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デニムによる、デニムのための服|その万能さにあまえて着たい9つのスタイル

  • 2020.3.31
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服の中でも「デニムが似合う人」という表現は、例外なくほめ言葉にあたると思う。デニムにはそんなポジティブな魅力と、かわりのきかない何かがある。だからこそ、あらためて「素敵なデニム姿」だけに焦点をあてたい。理由はあとからついてくる。デニムをよりよく見せるためのインスピレーション。

「こんなときこそ、デニムの出番」
あらためてやってみたいことや新しいことを始めるきっかけ、ちゅうちょしていた「攻め」の選択など。デニムにそなわる万能さが、そんな願望や期待にこたえてくれる。

何年たっても色あせないデニムとボーダーに立ち返る


ブラウン×白ボーダートップス 4,900円+税/Ungrid 肩にかけたブラウンスエット 8,000円+税/PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ 渋谷店) デニムパンツ 12,800円+税/ROLLAS(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) サングラス 30,000円+税/LAVID スニーカー 5,800円+税/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) 黒×白ではなく、ブラウン×白のボーダーで、無難すぎないわずかな気分転換からスタート。

”かわいいトップスをならす目的”
見た目につい惹かれながらも、単体だと少々甘いデザイントップスに必要なカジュアルダウン。簡単かつ明快にくだけた印象へと変化する、「デニム」の力の見せどころ。

PIN DOT SHIRT
とろみシャツと無骨なデニム。テクスチャーでもギャップを意識



グリーン×白ドットシャツ(メンズ) 36,000円+税/エキップモン(サザビーリーグ) ロールアップデニムパンツ 10,000円+税/PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ 渋谷店) ショートブーツ 9,990円+税/SLY(バロックジャパンリミテッド) ガーリーなドットもBIGシャツなら甘すぎない。渋いグリーンとインディゴの深みのある配色も甘さひかえめに見える理由。

FRILL BLOUSE
TOO MUCHな甘さには、よりカジュアルなデニムをぶつける


白フリルブラウス 29,000円+税/ルール ロジェ(ブランドニュース) ウォッシュデニムオーバーオール 46,000円+税/RH ヴィンテージ(ロンハーマン) サングラス 42,000円+税/BJ CLASSIC COLLECTION(Eyes Press) サンダル 34,000円+税/JANE SMITH(UTS PR) デニムの中でもよりラフな古着風のオーバーオールだからためせる、ガーリーな白をレイヤード。

”赤の気分、白の気分”
ある意味派手な色よりも意思を感じさせ、存在感を放つこの2色。デニムが入ることで、その独特な印象も和らぐ効果が。赤と白をよりよく見せるために選ぶべきデニムとは?

トーンの異なる白を重ねてシンプルな中に奥行きを


白ビッグタックシャツ 32,000円+税/カレンテージ(ブランドニュース) 肩にかけたニット 6,990円+税/SLY、白カットオフデニムパンツ 15,000円+税/BLACK BY MOUSSY(ともにバロックジャパンリミテッド) シューズ 16,000円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) これでブルーデニムだとやや無難。くすんだ白デニムにすることで、カジュアル以上のたたずまいに。

切っても切れない「赤とブルーデニム」のゆるぎない関係


赤ギャザーブラウス 31,000円+税/FUMIE TANAKA(ドール) ウォッシュデニムパンツ(3月発売予定) 12,800円+税/ROLLAS(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) お互いを高め合う、赤とブルーデニムの安定感のある配色。どこかなつかしいデニムのあせたニュアンスが、たっぷりとギャザーが入った特別感のある赤ブラウスを、より華やかに引き立てる。

”デニムの日こそ、手を抜かない”
カジュアル、気楽とされがちなデニムであえて気張る。たとえば、背筋が伸びるセットアップで。デニムとは思えない品のある淡色と、しなやかなシルエットが、「オシャレしたい日に手にとるデニム」への理由を強めてくれる。

DENIM SET-UP
洗練されたデニムだからこそロゴスエットの遊びも生きる


デニムジャケット 48,000円+税、ハイウエストデニムパンツ 41,000円+税/ともにマディソンブルー(ドローイング ナンバーズ 南青山店) ロゴスエット 7,000円+税/Ungrid ベルト 7,500円+税/TODAYFUL(LIFEs 代官山店) ソックス 1,800円+税/CHICSTOCKS(ノーデザイン) ローファー 14,900円+税/A de Vivre 品格を保てるメンズライクなレザー小物を。

”カジュアルにもっとこだわりを”
あえてひねらず、イメージに沿った「原点に返る」ようなスタイリングには、デニムのよさを再確認できるきっかけがひそんでいる。カジュアルを得意とする「メンズの着こなし」もヒントに。

MENS LIKE SWEAT
サイジングもラフな重ね着も「古着がうまい」メンズがヒント




黒スエットトップス 1,900円+税/原宿シカゴ 神宮前店 中に着たTシャツ 11,000円+税/CAN PEP REY(Diptrics) ウォッシュカットオフデニムパンツ 13,800円+税/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) ピアス 2,500円+税/MOSAIC(ROSE BUD 新宿店) シューズ 21,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa 着こなしは”THE メンズ”なだけに、ピアスやシューズなど、細部は女っぽさを意識し、バランスを調整。

MILITARY COAT
縦の流れを促すパンツで無骨なレイヤードの力を抜く



カーキコート 23,000円+税/GENE HEAVENS(ROSE BUD 新宿店) デニムシャツ(別注) 15,000円+税/ラングラー(ジャーナル スタンダード 表参道) グリーン×白ストライプパンツ 24,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) ピアス 23,000円+税/エナソルーナ(エナソルーナ神宮前本店) パンプス 30,000円+税/PIPPICHIC 繊細なストライプパンツとパンプスが抜け感づくりの要。

”ジャケットで背伸びしたい”
ニットの心地よさやスエットの気楽さをへて、たまには必要な「ジャケットの緊張感」。正統派なブレザーでも決してかた苦しく見えない、ナチュラルでいられる白Tとデニムとともに。

NAVY BLAZER
こだわり抜かれたシンプルを集めたいつ見ても惹かれる「王道」の強み


ネイビージャケット 19,000円+税/ユニオンランチ(サザビーリーグ) 白Tシャツ 12,000円+税/ヴィンス(Vince 表参道店) デニムパンツ 7,800円+税/ミラ オーウェン(ミラ オーウェン ルミネ新宿2店) スカーフ 3,900円+税/原宿シカゴ 神宮前店 バッグ 43,000円+税/カパフ(メゾン イエナ) 知的でかわいげもある、パリジェンヌのデニム姿からインスパイア。

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