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【世界一美しいふるまいとマナー】レストランでの会計のしかた

  • 2020.4.27

何気ない仕草や気配りは、相手によい印象を与えるひとつのきっかけです。『世界一美しいふるまいとマナー』(諏内えみ著/高橋書店)より、日々の所作のコツを掲載していきます。今回は、レストランでの会計のしかたをご紹介。

食事のマナーが完璧でも、会計がスマートでないと印象は一気にダウン。ごちそうになったときや割り勘にする際も、大人の会計マナーを心がけて。

■会計するとき

テーブル会計にし、現金の受け渡しはお店の外で

食事の席で小銭の音をさせるのは上品とはいえず、周囲のお客様にとっても耳障りなものです。参加者で割り勘するときはテーブル会計にし、ひとりでカードでまとめて支払い、現金の受け渡しは退店後に行うのが最もスマートです。

その際は10円単位までキッチリ割るのではなく、大よその額で済ませる余裕を持ちたいですね。自分が目上の立場ならなおさらです。

■ごちそうになるとき

遠慮しすぎずに相手を立てるのが大人の女性

男性との食事の際、会計のしかたにも迷うものです。会計時、まずはお支払いする意思を伝えましょう。男性にごちそうになる際は、遠慮しすぎたり謙虚になりすぎるのも失礼にあたります。「おいしかったです。ごちそうさまでした」と、感謝の言葉をしっかり伝えましょう。

相手が会計を済ませてるあいだは、支払っているところが見えない位置で待つのが、相手への気遣いになります。

また、上司など目上の方との食事で、ごちそうになることが予想できるときは、食後に化粧室などへ席を立つと、相手はそのあいだにスムーズに会計を済ませられます。相手がスムーズにごちそうできるようにふるまうことで、相手を立てられるのも、大人の女性といえますね。

お礼のしかたに品が宿る

せっかく相手がごちそうしてくれたのに、ごちそうされて当然という態度はあなたの評価を下げます。

「2軒目は私が」「今度ランチをごちそうさせてくださいね」など、お返しの意思を伝えるのも社交マナーです。

次にお会いするときに「先日はごちそうさまでした」とちょっとしたギフトなどを贈ってもよいですね。目上の方でしたら、お礼の手紙を送るのも素敵です。

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『世界一美しいふるまいとマナー』(諏内えみ著/高橋書店)
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