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冷蔵庫掃除の方法を詳しく解説!ラクにできるコツもご紹介

  • 2020.4.24

冷蔵庫の掃除……どこをキレイにするの?

冷蔵庫の中は食品のカスや液だれなどで、いつの間にか汚れがたくさん!「冷蔵室」「チルド室」「野菜室」「冷凍室」のそれぞれの内側や、付属のパーツを定期的に掃除する必要があります。

また「製氷機」や冷蔵庫本体の「外側」、「上部や床下」なども、手あかやほこりなどで意外と汚れているもの。すっきりと拭き上げて、いつも清潔に使えるよう心がけましょう。

冷蔵庫掃除をスムーズにするための前準備

1. 掃除の計画を立てる

冷蔵庫のすべての箇所の掃除を一日で済まそうとすると、とても大変!どうしても面倒くさく思ってしまいがちです。「今日は冷蔵室とチルド室」「今日は冷凍室と製氷機」といったように何日かに分けて作業すると、あまり時間もかからず心の負担も軽減できますよ。

2. 中のものを取り出す

拭き掃除をする直前に、冷蔵庫の中の食材や調味料類をすべて取り出します。その際、賞味期限・消費期限切れのものがないかチェックして、不要なものは処分しましょう。食材の一時保管場所として、保冷バッグやクーラーボックスがあると便利です。

3. 重曹水を用意する

冷蔵庫内に使う洗剤として最適なのが、重曹水です。油汚れや手あかなどの皮脂汚れを落とす効果があり、食用の重曹を使って作れば食品のある場所でも安心して使えます。

作り方は簡単!を溶かすだけ。スプレーボトルに入れて使うと、シュッと吹きかけられるので拭き掃除に便利ですよ。水の代わりに40度くらいのお湯を使うと、さらに洗浄効果がアップします。

冷蔵庫内の掃除

冷蔵庫内は放っておくと汚れがこびりつき、カビが生えてしまうことも!直接口に入れるものを保管する場所なので、できるだけ清潔にしておく必要があります。

のそれぞれを、重曹水を使った拭き掃除できれいにしましょう。

用意するもの

・重曹水……1回で使い切れるだけの量
・清潔な布きん……数枚
・スポンジ
・市販の除菌スプレー

コツ・ポイント

雑菌を増やさないよう、必ず清潔な布きんを使用します。ドアポケットの隅など汚れが取れにくい箇所は、綿棒や清潔な歯ブラシなどを使うと便利です。水分が残っているとカビが生えやすいので、しっかりと拭き取りましょう。

掃除の手順
1. パーツを外し、食器用洗剤を使ってスポンジで洗う。

付属の棚やドアポケットなどをすべて外し、隅々まで丁寧に洗います。そのあと清潔な布きんで水分が残らないようしっかり拭いて、乾かしておきましょう。

2. 重曹水を吹きかけた清潔な布きんで、庫内全体を拭きます。

汚れが気になる箇所は、直接重曹水を吹きかけてもOKです。庫内全体がきれいになったら、清潔な布きんで水拭きをして仕上げましょう。

3. パーツを庫内に戻し、除菌スプレーを吹きかける。

庫内に洗ったパーツを戻します。さらに除菌スプレーを吹きかけて、庫内全体の除菌をしておきましょう。

4. 食品を戻して完了!

