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「本当に好きなのか分からない」その原因は彼?それとも私?

  • 2020.4.8

みなさん、こんにちは。コンサルタントの木村隆志です。
先日、IT企業に勤める22歳の女性から、編集部に以下の恋愛相談が寄せられました。


「一個上の先輩と会社のサークルで知り合い、一目惚れしてわざと待って一緒に帰ったりしていたら、彼が食事に誘ってくれるようになりました。
たまにLINEでやり取りしていて、彼が酔うと『今度会いたい』と書いてきます。デートの約束も何度かしたのですが、私の予定が合わないことが多く会えませんでした。
恋愛経験が乏しく、今彼のことが本当に好きなのかよくわからず、彼が自分を好きなのかもよくわかりません。友人には私の『愛想が無さすぎる』と言われたのですが、どうしてあげたらいいのでしょうか」


お悩みのポイントは、「彼のことが本当に好きなのかわからない」こと。それはたまたまなのか?
それとも彼か自分に原因があるのか?


彼女の取るべき行動とともに考えていきましょう。

LINEのやり取りに意味なし

彼とのコミュニケーションがLINEだけでは、第一印象よりも好きになれなくて当然。
実際に顔を見て、2人きりで話さなければ、親近感も一体感も生まれず、「彼がいい」と言い切れる理由は増えていかないのです。


そして気になるのは、彼が「会いたい」という具体的なメッセージを送っているのに、「私の予定が合わない」とその気持ちに応えていないこと。


女子会、自分磨き、習い事など、プライベートの時間をセーブしてでも彼と会う時間を作って、「この先、好きになれそうかどうか?」を自分の胸に問いかけてみましょう。

そもそも「一目惚れ」は思い込み

一目惚れは、「視覚から入ってきた印象」であり、好きという感情は「一時の思い込み(錯覚)」に過ぎません。すなわち彼女も彼も、今は「好きと思い込みたい」という段階。


それを「本当の好き」に変えるために会話を重ね、お互いの人柄を知り合い、楽しい瞬間を共有していくことが大切であり、それが恋愛の醍醐味です。


恋愛経験が少ない人ほど、「本当に好きなの?」「彼は寂しいだけでは?」などといろいろ考えてしまい、けっきょく何も行動を起こせない傾向があります。
勉強、就職、趣味などと同じで恋愛も多少の失敗を経るなど、経験を積んでうまくやれるようになっていくもの。


あまり考えすぎずに、「まずはやってみよう」「ダメなら次でいいか」という気持ちでいいと思います。

優位に立っても幸せになれない

彼女の文章を読んでいると、気になるところがたくさんありました。


「私の予定が合わない」はわがまま、「友人から愛想がなさすぎると言われた」はマイペース、「どうしてあげたらいいでしょうか」は上から目線。
「タイプだったので一目惚れ」したはずなのに、この感覚は明らかに矛盾しています。


自分を大切にするのはいいのですが、恋愛は2人でするものである以上、相手への気づかいは欠かせませんし、理想は対等の関係です。


もし「私に合わせてくれる男の人」「私の思い通りになる男の人」とつき合えたとしても、それは「いつ壊れてしまうかわからない」もろく、さみしい恋・・・・・・。


実は「自分が相手より優位に立っている恋ほど、幸せを実感できない」ということを覚えておいてください。


(木村隆志/ハウコレ)

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