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愛されるよりも愛したいマジでは正しい?!幸せを感じる恋愛はどっち…?

  • 2020.4.9

愛されている女性を見るとつい羨ましくなってしまいますよね。特に彼氏や旦那に愛されている女性は幸せそうにみえます。でも実は、女性にとっても男性にとっても幸せを実感するのは愛する恋愛。愛されている人の方が幸せそうにみえるのに、実際には愛する恋愛が幸せな理由を紹介します。

愛されることが幸せそうなのは理想だから

誰かに愛されていると感じる瞬間は、自分の存在を認めてもらったようで嬉しくもあり、幸せを感じますよね。わかりやすい例でいえば子供です。子供は親や周りの大人に褒められることで自我に自信を持ち、周囲はその姿を見て、愛されているんだなぁと感じて「愛されていること」を羨ましく感じます。

また、多くの人が読む漫画も人々の理想の恋愛図がわかりやすく描かれている良い例です。特に男性・女性向けと異性用に作られた恋愛漫画は、お互いの理想の恋愛がかなりわかりやすく描写されています。女性でいえばイケメン・強引なのに自分には優しい男性、男性でいえば清楚・おとなしい・コミュ障なわりに自分にはおせっかいな女性が主人公の相手役として描かれることが多いですね。

どちらも同性からすると、そんな男(女)いねーよとツッコミたくなりますが、漫画の主人公の相手役には男女ともに共通する点があります。それが、必ず主人公を好きなこと。要するに、私達が憧れる恋愛は男女ともに「愛される恋愛」が理想なのです。漫画の主人公にいいなぁと思いを抱くように、どんな人間でも自分が愛するよりも愛される方が幸せな恋愛だと思っています。
しかし、実際に愛される恋愛では、人間は幸せを感じることはできません。

実際は愛している方が幸せを感じやすい

愛される恋愛をしている人は幸せそうにみえますが、実は実際はそこまで幸せを感じてはいません。反対に、好きな相手に振り回され泣かされ傷ついていたとしても、愛する恋愛をしている人の方が幸せを感じているのです。
なぜか…?それはそこに「自分が」愛するという自分の意思が働いているからです。

また子供を例に出しますが、自分では何もできない新生児の赤ちゃんは無条件で母親を筆頭に周りから「かわいい」と愛されますよね。しかし、現実よく泣いています。泣くのは自分の意思表示ではありますが、意思を出せたとしても実際に自分で対処することができません。自分を愛してくれている他人が何かしてくれるのを待つしかないのです。

そのため、常に不満が新生児の中では日が経つごとに溜まってきます。そこで自分の力で初めて寝返りを始め、はいはいに進化、そして最後には立ち上がり歩き出します。その時点で新生児のように他人に対して泣くだけの必要がなくなってきます。言葉を喋ったり、手足を使って訴えたりし始めますよね。それが愛することの始まりです。

他人に愛されて何かを得るよりも、自分の意思で愛して何かを成し遂げる方が達成感という名の満足感が大きく、満たされた気持ちが広がります。それは子供が大人になっても変わりません。また愛情の幸せも達成感がベースでもあるのです。誰かに与えられたものでなく自ら欲しいと選んだ人からの愛情を得ようと努力することは、達成感を感じやすいため、強い幸せを感じやすいのです。

人間は誰かに与えられた愛情に感謝をすることはあっても満たされることは、実は愛する感情よりも少ないんですね。それほど、誰かを愛すると思う感情はかなり強力な感情です。なので、自分の意思で相手の愛情を求めて誰かを愛することの方が、愛される恋愛をするよりかもはるかに幸せであるといえるのです。

恋愛の幸せは他人にはわからない

外から見れば幸せそうな恋愛も、本当に幸せなのかどうかは本人以外にはわかりません。なかには本人でさえわからない人もいますよね。それは心から誰かを愛した経験がない人です。無性に相手がほしいと思えたり、相手のために何でもできてしまうようなアガペー的な感情は他人を愛したことがある人にしかわかりません。

そのため誰かから愛された時に、これが恋愛の幸せなのかな…と愛される方が幸せだと勘違いしてしまうのです。幸せは穏やかで安心感がある感情だけではないと覚えておきましょう。激しく落ち込んだり、相手のたった一言でテンションが盛り上がってしまうような恋愛をしている時が、実は恋愛で幸せを感じている瞬間なのです。

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