最後に、食品や調味料を庫内に戻して完了です!あまり詰め込みすぎないようにし、奥のものも取り出しやすいよう整理しながら並べましょう。

製氷器の掃除

冷蔵庫の掃除でつい忘れがちなのが「製氷器」の存在。常に水が入っていてカビが発生しやすい箇所なので、こまめに掃除をしておく必要があります。

用意するもの

・食器用洗剤
・スポンジ

コツ・ポイント

掃除を機に、製氷フィルターの交換時期がきていないかもチェック。氷ににおいがついたり、フィルターが黒ずんでいる場合などは新しいものに交換しましょう。

掃除の手順

製氷器のパーツをすべて外し、、そのほか給水タンクなどは食器用の洗剤とスポンジで洗います。最後に再び組み立てて水を入れ、冷蔵庫内に戻しましょう。

ドアまわりの掃除

冷蔵庫の外側は、手あかなどの皮脂汚れがつく箇所。特にドアの取っ手部分は触る機会が多いので、こまめな拭き掃除が必要です。

用意するもの

・重曹水
・清潔な布きん
・綿棒

コツ・ポイント

ゴムパッキン部分の掃除も忘れずに!一度カビが生えたらなかなか落とせない部分なので、掃除のたびにチェックして細部まで丁寧に汚れを拭き取りましょう。

掃除の手順

重曹水を吹きかけた清潔な布きんで、冷蔵庫本体の外側全体を拭きます。取っ手の部分やゴムパッキンなどの細かい部分は、綿棒を使うなどして汚れを取り除きます。最後に清潔な濡れ布きんで拭き上げて完了です。

冷蔵庫の上部と床下の掃除

つい見て見ぬふりをしてしまいがちなのが、冷蔵庫の上や床下の部分なのでは?ほこりがたまりがちなので、やり方をおぼえて定期的に掃除をするようにしましょう。

用意するもの

・針金ハンガーとタイツ(ストッキング)で作った道具
・そのほか、雑巾や住居用洗剤など

コツ・ポイント

針金ハンガーを細長く成形し、使わなくなったストッキングやタイツをかぶせた道具を作り、床下の掃除に使います。ほこりがよく取れ、ストッキング部分が汚れたら簡単に取り換えられるのでおすすめです。

掃除の手順

床下の掃除は、冷蔵庫下部のカバーを取り外してからおこないます。針金ハンガーで作った道具を差し込んで、ほこりをかき出しましょう。最後にカバーを戻して完了です。

冷蔵庫上部の汚れは、住居用洗剤と雑巾を使って拭き取りましょう。

冷蔵庫掃除が楽になるひと工夫

冷蔵庫の掃除が少しでも楽にできるよう、ちょっとしたコツをご紹介!日常のほんのひと工夫で掃除がしやすくなったり、頻度を減らせたりしますよ♪

あまり詰め込まない

冷蔵庫の掃除は、中のものを全部取り出す必要があります。普段から保存する食品類の数を抑えておくと、あまり手間をかけずに掃除に取り掛かることができます。

びん類や調味料をボックスにまとめておく

冷蔵庫内の細々としたびん類などは、収納ボックスやカゴなどにひとまとめにしておくと、掃除の際にさっと取り出せて便利です。このとき「お弁当に使う調味料」「朝食に使う食品」などと用途別にまとめておくと、普段使うときにも便利ですよ。

汚れたらサッとひと拭き!

調味料の液だれや、野菜くずなどを見つけたら、キッチンペーパーなどでサッと拭き取っておきましょう。汚れが蓄積しにくいので、冷蔵庫掃除がとても楽になりますよ。

汚れやにおいが目立つ食品の保存は……

せっかくきれいに掃除をした冷蔵庫。内部を汚しやすかったり、においがきつい食品の保存にも工夫をしましょう。

刻みネギなどのにおいがきついものはしっかりとフタが閉まる保存容器に入れたり、液だれがしやすいボトルはキッチンペーパーを敷いたボックスに収納するなどして、冷蔵庫内をできるだけ清潔に保つようにするとよいでしょう。

コツをおぼえて気がついたときにトライ!

冷蔵庫の掃除は年末におこなうものと思っている方も多いと思います。確かに作業としては少し大変そうですよね。

しかしコツをおさえると、案外簡単!年に一度の大仕事にせずに、作業を効率よくブロック分けしながら、気がついたときにトライしてみませんか?冷蔵庫がきれいだと気持ちがよく、料理の意欲もわいてきますよ♪

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