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「俺じゃ幸せにできないから別れよう」という男性の本音

  • 2020.5.11

別れの言葉や儀式はさまざまですが、誰も傷つけない定番の言葉の代表格が「俺じゃ幸せにできない」というものでしょう。しかし、その裏に隠された本音は少し異なるものです。男性側の本音を探ってみましょう。

無難な別れ、察してください

好き同士で付き合った相手、憎くて別れるのであればまだしも、他に好きな人ができるなど、相手に落ち度がないのに別れたい時、どんな言葉で別れを切り出すでしょうか。ズバリ、「君は何も悪くない。俺では君を幸せにできないだけ」という言葉です。すなわち、他に心に思う相手がいるパターンです。

別れを切り出したいけれど、自分は悪者にはなりたくない、という心理が働いています。非常にふてぶてしい心理ですが、同時に「責められたくない」という臆病な心も見え隠れします。自分も傷つきたくないし、相手も傷つけたくない、さらに自分の思うようにことが運べば言うことなし、という甘えもあるでしょう。

もしくは彼女が全てを知っているのを承知した上で、「大人なんだから、お察しくださいね」という遠回しな配慮を求めているケースもあります。

とりあえずの別れ文句

とりあえず別れたい、という場合にも「俺じゃ幸せにできないから」という別れ文句が登場します。「俺じゃ幸せにできないから」は、万能な盾でもあります。「自分はこれだけ相手のことを考え、その結果、相手のために別れを決意した」という主張は、「相手のことを心から思っているがゆえの別れ」「あなたが大事だから選んだ別れ」という優しさの鎧をまとっています。

この最強の盾と鎧は、相手からの反論をことごとく防ぎます。「そんなことない、あなたがいないと私は幸せになれない」という、恋する乙女最強の呪文でさえ無効化してしまう、恐ろしい防具なのです。そのため、とりあえずの別れ文句としてこれ以上のフレーズはないでしょう。この際の男性側の心理は、「けんかになるのもこのまま続けるのも面倒くさい」「とりあえず別れたい」以外のなにものでもありません。

こんな俺でもいいよ、と言ってもらいたい

別れ文句でありながら、別れる気は最初からない、という複雑怪奇な戦略を繰り出してくる猛者も存在します。この戦略は、両刃の剣です。本当に別れる結果になることもあるからです。まさに生きるか死ぬかのリスキーなこの戦略は、別れ文句に包んだ愛の告白でもあります。

普段から自分に自信がないタイプに多く、相手を試す意図が含まれています。別れたいのではなく、引き留められたいのです。これを面倒くさいと思うか、愛ゆえの不安からくるものと捉えるかは、人それぞれでしょう。

相手の本心を見極めよう

別れを切り出す言葉として、できるだけ穏便にするために、本心はどうであれ相手も自分も傷つけない言葉を選びがちです。

中には別れるつもりが全くないパターンも存在します。別れの時くらい、本心で語り合いたいですよね。別れの言葉を切り出されたら、本心を見極めて対応しましょう。

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