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やさしいお母さんになれなかった私が「子どもの無性の愛」に救われた話【ズボラ母の三兄弟カオス日記 第65話】

  • 2020.5.5

ウーマンエキサイトの読者の皆さんこんにちは! 6歳、4歳、2歳の三兄弟のオカンあざみです。

学校も幼稚園も休み、どこにも遊びに行けない、そんな日々が続いている昨今。

つい次男のこごろうを叱りすぎてしまった日に、昔の自分を思い出しました。

■昔の私はやさしいお母さんになりたかったが、実際は…!?


私は、やさしいお母さんになりたかった。

いいところも悪いところもすべて受けとめて、いつもニコニコ笑っているお母さんになりたかった。

私がまだ独身のころ、スーパーで見かけた知らないお母さんが子どもを大声で叱る姿を見て


「あんなに怒らなくてもいいのに」

そう思ったこともあった。

でもいま、私が実際に親になったとき


子どもに大声で怒る自分がいた。

怒りすぎては自己嫌悪、これを何度も繰り返しては、また怒る。

そのループから抜け出したくてもなかなか抜け出せず悩んだ日もあった。

いまならスーパーで子どもを叱っていたお母さんの気持ちが痛いほどわかる。

そんなある日の夜、私は次男のこごろうを何回も同じことで叱り、たくさん怒って疲れ果てていた。

寝かしつけをしながら放心状態、早く1人になりたいと思っていたら、こごろうが話しかけてきた



■無性の愛をくれる子どもに救われている私


私に向かって「ママが泣いてるとこも怒ってるとこも笑ってるとこも好き」と言ってくれた。

こんなに怒ってばっかりの私なのに、それでもこごろうは愛してくれる。

きっとあのお母さんもこんな夜を経験しながら、子どものために大きな声で叱ったんだろう。

子育てっていつでも真剣勝負だからこそ、感情的になってしまうときもある。

それでも無償の愛をくれるこごろうの存在に今日も救われているオカンなのであった。

(あざみ)

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