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新型コロナに感染したステージ4のがん患者が遂げた奇跡の復活物語

  • 2020.4.8
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ロンドンのバイクエクササイズジム「Cyclub」のオーナーでインストラクター、そして2児のママでもあるヒラリー・ベントウッドさん(49歳)。

彼女はステージ4のがんを患っていると昨年診断され、卵巣と腫瘍を摘出する手術を昨年12月に行ったばかり。

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

※また、日本における新型コロナウイルスに関する最新情報については厚生労働省やWHOのサイトをご確認ください。

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新型コロナウイルスの症状が彼女に出始めたとき、最初は化学療法の影響かと思っていたそう。けれど倦怠感と高熱、息をするのも苦しいぐらいの咳だったことから病院へ。

ヒラリーは好中球減少性敗血症(がんの治療に用いる薬の副作用によって好中球が少なくなり、病原体を排除しにくくなるため、感染症を起こして発熱する病気)か新型コロナウイルス感染症のどちらかと言われたそう。

「好中球減少性敗血症ではないって聞いたときは安心したけれど、酸素と点滴をつながれて…。2日後には新型コロナウイルスの検査結果が出て、陽性だとわかったの」

どちらであっても命に危険を及ぼす病気。実は彼女の担当腫瘍内科医によると、化学療法の患者は免疫システムを弱めているため、新型コロナなどの感染症にかかりやすく、合併症を引き起こす可能性も高いという。そんな状況の中、生死の境をきりぬけ、ヒラリーは見事に回復!

退院してから隔離生活を送っていた彼女。ジムも休業しているものの、4,000人の会員のために現在はオンライン配信をInstagramのライブ配信やIGTVなどを使ってワークアウトを実施中。必要な器具を購入して子ども部屋を動画配信用に変身させたんだとか。

「健康のためにも、起きて動き出さなきゃって思うの。自分を強くして、トレーニングしないといけないわ。もう何年もそう。その気持ちが、私ががんやコロナウイルスにかかる前から助けてくれていて、今でも人生の光。やるべきことがあって、教えるべきクラスがあって、ディスプレイに映さないといけない体がある」
「死ぬには若すぎるわ。まだやるべきことがたくさんあって、それが私をポジティブにする理由なの。ステージ4のがんよりも、もっとやるべきことがある。家族を置いてはいけないわ。シャーロン(共同オーナー)も含めて、友達やCyclubも」
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Fighting the battle fit and strong. While many are shocked how someone so fit and healthy can get cancer, we focus instead on how the fitness and strength enable a stronger fight, a faster recovery and greater emotional well-being from exercise. We ❤️ u @hils_bentwood #nevergiveup #teamhils #fightcancer #staystrong #stayfit #staypositive #spin #spinning #indoorcycling #boutiquespin #groupcycle #workout #cardio #intervaltraining #healthy #happy

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がんの化学療法で髪の毛を失ってしまい、今ではウイッグをつけているヒラリー。「ウイッグが頭についていればそれで十分よ」と彼女らしくポジティブ!

そして最後に家族や友達、ジムのコミュニティがいかにサポートしてくれているかを話した。

「私の癌の診断は爆弾だったけれど、みんなからの愛と友情があるから頑張れるの。みんなが私にしてくれた、ここ数ヶ月の継続的なサポートのことを考えただけで感情的になるわ」

毎日生き続けられることが当たり前ではないと、気づかせてくれるのヒラリーのエピソード。重症化の可能性が高い人や周囲の大切な人、自分自身を守るためにも、私たちが今できることを続けたいですね。

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