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猪瀬直哉が描く、ロマンティックで空虚な世界。

  • 2020.3.30
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Naoya Inose, Melancholia, 2020 (c)Courtesy of the artist
Naoya Inose, Melancholia, 2020 (c)Courtesy of the artist

ユーモアの効いた作風で知られる猪瀬直哉。アイコニックで洗練された作品は、一目みれば彼のものだとわかるほどだ。高橋コレクションやベネトンコレクションなど、錚々たるコレクションにも収蔵されている。

現在、個展「ロマンティック ディプレッション」がギャラリー、ザ・クラブにて開催されている(※アポイントメント制)。本展覧会では、猪瀬がリサーチの為に訪れたアイスランドで見た壮大な景色をもとに描いた新作の他、代表的なモノリスやペンギンの作品に加え、近年力を入れているテレビのカラーバーをモチーフにしたシリーズも展示されている。

新作では、現代社会の混沌とした空気とともに、終末的な風景をロマンチックに描き出している。空虚ではあるけれど、どこかノスタルジックで鑑賞者の胸を打つだろう。

Naoya Inose, Color dream, 2020 (c)Courtesy of the artist
Naoya Inose, Color dream, 2020 (c)Courtesy of the artist

ロマンティック ディプレッション(Romantic Depression)

期間/3月14日(土)〜5月9日(土)

場所/ザ・クラブ(THE CLUB)東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F 銀座蔦屋書店内

時間/11:00~19:00(アポイントメント制)

Tel./03-3575-5605

要予約/info@theclub.tokyo

http://theclub.tokyo

Text: Mei Fujita

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