1. トップ
  2. 恋愛
  3. つまらなそう?ラブラブなふたりは「楽しみ方」がうまい!

つまらなそう?ラブラブなふたりは「楽しみ方」がうまい!

  • 2020.5.12
  • 1634 views

どうもあかりです。
経験上、仲がいいカップル、長続きをするカップルほど、「つまらなそう」って周りに言われてしまうようなデートが圧倒的に得意です。


みなさんも、彼との仲を深めていくために、おしゃれなレストランとか、ドライブとか、夜景とか、テーマパークとか、そういう高級なデートだけじゃなくて、どこにでもあるようなファミレスとか、お家とか、そういう場所での、金銭的にも内容的にもチープで「しょぼい」デートを一緒に楽しめるようになってください。

極端な話、ディズニーなんて他人とでも楽しめる

私の知人で、最近結婚をした女性がいるのですが、その子は、結婚直前、「同棲中の彼氏と最近どうなの?」と周りの人から聞かれても、「毎回家で会って、海外ドラマしか見てない(笑)」なんて答えていたので、みんな(とくに男子)が「あの子は彼氏といずれ別れちゃうね」と裏でささやいていたくらいなので、正直その結婚に周囲は軽く騒然としていました。実はこういう感じの知人が3人もいます。


でも私は、どの3組のカップルも「絶対に別れないし。てか絶対に結婚するでしょ。明らかに」と思っていました。
何にも楽しいことをしなくても、楽しめる二人って最強で、むしろ、楽しいことをして、楽しめる二人って普通でしかないから。


**


さて、私が中学生のとき(これは全然昔じゃない。とても最近のことなのです)、修学旅行でディズニーランドに行きました。4人1組の班で行動したのですが、その班が学校から強制的に割り振られたものだったので、ほとんど仲良くない人たちばかりでした。でも、楽しめたんですよね。ぶっちゃけ。かなり。自分でも引くほど。
でもそれは、私と他の3人が運命の相手同士だったからじゃありません。単に、ディズニーランドみたいな「ザ・楽しい場所」って、だれとでも楽しめるからというだけ。


そう、私みたいに、ほとんど他人みたいな人でも楽しめるのはディズニーという場所の持つ力。だから、どんな男女であれ、すぐに別れてしまうようなカップルであれ、楽しめるのは当たり前なんですよね。


一方で、私の知人たちが結婚前に繰り広げていた「家でだらだら過ごす」という究極に”つまらなく”、究極に”しょぼい”デートは、よほど二人の仲が良くないとまったく楽しくない。私がもしもこの4人の班で「家で過ごす」ことを強いられていたら、きっと、あまりの居心地の悪さにやがてお互いを殺し合っていた。
だから、特別なんです。つまらないことを楽しめる関係は。

あこがれのデートよりも、あこがれないデートを楽しめるように

どんなカップルにも、「ザ・楽しい場所」の総量って決まっていて、例えばこれが最初付き合ったときに100あるとします。そこには、カラオケ、ドライブ、夜景、イルミ、プール、花火・・・・・・。


だけど、付き合っていると、これを一つずつ消費していく。夜景デートは、一度やったら多分次はそこまでドキドキはしなくて、そうすると100が99になる。この要領で、だんだんと、「ザ・楽しい場所」が減っていくんだけど、これが0になったとき、もしも二人が、私の知人女性のように「しょぼいデート」を楽しめる関係になっていないと、きっと、そこで終わる。


**


だから私は、付き合った直後から、たまにある「今日はガストでいい?」「今日は疲れたしお金ないから俺んちでいい?」みたいな、あんまりあこがれない、あんまりテンションが上がらないデートこそ、「チャンス!」とやる気を出して、「ザ・楽しい場所」の力を借りずに、純粋に二人の関係性の力だけで「楽しいデートだね」って感じられるためのチャレンジの機会と思って、「うん、もちろん!」と元気に返事をします。


しょぼいデートだからって化粧とか服装とかテキトーにはしないし、普段のデートよりも、かわいくいられるように気合いを入れる。また、二人が楽しめるためのアイデアをひねり出して、それこそDVDを借りていったり、一緒に読む雑誌を買っていったり、一緒に食べるお菓子やお酒を調達したりする。環境に頼らず、二人の地力だけで作った楽しさの成功体験が、いずれ、「毎回家で会って、海外ドラマしか見てない(笑)」と答えた私の知人女性たちのような強い関係性に繋がっていくはずだから。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



元記事で読む
の記事をもっとみる