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アカデミー賞、新型コロナウイルスの影響で2021年は配信作品も選考対象へ。

  • 2020.5.1
Photo_ Rachel Luna/Getty Images
Joaquin Phoenix, Renee Zellweger and Brad Pitt pose in the press room during the 92nd Annual Academy Awards at Hollywood and Highland on February 09, 2020 in Hollywood, California.Photo: Rachel Luna/Getty Images

映画芸術科学アカデミーが新型コロナウイルスの感染拡大に伴う映画館の営業停止を受けて、2021年に限り新たな選考資格規定を発表した。デヴィッド・ルービン会長とドーン・ハドソンCEOは、来年2月に予定されている第93回に限り、劇場公開を予定していたものの実現せずにネット配信やVODサービスで視聴可能となった映画も、作品賞を含む各賞の選考対象となるとし、こう声明に綴っている。

「アカデミーは、映画の魔法を経験するには劇場ほど最高な場所はないと確信しています。それに対する私達のコミットメントは変わらず、揺らぐことはありません。とはいえ、歴史的悲劇であるCOVID-19のパンデミックにより、選考資格に一時的例外を認めることが必要となりました」

「アカデミーは先の見えないこの時期、私達の会員と同僚をサポートします。私達は彼らの作品を人々が鑑賞し、そして祝福される重要性を認識していますし、特に今、観客の方々はこれまでにないほど映画を評価してくれています」

通常の場合、アカデミー賞の選考資格を得るには、ロサンゼルスの映画館で最低1週間上映する必要がある。第93回アカデミー賞は、2021年2月28日(現地時間)に開催予定だ。

Text: Bangshowbiz

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