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PCR検査「陰性」判定されないと病気の治療ができない…という緊急事態に!【もりりんパパと怪獣姉妹 第29話】

  • 2020.5.5
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今年3月のあたまに厄介な病気になり、入院していました。その頃から世の中は新型コロナウイルス感染症のため、検査も入院までの経緯も普段とは違う状態でした。

その経験から、「いま病院にかかる大変さ」や「急な入院時の家族の苦労」、「いま家族を守るためにどうすればいいのか」を綴っていきます。

■前回のあらすじ
3月の初旬、体調がおかしいくなり、その後発熱したため、万が一に備えて会社は休みに。そしてかかりつけ医の検査によって「新型コロナウイルス感染症の疑いがある」と告げられてしまう! しかし保健所からは検査の条件を満たしていないとして自主隔離へ…。
「いま病気になると普段よりツラい…感染疑いで自主隔離へ」

かかりつけの病院から“新型コロナウイルス”感染の疑いを指摘されたのですが…

なんと「コロナ感染ではないとしても、『PCR検査の結果で陰性が認められない』限りは次の検査には進めない」という事態に陥ってしまったのです。

病院からも保健所に連絡してくれていましたが、僕の症状が条件を満たしていないためやはりPCR検査ができず。


そして迎えた水曜日。

朝から嫁さんに連れられて町内にある一番大きな病院にやってきました。

嫁さんが事前に病院に連絡してくれていたので、到着してすぐに発熱外来へと進みます。

レントゲンとCTで肺の検査を、そしてインフルエンザの検査も行いましたがいずれも結果は陰性でした。

…数日分の解熱剤と漢方薬を貰い、再び自宅待機です。


そこから途中で再度受診をはさみましたが、何も進展することはなくただ時間のみが流れていきました。

処方された解熱剤で熱を下げますが、下がった熱が再度上がるたびに、出る悪寒と震えに苦しむことに。しかも1度下がってから上がる熱はなぜか必ず前よりも高熱になり…、最後は40度近い高熱にうなされてしまいました。


水分だけはかなり気を付けましたが、食べ物は何も喉を通りません。

衰弱しすぎたのか何が原因なのか分かりませんでしたが、次第に寝付くこともできなくなり四六時中布団の中でゴロゴロ。
ただひたすら時が過ぎるのを待っていました。

そして迎えた週明け。
ようやくここで事態は進展を迎えます。

PCR検査を行う許可がついにおりました。




最初に熱が出てから1週間。

仮に新型コロナウイルス感染症ではなくても、病気を治療するためには、今の時期には新型コロナウイルスの検査、そして「陰性」の判定が必要

ここで何とかその検査の許可がおり、次のステップに進める可能性が出てきました。長かった…。

じつはこのPCR検査の許可がおりるに至り、影で嫁さんがかなりがんばってくれていたのです。

病院に保健所とのやり取りを説明し、病院の方から保健所に連絡をとってもらったのが、PCR検査が実施できた要因かと思います。

経緯をまとめると次のとおりです。

  • 保健所に連絡
    ⇒条件を満たさないので検査の許可が降りず
  • 受診予定の総合病院で事情を説明
  • 総合病院の発熱外来を受診
    ⇒病院の先生も保健所に連絡するが検査許可は降りず
  • 自宅待機
    ⇒この時期、病院は新型コロナウイルス、インフルエンザの「陽性」が出ない場合にはもれなく帰宅させられた
  • 症状が悪化し続ける
    ⇒再度保健所と病院へ連絡
  • 保健所から検査の許可は降りない
  • 保健所に再度連絡
    ⇒コロナの検査が受けたいのではなく、「コロナの検査を受けないと他の検査もできない」現状を説明
  • 保健所からは現状ではどうしようもないとの回答
  • 上記説明を病院にも行い、病院と保健所が連絡をとり合うようになる
  • ようやくPCR検査の許可が降りる



日々嫁さんが努力し保健所や病院と連絡をとってくれていました。

これはあくまでも僕のケースでのお話となりますが、検査へのハードルは相当高いというように感じます。嫁さんいわく、電話がつながらないときも多々あったそうです。


ようやくたどり着いた検査。
内容は喉の奥に長い棒を当てて採取する検査と痰の検査。

これは僕が思ったことですが、インフルエンザの際に鼻の中に細い棒を突っ込みますよね。あれの喉バージョンのような感じです。

そのPCR検査と併せて他にも検査を行い、気づけば5本もの棒を鼻や口に入れられていました。

…少し前までは結果が怖かったこの新型コロナウイルスの検査。

“もしも陽性だったらどうしよう”などとずっと考え込んでいましたが、この時はもうとにかく結果が早く出て欲しいと思うばかりでした。

何でもいいからこの高熱から解放して欲しい…。

そして翌日の夕方。

ようやく検査の結果が…!!
(今ではもう少し早く検査結果が出るのかもしれませんが、この時は1日半~2日以上経たないと出ませんでした。)



結果は、陰性…!

これでようやく本当の病気を調べてもらえる。
やっとこのきつさ・だるさから解放される可能性が…!!

しかし、最初の発熱からすでに10日が経過。

この間に体重は10キロ落ち、睡眠不足と熱からの衰弱で歩行は困難に。

例年なら恐らく数日でここまでたどり着いていたのだと思います。そして、ここまで衰弱することもなかったのかと。

インフルエンザ流行の際もそうですが、いまこの新型コロナウイルスが世界中に猛威を振るっているこの時に、病気になると本当に大変なことになる。そう実感させられた出来ごとでした。

それほどまでに新型コロナウイルス感染症は恐ろしいのだと思います。

直接感染しなくても、間接的にでもここまでの影響力がある。ここ数十年では過去に例をみない異常な事態なのではないでしょうか。


そして更に翌日、3月18日(水)。

紹介状を手に早朝から都会にある総合病院を受診。

その結果は…



入院、でした。

血液検査の結果、肝臓の数値が正常値の5倍近くにもなり肝機能障害をおこしているとのこと。

あとは白血球の数値がかなり下がっていて何かしらウイルス感染をおこしている兆候がある、と。

ようやく病気解明のスタートラインに立った僕ですが、戦いはここからが本番だったようです。(もう少しだけ続きます!)


次回は5月21日掲載予定です。

※今回の体験は、2020年3月時点のものです。現在とは状況が異なる場合もあります。
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
また、筆者は新型コロナウイルスへの感染はありませんでしたが、症状や疑いがある方は、最新の新型コロナウイルス感染症の対応をご確認のうえ、指定機関にご相談下さい。

(もりりんパパ)

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