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もっとディープな旅してみたくない?魅惑の中欧・東欧巡りで外せない国厳選10選

  • 2020.4.1
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ヨーロッパ旅行といえばスペインやフランスなどが王道ですよね。でももっと違うヨーロッパの一面を見てみたい!と思っている方におすすめなのが中欧・東欧巡りです。中欧・東欧にはまだまだ日本で馴染みのない魅力的な国がたくさんあります。そこで今回は中欧・東欧巡りにおすすめの国厳選10選を実際に中欧・東欧の国を巡った筆者がご紹介します。(※掲載されている情報は2020年3月記事公開時点のものです。必ず事前にご確認ください。)

中欧・東欧巡りの魅力とは?

せっかくのヨーロッパ旅行、様々な国や文化に触れたいですよね。中欧・東欧諸国にはポーランドやウクライナなどまだまだ日本では馴染みの少ない魅力ある国がたくさんあり、またヨーロッパの中でも物価が安い国が多いのでリーズナブルな値段で色々な国を見て回ることができるんです。そこで今回は中欧・東欧巡りには欠かせないスポットとそこでやりたいことをご紹介していきます。

1. ドイツ・ベルリン

中欧・東欧巡りの旅でまずおすすめな場所はドイツの首都ベルリンです。ベルリンはドイツの東に位置しているため、隣国からも訪れやすいスポット。ブランデンブルク門、連邦議会議事堂などドイツの中でも主要な観光スポットが点在しています。

絶対に見るべき”ベルリンの壁”へ

そんなベルリンに来たらまず訪れてみてほしいのがあの有名な「ベルリンの壁」です。かつてドイツ東西を分断していた壁は今では様々なアーティストたちが描くオープンギャラリーとしてたくさんの観光客を集めています。特に「イースト・サイド・ギャラリー」エリアには面白いアートが並んでいておすすめです。

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ベルリンの壁

カフェ巡り

クールでヒップなベルリンの街にはオシャレなカフェがたくさんあります。その中でもおすすめはクロイツベルクにある「Five Elephant(ファイブエレファント)」というカフェ。濃厚でサクサクのタルト生地がたまらないチーズケーキをいただくことができます。ベルリンを訪れた際にはぜひカフェ巡りをして楽しんでみてくださいね。

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Five Elephant Kreuzberg

2. ポーランド・クラクフ

中欧・東欧で外せない国といえばやはり地理的にも存在感の大きいポーランドですよね。ポーランドには様々な特徴をもつ都市や街が多く存在しており、その魅力は語り尽くすことができません。そんなポーランドも特におすすめの都市はポーランド第2の都市「クラクフ」です。

まずは旧市街を散策

ポーランドには美しく、可愛い旧市街がたくさんありますが、「クラクフ」にも広大で美しい旧市街があります。中世の面影が残る街では、通りのいたるところで馬車が走っているのを見かけます。また暖かい季節にはテラス席にて美しい旧市街を眺めながら食事をとることができます。

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クラクフ旧市街 Historic Old Town

人生に一度は行っておきたい場所へ
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by conamore

ポーランドに来たらぜひ一度訪れてみてほしいのが、あの世界的にも有名な「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」です。クラクフ出発のツアーなどを利用することで訪れることができます。今でも多くの人に戦争の悲惨さを伝えている場所、ぜひ興味のある方は訪れて見てください。

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アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所

3. オーストリア・ウィーン

次にご紹介するのはオーストリアの首都ウィーンです。有名な音楽家たちが活躍した芸術の都であるウィーンには「ウィーン楽友協会」や「音楽の家」といった音楽に関わるスポットからシェーンブルン宮殿などの歴史的建造物を鑑賞できるスポットなど様々な観光スポットがあります。

”本物の音楽”を堪能する

そんなウィーンでは本場の音楽にどっぷりと浸る旅をしたいもの。「ウィーン楽友協会」は世界でもトップの実力をもつウィーン・フィルの本拠地として知られている場所です。世界最先端の音響が揃うコンサートホールでもあり、最高の空間でミュージカルやオペレッタなどの作品を鑑賞することができます。

