黒好きがモノトーンで合わせるべき「白アイテム」5選

かわりの利かない色だから、季節に応じた更新が必要。今ある黒をもう一度整理しながら、さらに新しい黒に目を向けて、可能性をもっと広げたい。何ができる？ どこまでいける？ 組み合わせ次第で飽きのこない、「黒好き」であるがゆえの究極のプラン。

INTERVAL:
モノトーンの進化を止めない
「空気を変える新たな白」
着地点が「モノトーン」だからすんなり受け止められる、新しい白。黒好きに刺さるシャープな白や、黒を理由に着たい甘い白など、黒に負けず、白のストライクゾーンも意外と広いのかもしれない。

LEATHER SKIRT：「強気な白」
「定番ボーダーがクリーンに変わる」
ありふれた柄とはいえ、冬と春とでは気分が違う。白スカートを合わせたクリーンな見せ方は、きっと春ならでは。とはいえ単なるナチュラルではなく、レザーによる「強気な白」で今までのボーダーに新風を。

黒か？ 白か？ 小物の選択でもまた変わる
フラットサンダル 29,000円＋税／nagonstans ボーダーカットソー 12,000円＋税／マカフィー（TOMORROWLAND） レザープリーツスカート 98,000円＋税／ebure バッグ 34,000円＋税／MARROW（4K） サンダルとバッグを黒にすることで、引き締まって辛口な仕上がり。小物を白でまとめると、明るくやわらかに変化。気分で使い分けを。

SATIN PANTS：「エレガントな白」
「あたりまえじゃないシンプル」
同じサテンパンツでも、黒とは少し違う。デリケートな光沢の白のサテンパンツと、チュールトップスのレイヤードで、一見シンプル、でもふつうじゃない。

「新しい白」に埋もれない黒の配分
ニット 26,000円＋税／ATON（ATON AOYAMA） スニーカー 9,500円＋税／コンバース（コンバースインフォメーションセンター） チェックチュールトップス 20,000円＋税／ELIN（クルーズ） 共布ベルトつき白サテンパンツ 45,000円＋税／D/Nero（フィルム） サングラス 25,000円＋税／LAVID 存在感のある白のサテンパンツをひとり歩きさせないためには、それに負けない黒の強さが必要。とはいえ、がんばりすぎに見せたくないから、ベーシックなニットとスニーカー。力まずに黒の分量だけを増やすバランス。

FRILL BLOUSE：「印象に残る白」
「デニムを呼び覚ますデコラティブ」
ワンツールック、しかもモノトーンなら、むしろアクが強いほうがいい。大胆なフリルの白ブラウスも、デニムならちゃんと受け止めてくれるから。

目線を白に集めてスタイルよく
デニムパンツ 11,800円＋税／MOUSSY（バロックジャパンリミテッド） ローファー 14,900円＋税／A de Vivre フリルブラウス 18,000円＋税／ダブルスタンダードクロージング（フィルム） バッグ 18,000円＋税／パロロサ、ソックス 2,500円＋税／ブルー フォレ（ともにロンハーマン） ボリュームのあるブラウスで目線を引き上げ。ほかはユニセックスなムードの黒でまとめてクールダウン。主役はあくまでもフリルブラウスとわかるように。

JUMPSUIT：「気の抜けた白」
「白黒のバランスを逆転」
黒軸のゆるい着こなしのよさを知ったうえで、配色バランスを逆転させれば、それだけで目を引くインパクトに。黒好きだからこそできる新鮮なモノトーン。

絶妙な女っぽさは「少量の黒」が握る
タンクトップ 9,000円＋税／ユナイテッドアローズ（ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア） レースアップブーツ 40,000円＋税／REGAL（リーガル コーポレーション） ジャンプスーツ（4月展開予定） 35,000円＋税／nagonstans ピアス 11,000円＋税／baebae（アイクエスト ショールーム） キレイなデコルテラインを描く黒のタンクトップは、印象を引き締めるだけでなく、女らしさを残すためにも効果的な選択。ジャンプスーツとテンションを合わせてブーツを選び、モダンなワークスタイルへ。

PRINTED T-SHIRT：「ボーイッシュな白」
「モノトーンだからハメをハズす」
ユーズドTシャツとあせたデニムで攻めた、エッジィなスタイリング。ほかの色ではハードにもなりかねないところ、「白」のおかげで適度にクリーン。

黒の違いが生きる遊びのあるモノトーン
パンプス 37,000円＋税／KATIM デニムパンツ 11,800円＋税／MOUSSY（バロックジャパンリミテッド） ジャケット 59,000円＋税／ENFOLD Tシャツ 9,800円＋税／Long Beach Antage ヴィンテージライクなウォッシュ加工のデニム、ジャケットでマットかつ重めな今季らしいバランスをつくったら、仕上げはパンプスでシャープに女っぽく。それぞれの質感、色のトーン、「役割」も違う黒を盛り込むことでスタイルにリズムが生まれ、フラットに見えず存在感のあるカジュアルに。