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【子ども写真の撮り方】イヤイヤ期の男の子でも上手に記念撮影できるテクニック3箇条!【コソダテフルな毎日 第160話】

  • 2020.4.12
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こんにちは!

緊急事態宣言が7都府県に発令されて、時期的にちょうど入学式が多い日程だっただけに、急遽式が中止になったご家庭も多かったのではないでしょうか。

スーパーに買い物に行こうとしたらちょうどこんな場面に出くわしたのです。


人気が少なくなった正門の前で記念撮影をしたいらしい家族。

もしかしたら式は出席せずに写真撮影だけ来たのかな?

真相は分からないのですが、どちらにせよ下の男の子が動きたい盛りで写真撮影は難航していました。

「お願い!! あと1回だけ!!」とお願いするママの腕をするりとすり抜け、


脱走&ストライキ!

家族そろったまともな写真をどーーーーーしても撮りたいお母さん。

気持ちはよくわかります。

日頃自分も一緒に入った写真を撮る機会なんてめったにないんだし、ハレの日の記念写真は欲しいですよね! なんなら年賀状とかにも使いたいですしね。

ただ2歳、3歳ぐらいの男の子、ただでさえややこしいので、すんなり写真を撮らせてくれる子って少ないんですよねぇ…。

必死に息子にお願いするお母さんと、カメラをにぎりしめたままオドオドしているお父さん。

「もういいんじゃない…? やめようよ」って言いたいけど、それ言ったら奥さんに怒られそうだからやめとこうと思ってるのがヒシヒシと伝わってきます(笑)


実は、私、数年前に少しだけ赤ちゃん~幼児の写真撮影の仕事をしていたことがありまして。

プロでもなんでもないのですが、自分の息子3人と、多数の赤ちゃん・幼児を撮影してきた中で見出した技があるんです。

今日は写真撮影で困っているママのお助けになれればと思って、その技を伝授したいと思います。
よかったら参考にしてみてください。


■子どもに響かないテクニック
まず、よくやってしまいがちなテクニックですが、子どもにはあまり響かないやり方が2つあります。

その1. 名前を連呼する


日常生活の中で「まーくん」って呼びかけると振り向いたりしますが、写真を撮る時に正面からまーくんまーくんって連呼しても子どもは興味を示さない事が多かったです。

たしかに自分に置き換えてみても「ママ!! マママママママ!!!」って呼ばれたところで「だから何!!?」ってなりますよね。
まーくんからしてもそんな感じだと思ってください。

その2. オモチャを振る


これ。女の子だったらいける…ような気がします。

私の経験上、赤ちゃんの頃から男女差ってあるんです。

もちろん女の子でも活発な子はいますし、男の子でもおとなしい子はいますけど、性質的にやっぱり男の子と女の子は違うなぁと感じる事が多かったです。

手にもってフリフリ・カラカラ鳴らしたところで最初こそチラ見はしますが、すぐに「なんだ、そんなもん!」といった具合にフンっ! と興味をなくしてしまいます。

■撮影するママたちに心得てほしいこと
そして、肝心の技を伝える前に、ママたちにも心得ておいてほしい事が3つあります。

その1. とにかくスピードが勝負


何枚撮り直しても最初の1枚が一番よかったっていうことがよくわります。

あと30秒だけ!! とお願いしても、動きたくて仕方がない子どもの30秒は大人の10分ぐらいと思ってください(笑)
同じ場所で10分間写真を撮られ続けたら大人でも「おっっそ…! もうええわ!!」てなりますよね。

今だ!! ってなった瞬間から「10秒」ぐらいがチャンスだと思っていると気が楽だと思います。

その2. 笑顔を求めない


これ、多くのママが陥りがちなのですが、ついつい「笑顔」の写真を求めてしまうんですよね。
かわいいですものね、子どもの笑顔。

ただ、子どもは基本的に作り笑いをしません。
愛想笑いもしない。本当に自分に正直な素敵な生きものです。


なので、笑っていることに固執しすぎず、どんな顔でもその時の顔が一番! と潔く笑顔は諦めた方が親子ともどもラクです。

しかも私の場合、子どもたちが大きくなった今、泣き顔を見てキュン…!! てなる事の方が多いです。

笑ってる顔だけじゃなくて怒ってる顔、泣いてる顔、どんな表情でもそのままカメラに納めてみると将来きっと素敵な思い出になると思います。


その3. 約束を守れない事は言わない


「あともう1枚だけ!」と言ってもついついあともうちょっと…! あともうちょっと!! ってなってしまう可能性が高いので、どうせあと1枚で終わらないのなら、最初から自分の首を絞めるようなことは言わないに限ります。

そして撮影する時に気を付けておいた方がいいことは以下3点。


①とにかく動きが早いので連写で撮るのがベスト。たくさん撮っておいて後でゆっくりいいものを選びましょう。

②少々斜めになっていても、あとからトリミングをすればきちんとキレイになるのでアングルにこだわりすぎなくてもなんとかなります。

③ただし、ピントやカメラの設定だけはぬかりなく!
せっかく撮れたのにピントがズレていた…あぁ…もう一回!
となってもそこからガタ崩れになるケースが高いので
最初の撮影の時に万全の状態で臨めるようにしておきましょう。

さて、以上の事を気をつけてもらったら、いよいよその技術なのですが…

期待させてしまったらすみません。

すごく単純な事なのですが、私がたくさんの男の子を撮影してきて見つけたテクニックです…。

■小さい男の子の撮影テクニック
利き手にスマホ、反対の手に何かを持ちます。

当たって痛くないものがいいので、私はスポンジのカラーボールや小さいお花(軽い造花)を使うことが多かったです。
そして周囲をよく確認してください。


柔らかいスポンジボールを手にもって、まずはまーくんに向かって宣言をします。


いきなりやり始めるんじゃなくて、今から面白い事をするよ~~と宣言して、
「え…?? なに?? なにやるん…?」ってちょっと興味を引くのです。

マジックでもお笑いでもなんでも前ふりって重要ですよね。

はい!!

そうしたらここから
右手はずっと連写!!

そして左手のボールは真上にポーーーーーン!!!! と放り投げます。


ほどほどに、でも、すぐに落ちてこないぐらいの高さに投げます。
(周囲はよく確認してから行ってくださいね…!)


男の子は「振る」だけじゃ興味示さないんですよね。

不思議と「投げる」「動かす」と動きが止まるんです。
そして集中します。


狩人の名残が残ってるのかなんなのか、本当にそういう子が多かったんです。


ポーン!! とボールを上にあげた瞬間に連写をしまくりますが、お母さんの目線はボールを見ずにカメラのレンズをバチィッ!!! と見つめたままにしておいてください。

たぶん、まーくんは笑顔というより、


「はい!!!?」みたいな顔になってるかもしれませんが、泣いて暴れてるよりかはもうマシだということでご容赦頂きたいです。


自分ひとりで投げて、連写してって難しい場合は、連写係をママ友にお願いしてボール投げをパパがやるとか…なんかそのへんの人とうまいこと協力してやってみてください(雑)

あと、「面白い事をやるよ~~」と宣言したわりに


って感じで見つめてきたりする子も多いですがそこも気にしないでいましょう。

とにかく

・スピード勝負
・笑顔を欲張らない
・柔らかいものを真上に投げて連写で撮る、

これが私のイヤイヤ期ボーイズ写真テクニックでした。

よかったらやってみてください。

(オギャ子)

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