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ウィーン楽友協会

ウィーン名物”ザッハトルテ”を召し上がれ

またウィーンの名物といえば「ザッハトルテ」です。チョコレート生地をさらに上からチョコレートでコーティングしたとっても甘いスイーツ。そのスーツをいただけるおすすめのお店は「カフェ ザッハー ウィーン」です。「ホテル ザッハー ウィーン‎」に併設しているカフェで、豪華なインテリアでまとめられた上品な雰囲気が漂うお店ですよ。

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Café Sacher Wien

4. チェコ・プラハ

次にご紹介するのはチェコ・プラハです。世界で一番美しい街とも言われており、モルダウ川に架かるカレル橋やプラハ城を一望する景色はまるでおとぎの国の世界。プラハの魅力はとまることを知りません。

チェコ名物”トゥルデルニーク”を食べる

チェコの街を歩いていると、甘い香りによく出くわします。その香りの正体はチェコの名物スイーツ「トゥルデルニーク」です。小麦粉の生地を丸いパイプに巻きつけて焼いて、シナモンや砂糖などをつけていただくお菓子。様々なフレーバーがあり、中にアイスクリームやホイップクリームを入れたものまであります。プラハには至るところにトゥルデルニークを販売しているお店があるのでぜひ一度食べてみてくださいね。

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Trdlo

絶景スタバでチルしよう

おすすめのチルスポットはプラハ城近くにあるスターバックスです。こちらのスターバックスのお店からは世界遺産にも登録されている「プラハ歴史地区」の街並みを一望することができます。プラハ城を訪れた際にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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Starbucks Prague Castle

5. ハンガリー・ブダペスト

次にご紹介するのはハンガリー・ブダペストです。”くさり橋”と呼ばれている「セチェーニ橋」が街のシンボルともなっているブダペストには、世界遺産に登録されている地下鉄など見所のある観光スポットが点在しています。

ゴージャスな露天風呂を堪能

ハンガリーでは温泉に入ることができるとご存知でしたか?ブダペストにある「セーチェニ温泉」には地元の人から観光客まで多くの人が訪れます。家族連れで訪れる人も多くワイワイとした雰囲気が特徴的。温泉でチェスをしている光景もこちらの温泉で見ることができます。旅の疲れを癒すことができるスポットですよ。

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セーチェニ温泉

中央広場でお土産をゲット

旅に欠かせないものといえばその地域の食文化をチェックすることですよね。「ブダペスト中央広場」はブダペストの台所。珍しい食材やフードを目にすることができます。またパプリカ調味料や蜂蜜、ワインといったブダペストならではのお土産をリーズナブルな値段でゲットすることができます。

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ブダペスト中央市場

6. エストニア・タリン

バルト三国の一番北に位置する「エストニア」。首都タリンは、海に面した美しい街です。静かに時が流れ、旧市街を歩けばまるで中世にタイムスリップしたかのような気分に浸ることができます。また海岸も近く、魚介を使った料理が楽しめるのも魅力の一つです。

旧市街で東欧らしい建築物に出会う

旧市街の中で一際目立つ建築物が、こちらの「アレキサンドルネフスキー聖堂」。東欧らしい「ビザンティン建築」で、丸い屋根がとっても可愛らしいですよね。色使いもとっても派手で、中もとっても豪華。しかし内部は撮影できかったのでご注意くださいね。

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アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

古都を感じるフォトジェニックスポット

タリン旧市街でもう一つおすすめなのが、こちらの「カタリーナ通り」です。まるで絵画のように美しいこちらの通りには、職人が作った伝統工芸品などが並んでいます。また素敵なレストランなどもあるので、お食事をするのにもぴったりです。

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聖カタリーナ通り

7. リトアニア・カウナス

リトアニアといえば首都の「ヴィリニュス」が有名ですが、今回はもっとディープな古都「カウナス」をご紹介。こちらはかつてリトアニアの首都だった街で、のどかな雰囲気を楽しむことができます。街には人も少ないので、のんびりとした旅行を楽しみましょう。

命のビザを発行した「杉原千畝」の功績をたどる

第二次世界大戦中に、迫害されていたユダヤ人に「命のビザ」を発行したことで有名な「杉原千畝」。その功績が展示されているのが、かつての日本領事館を改装した「杉原千畝記念館」です。彼の生涯や活動が事細かに展示されていて、見ごたえもバッチリです。

