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キャサリン妃、ナショナル・ポートレート・ギャラリーと特別展を企画中。

  • 2020.5.8
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2019年3月、ナショナル・ポートレート・ギャラリーを訪れたキャサリン妃。Photo_ John Sibley-WPA Pool / Getty Images
Catherine, Duchess of Cambridge attends the 2019 Portrait Gala at the National Portrait Gallery on March 12, 2019 in London, England.2019年3月、ナショナル・ポートレート・ギャラリーを訪れたキャサリン妃。Photo: John Sibley-WPA Pool / Getty Images

キャサリン妃が、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーと組み、新型コロナウイルスによるパンデミック下の「国民のスピリット」を収めた写真展を企画中だ。『Hold Still(ホールド・スティル)』と題したオンライン展覧会のために、英国民から現在の状況を捉えた写真を募集している。

キャサリン妃からの声明にはこう綴られている。「信じられないような写真の数々に心を動かされ、この国に住む人々の経験や物語に私たちは思いを馳せています。今回のパンデミックという人類の悲劇を切り取る、余りに悲しいものがあるかと思えば、人々が協力し弱者を支えるといった元気づけられる写真もあります」「『Hold Still』ではこの国の人々の姿やその精神、今誰もが経験していることを捉えるのが目的です。回復力、勇気、親切といった人々のあらゆる経験を写真が映し出すのです」

特別展では3つのテーマ「ヘルパーとヒーロー」「新しい日常」「親切の行為」の写真に短い文章を添えたものを、年齢や経験を問わずあらゆる人々から募集する。その中から100枚のポートレートを選出し、デジタル展示された後、いくつかの写真を集めた作品展がイギリス各地で開催される予定だという。ちなみに写真は、技術的なことよりも感情や経験の表現力が求められるそうだ。

ナショナル・ポートレート・ギャラリーのディレクター、ニコラ・カリナン氏はこう話す。「我々が一人きりである時も、何かを共に創造することは可能です。『Hold Still』プロジェクトをケンブリッジ公爵夫人とともにできることは光栄です。この国の人々の表情を通し、この前例なき時代の包括的な視点を提供し、重要な歴史的記録を残すことになるのです」

腕利きのアマチュアカメラマンとしても知られるキャサリン妃は、ウィリアム王子との子どもであるジョージ王子シャーロット王女ルイ王子の誕生日ポートレートを手がけている。

Text: Bangshowbiz

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