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【不倫】ケース別罪の重さ バレなければいいなんて言えない!

  • 2020.5.15

不倫とは、配偶者がいる人が他の異性と体の関係をもつこと、と一般的に解釈されます。
慰謝料だ、離婚だ、親権争いだ、といろんな話を聞きますが、不倫という行為がどれほど重い罪なのか、知っていますか?
今回は不倫のケース別で罪の重さをご紹介します。

独身のあなたが罪を免れる不倫の場合

不倫のケースによっては「慰謝料の請求対象にならない場合」もあります。
独身のあなたが「既婚者であることを隠していた男性」と性行為に及んだ場合です。
真剣な交際の場合ももちろんですが、身体だけの関係であればなおさら男性が既婚者だとは知らなかった、というケースが多いかもしれません。
ただ、本当に相手男性が既婚者であることを知るタイミングがなかったのか、厳しく調べられることになりますので、「知らなかったことにして罪を免れる」のは不可能と心得ておきましょう。

夫婦関係が破綻している場合の不倫

たとえば、あなたが夫に対して離婚したいと伝えても取り合ってくれず、でも同じ空間で生活をするなんて耐えられない! と別居生活を開始。
そんな状態が続いていて、その間夫の方が関係を修復しようという努力をまったくしないとき。
電話もLINEも全然なくて、もう最後に言葉を交わしたのもいつのことだか……。
そんな状態にいるあなたが、すてきな男性と知り合って、心惹かれて、身体の関係をもったとします。
これは「不倫」の定義には当てはまらないので、罪にならない場合も。
戸籍のうえで婚姻関係にあっても、夫婦生活を営めていない状態であれば、不貞行為とはみなされないのです!
もちろん「離婚したい」と言っている方が不倫した場合に限られます。
離婚を渋っている人が他者と関係をもったら、離婚したがっている側の人は明らかな「離婚をする理由」を手に入れるだけになるでしょう。

ダブル不倫の罪の重さはケースによってさまざま!

不倫している同士が既婚者だった場合はどうでしょうか。
罪の重さを左右するのは、お互いの「不倫をされた人」たちの判断、です。
あなたがW不倫をして、旦那さんが
「妻も不倫相手も許せない! 2人に可能な限り高額な慰謝料を請求するし、離婚もする!」と言ったら、これを覆すのは難しいです。
さらに、不倫相手の奥さんが「今回だけは許してあげる、次やったら離婚ね。でも相手の女は許せない! 慰謝料は払ってよね!」なんて言ってきたら。
つまるところ、慰謝料を払うのはあなただけです。
しかも旦那さんと不倫相手の奥さんに。
さらに離婚。
……と、W不倫の場合考えるべきことが増えてきます。
自分の家庭と相手の家庭、どちらかにでも子どもがいればそれもまたひとつの考えなければばいけない『条件』になりますし、あなたが不倫をしていたのであれば、まず親権は旦那さんにもっていかれるでしょう。
家族に離縁される恐れもあります。
一番怖いのは、子持ちのW不倫と言えるかもしれませんね。

さいごに

いわゆる「既婚者×フリー」の不倫は除いてしまいました。
というのも、最近はイレギュラーな不倫が多かったり「フリー」な相手というのが風俗店の方だったり……という話をよく聞くのです。
たとえお金を払っていても、不倫は不倫。
「なぜその相手と結婚したのか?」をよく考えて、もっと別の方法で解決できるといいですね。
同時に、個人的な感想ですが軽い気持ちでしてはいけない、許してはいけないことだとあらためて感じました。
(ライター/廣瀬伶)


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