いました。白シャツはパパから譲り受けた一枚。伝統とエキセントリックの異なるエッセンスを混ぜたスタイルが好き」

鮮やかな赤が魅力のレザージャケットはマレのヴィンテージショップで。キルトスカートはオンラインストア「Vestiaire Collective」で購入したヴィンテージのセリーヌ。サルトルのロングブーツにあわせてハンサムな仕上がりに。

Tiffany Bouelleパリ11区生まれ、生粋のパリジェンヌ。アート工学に特化した歴史あるリセでモードデザインを学び、デュペレ美術学校でもモードを専攻。在学中からスタイリスト活動をスタートし、同時に2年間プライベートスクールで子どもたちに絵を教える。現在はモワナ(Moynat)とのコラボレーションをはじめ、デッサン、イラスト、オブジェ制作などを手がけるアーティストとして幅広く活躍中。Instagram:@tiffanybouelle

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