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『今どき婚活男性が女性に求める3つのキーワード』婚活アドバイザー、植草美幸(第85回)

  • 2020.4.2
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婚活でブランドバッグはNG!


こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。

女性が結婚相手に求めるものといえば、ひと昔前は“三高”(高学歴、高収入、高身長)でした。今は“三平”(平均的な年収、平均的な容姿、平穏な性格)や、“三NO”(暴力を振るわない、借金をしない、浮気をしない)。イケメンよりも安心できる相手、三歩下がってついていきたいと思う男性よりも同じ歩幅で歩いていける男性を求めているのよね。

では、男性が結婚相手に求めているものとは? 女性と同様、男性が求めているものも時代とともに変化していて、いまの婚活の現場で感じるのは「明るい、優しい、包容力」。こちらもひと昔前だったら、華やかな美人だったり、若さをあげる男性がほとんどでした。

でも、いまは「華やかな美人=お金がかかりそう」と敬遠する男性が多いのが現実。真剣交際直前で、「ブランドもののバッグをいつも持っている」という理由だけで、お断りしてくる男性もいるほど。男性はおしゃれに疎い反面、お金がかかりそうなことには敏感なんです。

今回は、結婚後の生活力をアピールすることで、3カ月で成婚を果たした女性のマッチングケースをご紹介します。


CASE
女性33歳・保育士 ♡ 男性36歳・会社員


最近は男性が増えたとはいえ、まだまだ女性が多い保育士として働くこの女性。「職場は女性ばかり。まわりは既婚者ばかりで出会いがありません」とマリーミーに入会してきました。実は、結婚相談所で女性の保育士は人気の職業。すぐにマッチングが成立し、年収900万円のエリート会社員とお見合いすることに。

その後のデートで「カフェのお会計を別々に並んで支払ったんです」と怪訝そうに話す女性に、「真剣交際にも入っていない女性に、男性もそうお金はかけられないわよ」と決断を早まらないことをアドバイス。収入があってもお金にはシビアな男性は多いもの。そこで、お家デートを提案してみたのです。

女性はエプロン持参で男性の家を訪れ、パパッと手料理を作ってみせたといいます。しかも、わざわざ買っていったのではなく自分の家の冷蔵庫にあった食材を持っていたので、普段通りのレパートリー。さらに、男性のキッチンや冷蔵庫にあった賞味期限切れの食材を処分する手際の良さをみせて、がっちり彼の心をゲットしちゃったの。


成婚後に語った、男性がこの女性を選んだ理由


男性の胃袋を掴むことは大切だけれど、「レシピを見ながら料理されても……」「料理に2時間もかかってうんざり」といった男性の声をよく聞きます。そう、手の込んだ料理よりも日常をイメージできることの方が重要。

二人はといえば、トントン拍子で成婚が決まり退会の挨拶に訪れた際、男性は「初デートで老後の話をした人は彼女が初めてでした。経済観念がしっかりしていて、頼りがいがあるなと思った」と言います。

今求められている「明るい、優しい、包容力」。そう、今は男性に頼るのではなく、女性が頼られる存在になっちゃったのよね。昔から一家の陰の大黒柱は奥さんだったのかもしれないけれど、今は表も裏も担わないといけない。婚活も結婚生活も上手くいく秘訣は、やっぱり女性がリードしていくことよ。




*個人情報保護のため、一部アレンジしています。

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