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体重が減ったのに、ハッピーになれない理由

  • 2020.4.17
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体重を減らそうと頑張っている理由はたくさんあるはず。理想の体型になりたいから、総体的に健康を改善したいから、あるいは、最高の気分で結婚式のドレスを着たいからかもしれない。でも、目標達成とあなたの幸福をイコールで結びつけているのなら、これだけは知っておいて。プラスサイズの服を専門に扱うイギリスの小売業者「Littlewoods.com」が実施した調査結果によると、痩せたからといって、あなたが必ずしも幸せになれるとは限らないよう。その内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

この調査では、現在の服のサイズと幸福度、体型に対する自信について2000人の女性に質問した結果、ここ数年で体重が揺れ動いている女性の49%が、サイズ16(日本ではサイズ15)で最も幸福だったことがわかった。一方で、サイズ6(日本ではサイズ5)の女性の52%が曲線のあるカービーな体型を好み、サイズ6〜10(日本では5〜9)の女性は、サイズ10以上の女性よりも、自分の体型に対して最も批判的であることが明らかになったそう。

要するに? 痩せてスキニーデニムが履けるようになったら、一時的に幸せな気分を味わえるかもしれないけど、体重を減らすことで確実に幸せに溢れた人生を手に入れられるわけではない。「私たちを幸せにするのは、見た目を変える目標を達成することではありません」と話すのは、臨床心理学者のアンドレア・ボニアー博士。「痩せれば、自然と人生が有意義な形で変わるものだと考えているかもしれませんが、痩せたとしても、あなたの人生はあなたの人生のままです」。なぜなら、幸せは、体重が左右するものでもすべきものでもないから。「あなたが幸せを感じられずにいる理由は、大抵の場合が、今あなたの人生に起こっている他の要素にあります」と、ボニアー博士。パートナーとの恋愛関係や、ワークライフバランス、総合的な健康状態など。

じゃあ、どうしたら幸せになれるの? 幸福を最終的な結果として求めるのではなく、幸せを感じることを目標の一部にするべきだとボニアー博士は話している。ヘルシーなレシピを見つけて料理を楽しんだり、本当に好きになれるワークアウトが見つかるまでいろんな種類のワークアウトを試してみたり、最高の気分になれるジムウエアを調達してみたり。「もちろん、栄養や健康に関する目標を立てるのはいいことです」と、ボニアー博士。「しかし、特定のサイズになることを目標にするのはやめましょう」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: CASEY GUEREN Translation : Yukie Kawabata

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