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その「彼への気遣い」、自己中な行動になってない?

  • 2020.5.11

一番身近で、一番大切な彼。優しい気遣いをするのは当たり前で、カップルとしての基本ですよね。でも、いつもしてあげているその親切。うっかり「自分のため」になっていませんか?少し時間を取って考えてみることで、もっと彼に愛情を伝えられるかもしれません。

●「してあげなきゃいけない」になっていませんか?

彼になにかをしてあげるのは、とってもいいこと。ずっとずっと続けていきましょう。でも、いつのまにか「してあげたい」から「してあげなきゃいけない」になっていないか、少し考えてみて欲しいんです。


「してあげなきゃいけない」ということは、裏返せば、「しなければなにかを失う」
という気持ちが動機となっています。愛情というより、責任とか義務に近い感情かもしれません。

●「自分のため」の気遣いや親切に要注意!

「自分」が嫌われたくない、彼に愛される「自分」でいたいと必死になっていると、せっかくの気遣いや親切も、「彼のために一生懸命になっているのに、愛されない」と、一生懸命がんばっているのに、虚しさばかりを感じてしまうことにもなりかねないのです。


彼女だから、彼氏が要求するから、彼に嫌われたくないから。そんな気持ちが、あなたを動かしているのであれば、1度考えてみたほうがよさそうです。


誰だって、大好きな彼には嫌われたくありません。それは当然の感情。でも、「なにかをしてあげる」動機が、「彼に嫌われるかもしれない」というマイナスを避けるためだとしたら、せっかくのあなたがしている気遣いや親切はが、まさに「自分のため」になっているからですかもしれません。自分が嫌な思いをしたくない、それだけです。


「自分」が嫌われたくない。「自分」がいいふうに思われたい。「自分」が彼に愛される存在でいたい。もちろん、自分のためがすべて悪いわけではありません。でも、自分のためにフォーカスされ過ぎているというのであれば、これには注意が必要です。

●気遣いのスタートは自分? それとも彼?

あなたが彼に、なにかをしてあげたいと思うとき、その気持ちの「スタート」がどこなのか、よく分析してみてください。たとえば、彼がなにか失敗して、とても深く落ち込んでいるとしましょう。当然、慰めてあげたい、元気づけてあげたいと思いますよね。


でも、上手く元気づけられず、彼は余計落ち込んでしまったとします。そして彼から、「ほっといてくれ!」と言われてしまいました・・・。そのときあなたは、どんな感情ですか?


「せっかく元気づけてあげたのに!」とか、「失敗しちゃった・・・。もう私たちダメかも・・・」なんて思ってしまいますか?もしかするとそれは、気遣いのスタートが「自分をもっと好きになってほしい」「良い彼女だと思われたい」のような自分中心の考えになっている証拠かもしれません。


一方、「辛いよね。少しずつでいいから元気になってね」という想いで満たされ、とにかく彼が少しでもラクになってほしい。そんな気持ちになるのであれば、気遣いのスタートは「彼(への愛情)」です。自分に置き換えたとき、みなさんはいかがでしょう?

●おわりに

彼を気遣ってるつもりでも、実のところ、自分のためにそうしているのだとしたら。「自分が安心すること」で、幸せになれたような気がしているのかもしれません。みなさんもこれを機に、彼にしてあげる動機を考えてみてはいかかがでしょう?(織留有沙/ライター)


(ハウコレ編集部)



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