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体力づくり・免疫アッププログラム「美コア」考案者が教える、免疫維持&アップのコツ

  • 2020.4.15
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今こそ意識したいのは、自分自身を強くすること。

こまめに水分補給すること

「1日に1.5リットルの水を、がぶ飲みするのではなく、こまめに摂取してください。

がぶ飲みしてしまうと血液中内の栄養成分が一気に薄まってしまい、脳が錯覚を起こし発汗を促進させてしまいます。血中の栄養分が不足していないのに不足ぎみになるのを防ぐためにも、こまめな水分補給がおすすめです。

皆さんの体は多くの細胞があり、その細胞のエネルギーとなるものは酸素、水、酵素(アミノ酸)です。栄養が細胞に届かないと細胞の活動がゆっくりになり、免疫を落とすひとつの要因にもなります。それを防ぐためにも、水分は大切なのです」

体力維持は歩数計を目安にすること

「外出自粛前と変わらない体力を維持することはとても大切なことです。まずは以前から歩数を計測していた方は、なるべく自粛中もそれ以下にならないようにしていてください。体力づくりとしての目安は1万歩です。外を歩けなくても、腕を大きく動かしたり、跳ねてみたり、自宅でトレーニングしてみたり、お掃除をすることなどでトータル1万歩を目指しましょう。以前と変わらない体力を保つためにも歩数を目安にしてみてください」

睡眠時間を決めること

「外出自粛やテレワークで考えられるのは夜と昼の逆転です。家でできてしまう事でついつい集中してしまい、脳内のアドレナリンがですぎて体が寝付きにくい状態へと陥ってしまいます。まずは、寝る時間はなるべく決めましょう。

寝る1時間前に腸内体温を少し上げるだけでも眠りにつきやすくなると言われています。ですので、就寝時間の1時間前に温かい飲み物を飲むようにしてみてください。昼と夜が逆転しないよう、朝にトレーニングやウォーキングをするのもおすすめです」

ビタミン全般の摂取を心がけること

「ビタミンDは、紫外線を浴びることで生成される、体内で合成できる唯一のビタミンで『太陽のビタミン』とも呼ばれています。食事から摂取することもできますが、その割合は、太陽光で約90%、食事で約10%といわれています。

室内で太陽光を浴びても、体内でビタミンDは作られないことがわかっています。窓ガラスを通して日差しを浴びても効果がないので、外出はしなくても、ベランダへ出るなどして直射日光を浴びるようにしましょう。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨の成長と健康維持に大きな働きを果たします。その他、免疫向上・糖尿病予防・発ガン抑制にも一定の効果がみられています。また、脂肪燃焼や免疫を維持するにはビタミンCも欠かせません。Cに関しては、とにかく食事から摂取することを心がけましょう。

ビタミンCはアスコルビン酸とも呼ばれる水溶性ビタミンの一つで、体の中では作ることができないため、食事などで外部から摂取しなければならない栄養素です。水溶性であることに加え、熱や中性、アルカリにも弱い栄養素です。生で食べることをおすすめします。

また、ビタミンCは白血球の免疫力を高める働きがあるといわれています。これにより、風邪やウイルスに対する抵抗力が高まると期待されています。

さらに、副腎皮質ホルモンの生成を促す働きがあり、これにより、精神的なストレスだけではなく、痛みや暑さ寒さといった外的なストレスに耐える力となります。

ビタミンCは主に赤ピーマン、芽キャベツ、パセリの含有量が高いと言われています。

ただし、一種類にこだわらず、1週間で様々なビタミン豊富な食材を選んで摂取するようにしてください」

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