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「飽きられる・捨てられるかも」と思う相手との結婚は懲役以上の苦しみ

  • 2020.5.5
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彼氏に対して、「飽きられるかも」とか「捨てられるかも」と思ったことがある場合、その彼と結婚すると、一生、相手に対して「下」の立場でいることになりがちです。

なぜ「飽きられる・捨てられる」と思ってしまうのか

まず、なぜ両思いで付き合っているはずの相手に、「飽きられるかも、捨てられるかも」と思ってしまうのか、を考えてみましょう。

不安になる理由(1) 相手の方が自分より価値が高いと考えている

なぜ相手に飽きられるとか捨てられるとか思ってしまうのかというと、一言で言うと、自分の価値が低いと思っているからです。

たとえば、自分が美人で知的で高収入で専門的な仕事をしているスーパーウーマンだとしましょう。アプローチしてくる男性は無数にいて、彼と別れてもすぐに別の誰かが現れる状態だとしたら、彼から「飽きられる・捨てられる」ことに対して不安に感じることはあまりないでしょう。むしろ、「彼は私と付き合えて幸せだよね」と思えるはずです。

「飽きられる・捨てられる」と感じるのは、あなた自身が、「彼の方があなたより価値が高い」と無意識に思い込んでしまっているからです。

これはあまりいい状態だとは言えません。というのは、彼を見上げている限り、彼からは見下され、見くびられる可能性があるからです。端的にいうと、「飽きられる・捨てられる」と怯えることで、彼からなめられることになります。

不安になる理由(2) 自分が与えられるものはないと思っている

なぜ、「飽きられる・捨てられる」ことを恐れているのかというと、彼と別れたら損をするのは自分の方だと思っているからでしょう。

彼が私と別れたら、私以上の人は絶対に現れないと思えたら、自分が彼に飽きることを懸念することはあっても、彼から飽きられることを懸念することはありません。

彼に「飽きられる・捨てられる」ことを恐れているのは、彼が自分から受け取っている利益より、自分が彼から受け取っている利益の方が大きいと感じているから、ということもできるでしょう。

自分の方が彼に対して多くを与えており、彼が自分たちの関係にメリットを感じていたら、彼があなたと別れる理由はなにもないはずです。あなたが彼から受け取るものより、あなたが彼に与えるものの方が大きければ、「捨てられる」不安はなくなります。

ただし、「多くを与える」と言っても、「捨てられないために」という動機での行動はNGですし、他の女性でも代えがきくような頑張りをしても無意味です。

「彼女は他にはいない唯一無二の存在であり、一緒にいることで、自分にはこれ以上ないメリットがある」と感じられる女性に対しては、男性は、「彼女にふさわしい男になるために頑張ろう」と奮起します。

そうやって奮起させてくれる女性は、「捨てないでね」と必死に尽くしてくる女性の何倍も魅力的なのです。

さいごに。なぜ不安を感じるのかを見つめ直さなければ、家庭内でマイルド奴隷化する可能性がある

「飽きられる・捨てられる」不安を感じている状態で結婚したら、離婚されないために、常に不安で相手の顔色を伺ってしまうことになりかねません。

家庭がくつろぎの場所ではなく、「相手に尽くすための場所」になってしまいます。つまり、マイルドな奴隷みたいな状態になってしまいかねないのです。

「飽きられる・捨てられる」といった不安を感じる関係のまま結婚するのは危険ですから、結婚前に、「なぜ私は不安を感じているのか」を徹底的に見つめ直す必要があるでしょう。

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