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カニカマ・ちくわ・かまぼこ。タンパク質を摂りたいのなら、魚のすり身が効率的?

  • 2020.5.18
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魚のすり身のタンパク質量と栄養素について解説!

魚のすり身はタンパク質豊富!

タンパク質といえばささみや鶏むね肉のイメージがあるけれど、魚のすり身もタンパク質が豊富な食材なんだとか。「100gあたりで比較すると、タラのすり身に含まれるタンパク質量は17.5g、鶏ささみは23.0g、牛肉(肩ロース)は13.8gと魚のすり身は、牛肉よりもタンパク質を多く含みます」と中村さん。

タンパク質は、加工品で摂取してもOK?

魚のすり身がタンパク質豊富な食材だとはいえ、魚売り場にすり身は売っていないというスーパーも多い。魚のすり身は加工品でもいいの? 「よく見かけるちくわ、かまぼこ、かにかま、はんぺん、つみれなどでもタンパク質源として使うことができます。ちくわは卵と同じくらいのタンパク質を含んでいます。塩分が気になる方は、ちくわよりもはんぺんのほうが塩分が少ないのでおすすめです」

低脂肪で使いやすい! 魚のすり身のメリット

1.低脂肪だからヘルシー

「魚のすり身は肉類よりも低脂肪でヘルシーな食材です。低脂肪高タンパク質のイメージが定着している鶏ささみですが、実は魚のすり身のほうが低脂肪なんです。鶏ささみは100gあたりの脂質が0.8g、たらのすり身(たら)は0.2gと魚のすり身のほうは脂質が半分以下です」

2.便利食材

「魚のすり身は骨がないため、使いやすいのもうれしいポイント。魚のすり身から作られたちくわ、かまぼこなどは、加熱しなくても食べられるので時間をかけたくない日のごはん作りや素早く作りたいおつまみにも活用してください」

「ちくわ・かまぼこ・かにかま」のタンパク質量を比較

ちくわ、かまぼこ、かにかまの栄養を比べてみよう。違いはあるの?

「100gあたりでタンパク質量はちくわ12.1g、かまぼこ12.1g、かにかま12.1gとほぼタンパク質量は変わりません。カロリーはちくわ121lcal、かまぼこ90kcal、かにかまは90kcalとややちくわの方がカロリーは高くなります」と中村さん。魚のすり身を上手に取り入れて、高タンパクな食事のレパートリーを広げてみて!

<参考文献>文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」紀文「紀文アカデミー」

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