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杉原千畝記念館

ちょっと地味で趣深い!13世紀の要塞もチェック

13世紀に建てられた「カウナス城」は、赤レンガ造りの建物です。ここまで古いお城が残っているスポットは、あまりないのだとか。見た目は他のヨーロッパ建築に比べて地味ですが、だからこそ冒険心をくすぐるような雰囲気を楽しむことができますよ。

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カウナス城

8. スロバキア・ブラチスラバ

次にご紹介するのはスロバキア・ブラチスラバです。スロバキアというとあまり馴染みのない国ですが、美しくて雄大な自然や歴史的建造物が溢れている魅力のある国。特にドナウ川に面した都市「ブラチスラバ」はスロバキアの首都でもあり多くの観光客から人気のある街です。

可愛らしいブルーチャーチを見つけてみて

そんなブラチスラバにあるおすすめの観光スポットは青い教会という愛称で親しまれている「聖エリザベス教会」です。1900年代に建造されたゴシック様式の美しい教会。旧市街からも近くアクセスも良好。ブルーを基調とした可愛らしい外観と内観が、乙女心をくすぐります。

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聖エリザベス教会 (青い教会) St Elizabeth's / Blue Church

迫力のある歴史的建造物を鑑賞

ブラチスラバでおすすめの歴史的建造物は「Devin Castle(デヴィーン城)」です。歴史を感じることができる壮大な景色をもつお城として知られています。ナポレオンが1800年代に攻め落としたと言われており、現在では半廃墟になっていますが、今でもかつての威厳を感じることができるスポットです。(毎年4月から10月の間に一般公開されています。)

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デヴィーン城 Devin Castle

9. セルビア・ベオグラード

次にご紹介するのは、セルビアの首都「ベオグラード」です。「セルビア」と聞いてピンと来ない方も多いかもしれませんが、かつてユーゴスラビアの首都だった都市です。立派な建築から、社会主義の面影を残す薄暗くて地味なビルまで、他では味わうことができない雰囲気が漂う建物が多いのが特徴です。

大きくて荘厳な大聖堂は必見

「聖サヴァ教会」は、ベオグラードを代表する正教会の一つ。大きな広場は水が流れ、人々の憩いの場になっています。その先に立つ大聖堂は、見ることができない大きな丸い屋根が見どころ。夜にはライトアップもされるので、ぜひ見てみてくださいね。

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聖サヴァ教会

静かな街だけど、夜は賑やかで美しい!

ベオグラードの観光の中心地である「スカダルリヤ通り」。道端にたくさんのレストランがひしめき合い、夜になればオレンジの光に照らされながら賑やかな雰囲気になります。道端で伝統のお酒「ラキア」のショットが屋台のように販売されていたり、驚きの光景も見ることができますよ。

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スカダルリヤ通り

10. ウクライナ

最後にご紹介するのはウクライナです。ウクライナは他の中欧・東欧諸国ともまた一風変わった雰囲気をもつ魅力的な国。特にウクライナの首都キエフは長い歴史のある街で、隣国ロシアの文化を強く反映した建造物が特徴的です。

教会・大聖堂巡り

キエフには美しすぎる教会や大聖堂が点在しているので、教会巡りには最適の場所。様々な顔をもつ歴史ある建造物に思わず見惚れてしまいます。特に1700年代に建てられた「聖アンドレイ教会」は必見です。バロック様式の外観とロココ様式の内観になっており、1つの建物で2つの様式を見比べることができますよ。

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聖アンドレイ教会

愛のトンネルを見つける冒険へ

さらに旅慣れしている方におすすめしたいのがウクライナにある「愛のトンネル」を訪れてみることです。緑で溢れた非現実的な光景が広がっている観光客にも人気のスポット。首都キエフから行くにはかなり距離があり時間がかかる難所ですが、感動的な光景に出会うことができますよ。

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愛、恋のトンネル(The tunnel of love)

人気が沸騰する前に!

いかがでしたか?中欧・東欧巡りで訪れたいおすすめの国とその都市をご紹介しました。同じヨーロッパといってもやはり国によって言葉も変われば文化も変わります。またまだまだ日本では馴染みのない国や都市も多いために、自分だけしか知らない新しい発見に出会うこともできますよ。ぜひ今回の記事を参考にアクティブなヨーロッパ旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。(なお情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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