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3年間は着られる? 成長が早い乳幼児の「洋服サイズ選び」の目安5つ

  • 2015.4.20

【ママからのご相談】

もうすぐ1歳の子どもがいます。子どもの洋服は、何歳くらい上まで着られるものを買うのが良いでしょうか? 友人に使い古しの洋服をもらえるよう頼んでいますが、自分でも購入しています。来年も着られる服くらいがちょうど良いと思っていますが、皆さんはどうされていますか?

●A. 成長が早い子ども。1歳以降の子ども服は、“3年間”は着たい!

ご相談をいただき、どうもありがとうございます。女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです。

乳幼児の場合、子どもは1年で見違えるほど大きくなるので、洋服の“サイズ選び”は迷いますよね。すぐに着られなくなるのはもったいない気がするし、かといってブカブカすぎても、「やっぱり大きい」と不安になるもの。

下の子どもがいれば、お下がりとして活用できますが、一人っ子の場合はそうはいきません。そこで、「何歳上のサイズを買うのが良いか?」を検討したいと思います(ここでは、乳幼児の洋服について考えます)。

まずは、年齢別のサイズ表を見てみましょう(国内メーカーと海外メーカーではサイズが異なります。以下は、国内メーカーのサイズ表です)。

【子ども服のサイズ目安】

1歳6か月頃……80cm(体重11kg)

2歳6か月頃……90cm(体重13kg)

3歳6か月頃……95cm(体重14kg)

4歳6か月頃……95~105cm(体重14~17kg)

5歳6か月頃……95~105cm

6~7歳頃……105~115cm

●子ども服を選ぶときのポイント5つ

●(1)0歳のベビー服は、サイズぴったりがいい

ベビー服を選ぶ際は、赤ちゃんの動きを妨げないよう、身長や体重に合うぴったりなサイズを選びましょう。

●(2)半そで、七分丈なら、“2歳上”サイズの洋服でも十分着られる

半そでや七分丈のTシャツ、半ズボンなら、3歳上のサイズでも十分に着られます。たとえば、1歳になったばかりのときのピッタリサイズは一般的に70cmくらいですが、3歳上だと100cmあたり。“ブカブカ感”は否めませんが、半そでや七分袖なら長袖になる程度で、子どもも着難さは感じないでしょう。

●(3)着る季節が短いアウターは、“3歳上”ぐらいがいい

ジャンパーやジャケットなどのアウターは、1年のうちでも限られた季節にしか着ません。「来年も着られるものを」と1歳上のものを購入すると、本当に今年と来年しか着られず、割ときれいなうちに着られなくなってしまいます。

2~3歳上のサイズを選べば、腕まくりしながら3~4年は着られます。細かく言えば、腕まくりが難しいダウンジャケットは1年上くらい、ウインドブレーカーなどの薄い素材なら2歳上のものを3年間着られます。

●(4)難しいのは“ズボン”のサイズ。ズボンは、ジャストサイズか1年上くらいがいい

わが家の場合ですが、上着に比べて、“ズボン”はジャストサイズが一番動きやすそうでした。ジーンズの裾を上げて縫ったのですが、裾が重たくなって、どうしてもズボンがずれ落ちてしまうのです。

逆に裾が長いと、転びやすい。もったいないけれど、ズボンはジャストサイズが良かったかなと反省しています。生地が厚く長持ちしやすいズボンは、古着屋にも数多く並んでいるので古着をゲットするのもおススメです。

●(5)2歳半になったら、自分で脱ぎ着がしやすいサイズも重要

『はじめての育児』(細谷亮太医師・監修)によれば、2歳半過ぎにはズボンがはけるようになり、3歳頃に日常着の脱ぎ着ができるそうです。着替えを遊びの延長で楽しくできると、脱ぎ着が上達するでしょう。

日常着には、“袖が通しやすい”“ズボンをはくと、すぐに足が通せる”など、脱ぎ着がしやすいものを選ぶと良いです。特に1歳くらいの段階で、少し上のサイズを用意しておけば、2~3歳になったころ、ちょうど脱ぎ着に支障がないサイズとなっていることでしょう。

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上記は、あくまでも目安です。サイズ表記されていても、アイテムによって形や大きさは少しずつ違います。子どもを連れて行って“試着”や“肩合わせ”をした方が確実でしょう。

【参考文献】

・『はじめての育児』細谷亮太・監修

●ライター/アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)

外資系企業に勤務後、独立して10数年。「家庭と仕事を両立する生活」に憧れながらも、ずっと仕事ばかりの生活を続け、アラフォーで長男を出産。初めての育児にドタバタ、悩みもいっぱい。「女性が子育てしながら働き続けるって大変じゃない?」という新たな気付きで、子育て中の働き方を本気で考える毎日。今一番好きな言葉は「時短」。人との関わり合いと子どもと遊ぶこと以外は、あらゆる効率化を実験。「色彩心理/カラーセラピー」も勉強中で、「自分らしさ」を活かしながら生きていける人が増えるといいなと思っています。好きなものは、ロック、まったりカフェ、たまご。

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