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しっかり眉もスカスカ眉も!自分にあわせたメイクで「美眉」を叶えるプロの技を伝授

  • 2020.5.20

メイクアップアーティストの小笠原彩さんによると、「メイクのお悩みは何ですか?」という問いへの答えの約8割が「眉が上手く描けない」「どんな眉が合うか分からない」というほど、多くの方が眉に対して悩んでいるとか。前提として、眉は自眉の状態に合わせてメイクをしていくことが大切だそう。

今回は小笠原さんにそんな自眉を活かした美眉を作るコツを教えていただきました。

美眉への近道!自眉の状態を整える

自眉で美眉を作るコツ
出典: GATTA

まずは現状の眉の状態をきちんと整えて、どのようにしたら美眉に近づくのか知ることが大切です。

眉を描きはじめる前に、眉のコーミングはしていますか? 実は眉の状態を整えてからでないと、自眉を活かして美眉に近づけることはできません。髪の毛はしっかり解かしてから結んだりアレンジしたりしていきますよね? 眉もボサボサのままではキレイにアレンジできません。最初にしっかり毛流れを整えてからアレンジをしていくことが大切です。

整え方は簡単、スクリューブラシで下から上に、眉の根本から画像のようにブラシを動かしていけばキレイに整います。

横に動かしたり、下に向かって動かしたりすると毛の流れが正しく整わないので、画像のようにしっかりと根本から毛の流れに沿って自眉を持ち上げて、毛流れを整えていきましょう。

自眉が整ったら、自眉がしっかりある方の場合と、自眉が足りない方の場合で美眉に近づける方法が変わるので、それぞれコツをお伝えしていきます。

【しっかり眉】マスカラでワンランク上の美眉に

自眉で美眉を作るコツ
出典: GATTA

自眉の毛量がしっかりとある方は、最初に眉の毛流れを整えてから、余計な部分があればカットするなど、余分な毛の処理をしていきます。

その後におすすめしたいのは透明のマスカラを取り入れることです。透明のマスカラで眉をコーミングしていくと、整った眉の流れをしっかりキープし、眉尻も繊細に、美しく見せることができます。自眉がしっかりある方は、ブラシでコーミングしただけだと、なんとなくまだボサボサ感があったり、手抜きしていたりするように見えてしまいます。ここに透明マスカラで自眉を再度コーミングすると、ワンランク上のキレイな美眉に近づきますよ。

これは、筆者がメイクの現場でいつも使っていた技で、特に雑誌の撮影などでは必ず最後に眉を透明マスカラで整えていました。雑誌の撮影などは、モデルさんの眉の毛1本まで気を配る必要があります。ただブラシで眉をとかすだけだと、すぐにバサバサになってしまいます。これを透明マスカラでしっかりと固定をすると、とても美しい自眉に見えるんです。

髪もただとかすだけではなく、ツヤ髪になるワックスなどで最後に整えることがあるかと思います。そんなイメージで、整えた状態をキレイに保ち、眉尻まで繊細な毛流れを演出するために、この工程を入れることがおすすめです。塗り方は最初にブラシで整えた動きと同じように動かしましょう。

【スカスカ眉】ツールを使い分けて自眉のような美眉へ

アイブロウコスメ
出典: JAYANNPO / shutterstock

次に自眉が足りない方の方法もご紹介していきます。眉が足りない方は最初にアイブロウペンシルやアイブロウリキッドで眉を下記足し、アイブロウパウダーで描き足したところをぼかしたり、色味が薄いところを濃く見せたりしていきます。

なりたい眉の形によって、どこにどのように眉を付け足していくのかは変わってきますが、以下のように、アイブロウメイクのツールを本来の役割ごとに使う用途を分けましょう。

■ペンシルやリキッド・・・毛を1本ずつ書いていく

■眉パウダー・・・色味が薄い所に色を足す、ラインをぼかして自然に見せる

足りない部分には自眉を作るイメージで、ペンなどで1本1本毛を描いていき、色味が薄いところやぼかすところにはパウダーをのせていきましょう。

自眉が薄い場合は、ペンシルだけで仕上げてしまうと、自眉との差が出過ぎてしまい(自眉は立体的だけど、ペンシルの部分はフラットなので馴染まない)美しい眉には見えません。そのような場合は、パウダーで眉を描いた部分と自眉をしっかり馴染ませてぼかしていくことにより、差を埋めていきます。

このように自眉の量によってメイクの方法は変わります。

ぜひご自身の眉の状態に合わせて、自眉で美眉を目指していきましょう!

【画像】
JAYANNPO / shutterstock、Pangaea / PIXTA(ピクスタ)

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